Act.65 集中できる時間をつくり出すファシリテーション
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こんにちは。ちょんせいこのファシリテーターラジオです。この番組は、ひとやまちが元気になる「ファシリテーターのスキルとマインド」を全国に広げるちょんせいこが、日々の会議や学びの場づくりに役立つ情報をお届けしています。
1.チェックイン。今日はお誕生日です。今週はVoicyのトークテーマ
今日はお誕生日です。なんと58歳になりました。おめでとうございます。ありがとうございます。パチパチパチパチパチ。facebookにもたくさんコメントをいただきまして、ありがとうございました。光陰矢の如しと申しますが、あっという間に時間が過ぎていきます。これからの1年も、このVoicyを頑張っていきたいと思います。リスナーのみなさん、よろしくお願いします
そして、58歳の今日、これまでのVoicyの収録を全てnoteにアップしましたー!パチパチパチパチ!noteご存知ですか。noteはつくる、つながる、届けるをコンセプトにクリエイターが文章が画像、音声などを公開できるアプリです。今日、一気にテキストデータをアップして、Voicyの放送を文字で読んでいただけるようになりました。聴覚障がいの方への情報保障もnoteへと移行していきたいと思います。みなさま、ぜひ、noteにもアクセスしてみてください。いいね!をいただけると嬉しいです。リンクをはっておきますね。
今週のちょんせいこのファシリテーターラジオは、木曜日週の後半スタートとなりましたが、ボイシーのトークテーマとファシリテーションについてお届けします。今日は#集中できる時間を作り出すファシリテーションです。それでは、ちょんせいこのファシリテーターラジオ。スタートです。
2 集中できる時、できない時って、どんな感じですか。
ということで、今日は集中できる時間をつくり出すファシリテーションをテーマにお届けします。集中できる時間というと、あなたはどんな感じでしょうか。人によって集中できる環境は違いますよね。例えば、場所とか時間、やることなど。人が集中できる時間を作り出すためには、いろんな構成要素があると思います。例えば、私の場合で言いますと、集中できるのは面白いこと、夢中になれることがある!というのが必須です。面白いこと、夢中になれることがあれば、おのずと集中しますよね。あっという間に時間が過ぎてしまいます。
逆にあたりまえですが「おもしろくない」と思うことには集中できないものです。なので、私は退屈な授業、退屈な研修、退屈な会議はとても苦手です。退屈な授業、退屈な会議。あなたはどうですか。得意な人っているのかなあ。私は退屈な時は、どうしているかというと、頭の中で空想のワールドを広げて、何か違うことを考えて「何とかその場をやり過ごそう」とするのですが、これがなかなか難しい。ひどい時には、体がムズムズしてくるんですよね。つまり身体症状に出てきます。で、その場にいるのがしんどくなってしまう。
この時、あればいいのが紙と鉛筆です。勿論、ペンでもOK。全く違うことを書いて思考をそっちにもっていくようにして、その場をやり過ごします。あるいはパソコンやタブレットがあれば、全く違うページを別にブラウザを立ち上げて開いておいて、そちらに思考を持っていきつつ場をやり過ごす・・・という感じでしょうか。そうすることで、何とかその場にいることを保つ、キープするという感じです。
みなさんはどうでしょうか。あなたにとって集中できない時って、どんな時ですか。そして、どんな工夫をしてやり過ごしているのでしょうか。
3 ファシリテーション は集中を作り出す
でも、でも、でもです。そんな時、ファシリテーションがあったらどうでしょう。ファシリテーションが機能する場は「おもしろくない」ということすら貴重な意見に変身します。なんでおもしろくないのか。その理由や背景はどこにあるのか。どうすれば面白くなるのかをみんなで話し合いながら進めていくことができる。これがファシリテーションなんですよね。「興味ない」「おもしろくない」という意見すら大切にされる。尊重されます。これって、身体にも心にも、とてもいいと思うんですよね。みんなでワイワイ意見を出し合っているうちに「もしかしておもしろくない理由ってこれじゃない?」と気づきが起こる。「じゃあ、こうすればいいのかも」と仮説が生まれる。「わかった。やってみよう」とチャレンジが始まり「成功しても失敗しても振り返って次に生かしていく」。そんなサイクルを繰り返し回していると、あっという間に時間も過ぎていく。いつしか、夢中になっていく。これがファシリテーションの基本の姿、ですよね。
