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著書19冊を並べてみる。ファシリテーションな本たち。(2024/09/18更新)

「ファシリテーションについての自分の経験をまとめた本を出したい」と願っていた30代の頃。「生涯に1冊は書きたい!」と漠然と考えていましたが、単著・共著・編著を数えてみると18冊になりました。ちなみに今は50代です。2023年、ホワイトボード・ミーティング®︎は20周年でひとつの節目。ちょっと並べてみたくなりました。良かったらご一覧ください。

2023年8月12日に開催された「ちょんせいこのサマードリル講座」では、これまでに18冊を執筆してきたことを触れ「ここを分岐点にあと18冊の本を出したい」と、お話しすると、みなさん驚かれていました。でも、それぐらいまだまだ書けてない気がするのです。ぜんぜん書き足りてない。というわけで、ここを分岐点に精進していこうと思います。

【19冊目】増補改定版「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営(2024)

2017年に発行された同タイトル本の増補強版です。担任の先生と子どもたちを信頼ベースのチャンネルでつなぐ「振り返りジャーナル」の進め方を詳しく説明。学校での日々の出来事の振り返りを習慣化することで、自分やクラスの成長を子ども自身が実感!書く力も伸びる!


【18冊目】学級経営がうまくいくファシリテーション(2023)

上越教育大学の阿部隆幸教授と編著。長年、ファシリテーションを学び、共に進んできた6人の小学校の先生(秋吉健司さん・池谷裕次さん・久保田比路美さん・藤井雅美さん・甫仮直樹さん・前田考司さん)の実践を紹介。


【17冊目】「対話で学びを深める国語ファシリテーション」(2022)

中学校を退職し、全国で授業提案を続ける石川晋さん(特定非営利活動法人授業づくりネットワーク理事長)の実践を、ファシリテーションの切り口で「国語が苦手な子どもたちも、力がつく楽しい授業の進め方」として紹介。


【16冊目】「13歳からのファシリテーション」(2022)

主に中学・高校生を対象に学校で総合的な探究や総合的な学習の時間や行事を進める時に役に立つファシリテーションの進め方を説明。みんなの意見をホワイトボードに集めながら、合意形成や学びを深めるポイントを紹介。


【15冊目】「ホワイトボード・ミーティング®︎でファシリテーターになろうー特別支援教育編」(2021)

ホワイトボード・ミーティング®︎を学んでいる人が対象。特別支援教育の教育相談、学級経営、授業、生徒支援、生徒指導、ケース会議、キャリア支援などの多様な場面でのホワイトボード・ミーティング®︎の活用法を紹介。逢坂直子さん、 工藤美季さん、 実政修さん、 田中 雅子さん、 堀川 礼子さん、 松浦 隆太郎さんとの共著本。

 

【14冊目】「ホワイトボード・ミーティング®︎でファシリテーターになろうー市民ファシリテーター編」(2021)

kindle版とムック版がある。ホワイトボード・ミーティング®︎を学んでいる人が対象。社会福祉や生涯学習、社会教育、住民自治、PTA、NPO、サロン、ボランティアなどの地域活動や市民団体で会議の進め方を紹介している。泉森奈央さん、 西川実佐子さん、 畑中久代さん、村川美詠さん、 横山弘美さんとの共著本。

 

【13冊目】『学び合い』×ファシリテーションで主体的・対話的な子どもを育てる(2017)

小学校の授業で『学び合い』(上越教育大学の西川純さんが提唱)を進める時には、先生や子どもたちがファシリテーターだと進みやすい。小学校教員時代にその実践を続けた阿部隆幸さん(上越教育大学教授)との共著。


【12冊目】「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営(2017)

担任の先生と子どもたちを信頼ベースのチャンネルでつなぐ「振り返りジャーナル」の進め方を詳しく説明。学校での日々の出来事の振り返りを習慣化することで、自分やクラスの成長を子ども自身が実感!書く力も伸びる!

