高齢妊娠が判明したときの話
私は大声でトイレから叫んだ。
「来てーーー!!!」
廊下をダッシュで駆けつける夫。
そのとき住んでいた家は、築46年の日本家屋で廊下が旅館のように長く、何故か1階にお手洗いが2つあり、私は台所やリビングから遠い方のお手洗いで検査をしたのです。(なんとなく落ち着くから)
そうです、検査とは妊娠検査です。
結果は・・・
陽性!!!
私は動揺して号泣。なだめる夫。
暑い夏真っ盛りに、汗やら涙やら鼻水にまみれながら「どうしよう」と泣きじゃくる私。ひたすら私の背中をさすり落ち着きを取り戻すのを待つ夫。
きっとこのとき、私と同様に夫のほうもとんでもなく驚いて、動揺したのだろうと、今となっては思います。
何故なら夫も私と同じ年齢だから。
私より2カ月程早く誕生日を迎えた夫は、既に43歳になっていました。
ひとまず落ち着こう、と自分に言い聞かせ、まずは病院に行って検査をしてもらわなければ…しかし、今日の受付は終了しているし、明日は祝日で休みー…!そしてその翌日は土曜日だ…急いで土曜診療してくれる病院を調べて即予約。(といっても地方のここら辺では、産婦人科もそう多くはないのですが)
これからやってくるかもしれない、近い将来の変化を想像してみたりしながら、とにかく落ち着かない祝日を過ごし、その翌日、予約が取れた産婦人科に行ってみた。
【病院での話は次回に続く…】
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