見出し画像

Pink Pink Pin heel セルフライナーノーツ



背伸びしたくなくなっちゃった

子供の頃のことは意外と忘れられない
強くならざるを得なかっただって家が病気

こんな強さならなかったらよかった

きっと諦めるって意味じゃなかったのにね

だからヒールを履いた

背伸びって疲れるんだ

憎まれることで誰かを喜ばせたり

いざとなったらこの足と突き飛ばせばいい

全部嘘だから

泣いてやりたい時ほど涙は出ない

比較的マシな夢物語の続き
ハッピーもバッドもいらない
中盤のあのシーン
本で読んだ素敵な景色だけを見てみたい
全部嘘だから

未来は分からないから希望で
分からないならとても怖い
存在しているかも分からないから

飽きるくらいに何かを愛してみたいと思えるほど
今は健康だってね
どうせアイツらの餌食になる 痛い期待は

嫌いな部分は探せば探す程で

昔からコンプレックスの口元も
忘れないように叫ぶための口だってね

無け無くても私が居るなら必要それで良い

またマシていく夢を得て掻けたとて

私にはあの歌があるから



大人になれた


子供の頃のことは意外と忘れたりしない
あの頃から変えられたとこばっかりでがっかり

変わらないのは好きな色くらいみたい

今ではすっかり似合わなくなったPinkいろ

何かしあわせな感じがするじゃん?

全部が嘘でも

生きていたいたいいたい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?