まじめ一直線の固い父親、そして、合理性という大義名目でズルをしちゃう柔い父親。この対比に加わるのが、息子。閉じこもりの息子。彼は、最初どっちにもなりきれない。
事件が起こって、みんなが本音を言い合う。そう、事件なんだ。どんよりとした空気を変えるのは、事件なんだな。
そして、痛みを抱えるそれぞれの家族の中で、みんなの中を取り持っているのが娘。。。。
なんだかんだ言っても、やっぱり優しさには敵わないね。そして、色っぽい人妻にも惹かれちゃうって、ユーモアも。。
日本に帰ったら、バッテイングセンターに行きた〜いと、思った。息子とキャッチボールしたいなあと思った。
そして、また、春樹節を思い出した。これ。
そうすると!
渡辺徹は、大人で、中井貴一は、まだ子供ってことになる。何故なら、高貴に生きることを求めているからだ。