この時、大事なことは二項対立に持ち込まないこと。例えば、集中できない人が悪い。退屈を感じる人に何か課題があるのではないか。みたいな感じで「集中できる人vs集中できない人」みたいな議論のプロセスを作ってしまうと、いつまでたっても平行線で交わらない。余計に分裂とか、分断を起こしてしまう・・・という結果になってしまいます。これはファシリテーションの対局、真逆ですよね。
例えば、わかりやすい例をあげるとすると。学校の授業や研修でも熱心に取り組む子どもや受講者もいれば、そうでない人もいますよね。いろんな事情があるにせよ、表層的に見ると受講態度、授業への意欲、関心が「高いか、低いか」「熱心か、そうでないか」に分かれる。この時、熱心でない人をなんとか参加させよう!みたいな話し合いは結果的に新しい分裂や分断を産みやすいなあとこれまでの経験から確信しています。
熱心でない、やる気がないと見える人の意見も聞いてみて、なんで集中できないのか。どうすればおもしろくなるのかを話し合ってみる。工夫してみる。やってみる。振り返ってみる。そしてアップデートする。そんなシンプルな繰り返しと継続が、やがて「誰にとってもおもしろい、しなやかでやりがいのある場づくり」を促進して、結果的に誰にとっても集中できる時間をつくり出すのではないか。というふうに考えています。これまでの経験から言うとそうなんですよね。ファシリテーションがうまく機能している授業や会議は誰にとっても「えっ?もうこんな時間?もう少し、集中していたい」というような時間を作り出してくれます。
4コメント返し&強制的な時間もクリエイティブに変身!
というわけで、今日のちょんせいこのファシリテーターラジオは#集中できる時間づくりとファシリテーションについてお届けしました。ホワイトボード・ミーティング®︎やファシリテーションの研修も、いわゆる強制的に受けたくない人が一定数いる場合が多いのですが。最初はどんよーーーーり始めることもありますが、気がつけば夢中になっている。感想を読ませていただいても「6時間があっという間でした」なんていうフィードバックもよくいただきます。体にも心にもいい集中できる時間をつくり出す。そんなファシリテーションを広げていきたいと心に誓う58才の誕生日です。ありがとうございます。
それでは、コメント返しです。前回はゆるゆる雑談タイムで「5年手帳を買いました」というお話を届けました。Pやんからは、昨日、定例進捗会議で「5年日記を続けている」というお話をふむふむと聞いたばかりだったので興味深く聞いていました。自分やみなさんの過去も今も未来も大切にしていきたいです。」とコメントをいただきました。ありがとうございます。日記として書いておられるのですね。5年分の日記。すごいですね。
よこぴぃからは、5年日記でなくて、5年手帳なんですよねー。これまでの足跡が見えるから、結局日記と似ていますね。これからの5年もよろしくお願いします😊といただきました。ありがとうございます。はい。Pやんの投稿にもあるように、日記として使う方が多いんだろうなと思いますが、私はスケジュール帳としてプランや予定を書く使い方をしているということですね。
瀬良さんからは、「新しい手帳のまっさらな感じ、楽しみですよね。せいこさんの5年間何が書かれていくんだろう?😊」といただきました。ありがとうございます。とにかく、2023年までの5年手帳のほとんどがコロナ禍だったのですよね。真ん中の三年間は全くコロナ禍。これからの5年はしばらく平和な5年であることを心から祈ります。良い時間を過ごしていきたいです。
今週のちょんせいこのファシリテーターラジオ、いかがだったでしょうか。あなたのフォロー、いいね、コメントが力になります!それでは素敵な時間をお過ごしください!ありがとうございました。ちょんせいこでした。
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