 

【11冊目】ホワイトボード・ミーティング®︎検定試験公式テキストBasic3級(2016)

ホワイトボード・ミーティング®︎には、全部で6つの会議フレームがあります。その最初の3つ「定例進捗会議」「役割分担会議」「企画会議」の進め方を写真入りで説明したテキスト。

 

【10冊目】ちょんせいこのホワイトボード・ミーティングークラスが落ち着く!!低学年にも効果抜群(2015)

先生と小学校1-3年生の子どもたちがファシリテーターになり、ホワイトボードを活用しながら、学級活動や授業をみんなの声と参加で進めるための実践と方法を紹介。カラーイラストでわかりやすい。

 

【9冊目】話し合い活動ステップアッププランーホワイトボードで学級が変わる(2014)

先生と主に小学校4-6年生の子どもたちがファシリテーターになり、ホワイトボードを活用しながら、学級活動や授業をみんなの声と参加で進めるための実践と方法を4つのステップで紹介。カラーイラストでわかりやすい。


【8冊目】ファシリテーターになろう!6つの技術と10のアクティビティ(2014)

研修のファシリテーションについて紹介した本。時間とエネルギーをかけて実施する研修効果を高めるための工夫やファシリテーション技術について説明。イラストと写真でわかりやすいのが特徴。

 

【7冊目】よくわかる学級ファシリテーションー授業編(2013)

先生と子どもたちがファシリテーターとなって取り組む授業の真髄を説明。岩瀬直樹さんの授業の様子や子どもたちが「自立した学び手」に成長する道筋を5つのステップに整理し、全国の学級で取り組みやすいように伝えた。

 

【6冊目】よくわかる学級ファシリテーション・テキスト―ホワイトボードケース会議編(2012)

学校で見せる「子どもの困った行動」を改善、解決するホワイトボードケース会議を説明した本。情報共有とアセスメントを進める過程で、学校や関係機関が子どもへの理解を深め、協力して指導、支援するための方法を説明。


【5冊目】「よくわかる学級ファシリテーション②ー子どもホワイトボード・ミーティング編」(2011)

岩瀬直樹さんと仲間の先生方の教室で進められた、子どもたちがホワイトボード・ミーティング®︎のファシリテーターになる実践をもとに、その道筋を描いた本。学級活動や行事、トラブル解決も子どもたちの声で進めます。


【4冊目】「よくわかる学級ファシリテーション①ーかかわりスキル編」(2011)

埼玉県狭山市の小学校の先生、岩瀬直樹さん(軽井沢風越学園・校長)との出会いから始まった「信頼ベースの学級ファシリテーション」の提案。その第1冊目。まずは、先生がファシリテーターになる「かかわりスキル編」。

 

【3冊目】「元気になる会議ーホワイトボード・ミーティング®︎の進め方」(2010)

2003年に開発し、各地で実践を続けてきたホワイトボード・ミーティング®︎に絞って初めてまとめた本。先に書いた2冊をベースにしながら、会議ファシリテーションの進め方を超具体的にまとめました。


【2冊目】「学校が元気になるファシリテーター入門講座ー15日で学ぶスキルとマインド」(2009)

学校の会議を変える。そしてエンパワメントな教室を広げる。この順番で書いた本書。「子どもたちが学校運営のパートナーになるしか方法はないと思います」(あとがき)と書いた思いは今も大切にしています。

※ファシリテーターがタイトルになった教育書は本書が初めてとのこと。もし、他にご存知の方がおられましたらご一報いただけると嬉しいです。

【1冊目】 「人やまちが元気になるファシリテーター入門講座ー 17日で学ぶスキルとマインド」(2007) 

日常の言葉でファシリテーションの本質を伝える本を書きたい。ファシリテーションが広がれば、人やまちが元気になるはず。と、子育てまっさい中に書いた本。なので息子たちが登場します。42歳の時でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。18冊中、学校の先生方や子どもたちを対象にした教育書が13冊でした。これからは多領域・多世代を対象にした執筆もめざしていきたいです。企画書を書かなくては・・・。



 

 

 


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