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周りに流されない力

人間誰しもいろんなひとに流されて生きてきたと思う。

生まれた環境、見てるテレビ、顧問の先生、仲良くなった友達。もうそれは数え切れないし、人生はきっとその連続なのだと。
それが悪いとかいいとかの結論は勿論なく。


大人になるに連れて、
自分とは?とか"らしさ"みたいなことを求められることがあまりにも増える。

その"らしさ"を知るために、人との違いを探してきた。それは同時に人と自分を比べてきたとも言える。

就活や将来の夢も学校で半強制的に考えさせられる。自分の得意は?という深堀的なものも、当たり前だが"他人より"自分が得意なもので考える。

そうやってして、唯一無二(のような)自分を作っていかないといけないと思い込んでいるのがこの世の中で、結局他人と比べるせいで環境が変われば、人が変われば自分も変わってしまう。

しかし、しかし。

本当にそれが悪いかと言えばそうでもない。
環境に従うことで、人に流されることで見える新しい世界もまたある。知らない自分に出会えるし、自分の想像を超えることもできる。

知っている展開に流されることは安心を得られ、想像を超える方に流されることは怖くもあり、新しいを知ることができる。


そして流されることを拒否することでもまた別の出会いが増えて結局新しい環境が発生する。
周りに流されない力がある人は個のエネルギーを1つに注いでいるかもしれないし、他の場所で流されているかもしれない。周りに流されて生きる人は環境を受け入れる力が強いかもしれない。

そう、だからいくら考えても正しい選択はない。後悔しない人は正しいと思えるし、後悔する人は間違ったと思うというだけ。

結論のない結論も選択に間違いは無いと思えて勇気になる。

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