コロナの恐ろしさ～命の優先順位をつけなきゃいけない現状も～

東京都を始め、日本の感染者数がじわじわと増えてきていることに、とても不安を感じている。

海外が今、大変な状況になっているのを”他人事”として捉えている場合ではなく、日本は他国から学び、同じような惨事を繰り返さないように努めなければならない。

かく言う私も、”北海道はもう安全だ”なんて、楽観視していたのだけれど、この動画を見たら、そんな風に楽観視していることが本当に申し訳なく感じた。

スペインの医師が涙を流しながらマドリードの現状を伝えています
動画中の中国語字幕に対する日本語字幕を追記しました
(スペイン語からの翻訳ではありません) pic.twitter.com/NgfsAd957o

— Lucy Xu (@hjxu1992) March 25, 2020

スペインの医師が涙を流しながら、医療の過酷な現状を訴えている。

スペインでは医療機関がパンクし、６５歳以上の人の人工呼吸器を外して、ただ死を待たなければならない。
全ての人に使える数がないため、より若い人に譲っている。こんなふさわしくない方法で死なせてはいけない。

この医師の声、表情、全てから、同じことを日本で繰り返してはいけないと感じた。

６５歳以上の人は命の優先順位が低く、若い人の命が優先される。

「助けて欲しい」

という声を、ただだまって聞くことしかできない医師の辛さ…。

これ以上、日本でも感染者数が増加し、重篤化した患者が増えると、同じことが起こりえるのだろう。

今は、自粛生活が少し辛いと感じるだろうけれども、”家にいるだけで世界は救える”と信じて、一人一人の行動を変えていく時期なのだと思う。

感染症専門医からの呼びかけ。

・3つの「密」を避ける
・50人以上が集まるイベントに参加しない
・風邪の症状がある時は家にいる
・海外から帰国・入国後は2週間、人との接触を避ける
・大規模イベント参加後も2週間、人との接触を避ける

東京は更に不要不急の外出も避ける。https://t.co/Ue7andug4i

— 望月優大 (@hirokim21) March 27, 2020

コロナの恐ろしさは感染力だけじゃない。
感染症は亡くなり方がとても悲しいものだということ。
志村けんさんの死を無駄にしない。
志村けんさんだけじゃない。
日本でも世界でも多くの人が1人で苦しみながらなくなっている。
加トちゃんありがとう。
たくさんの笑いをありがとう。 pic.twitter.com/ICtQfgTq4P

— みとちゃん (@mitochanko) March 30, 2020