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Act.115 身近な場所でファシリテーション


チェックイン 9月15日(土)東京で教育・福祉・医療のセミナーを開催します

こんにちは。ちょんせいこのファシリテーターラジオです。この番組は、ひとやまちが元気になる「ファシリテーターのスキルとマインド」を全国に広げるちょんせいこが、日々の会議や学びの場づくりに役立つ情報をお届けしています。

2024年8月28日水曜日、第116回目の放送です。暑い夏も終わりに近づき台風が全国を縦断しするかもしれない・・・という今日。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。私は7月ー8月にかけて仕事が超繁忙期ということで、Voicyの「ちょんせいこのファシリテーターラジオ」おやすみをいただいておりました。おやすみの間もいいね!やフォローをいただきまして、本当にありがとうございます。今日からボチボチと復活していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

宣伝です。9月15日(土)13時ー16時に、東京杉並区でホワイトボードケース会議体験講座が開催されます。教育や福祉、医療に携わる方々が一緒に、支援に関する会議のホワイトボードを活用した進め方について、ご体験をいただきます。参加費は1,000円です。お近くの教育・福祉・医療職の方、ぜひ、お越しくださいませ。

さて、本日のちょんせいこのファシリテーターラジオは「身近な場所でファシリテーション」というお話です。みなさんの身近な場所には、どんなファシリテーションがあるでしょうか。ファシリテーションという概念や具体的な方法は、どのくらい浸透しているでしょうか。先日、徳島県の鳴門高校で高校生がファシリテーターになってホワイトボード・ミーティング®︎で「理想の先生」について話し合うという取り組みがありました。ニュース動画のリンクを貼りますので、ぜひ、ご覧ください。

それでは、ちょんせいこのファシリテーターラジオ。スタートです。

身近な場所でファシリテーションを広げたい

さて、本日のちょんせいこのファシリテーターラジオは「身近な場所でファシリテーション」というお話です。あなたの周りにファシリテーションはどのくらい浸透していますか。まずは、頭の中に思い浮かべてみてください。例えば、職場の会議。地域の活動。ご家族での打ち合わせ? そのファシリテーションがうまくいってるかどうか?は別として、参加者がファシリテーションという概念を知っている。経験したことがある。学んだことがある。という感じで共有していればいいかな?と思います。では、10段階でざっくり何点くらいになりますでしょうか。わたしが合図をしましたら、指でグーっと示して見せてください。3、2、1はい。どん!いかがだったでしょう? 3点の人、5点の人、6点の人、いろいろですよね。ああ。なんと0点という方もいますね。

でも、あなたがファシリテーションを知ってくださっているというだけで、まずは1点です。おめでとうございます。本当にありがとうございます。

では次に、その充実度を教えてください。ファシリテーションがとても機能している状態であれば、10点。まあまあかなあという時は七点くらいでしょうか。可もなく不可もなくという時は5点。そして、ファシリテーションがあることで逆に混乱してややこしいとか。こじれているとか。言葉は知っている人がほとんどだけど、ぜんぜんできてないという時は、やはり0点でしょうか。それを、まず、あたまの中でイメージをしていただいて。では、わたしが合図しましたら、指で示して見せてください。3、2、1はい。さあ、いかがでしょうか。もし、お近くに一緒にお付き合いくださる方がいれば、一緒にふたりでやってみてくださいね。広がっているのは何点くらいかな?充実しているのは何点くらいかな?という感じです。          

身近な場所でファシリテーションが充実するといい

身近なところにファシリテーションがあるとどんな感じでしょうか。例えば、会議。3人くらいの打ち合わせで、そのうち1人がファシリテーション技術を持っている時と、3人全員がファシリテーション 技術を持っているのとでは違いますよね。

自分ひとりがファシリテーションを知っている時って、つい、ちょっと引っ張ってしまいがちというか。ちょい誘導がちになってしまうことがあります。その点、3人全員がファシリテーションスキルを共有していたら、3人で交代しながら、ファシリテーターしたりできるので、具合がいいですよね。

当然のことですが、ファシリテーションがあるからと言って、なんでもかんでもすぐに解決するわけでもありません。それはもう当然のあたりまえのことです。でも、困難な状態にあったとしても、3人で話し合って、みんなが納得できる解、納得解をつくりだすこともできるし、今のこの時点で最適だと思うこと、最適解を決めて取り組んでいけます。進めていく中で振り返って、またアップデートしながら進めていく。なかなか進まないことや後退することもあったりするけど、でも、3人で話し合えている安心感があるし、

俯瞰して長い視点で見れば、例えば、3ヶ月とか、6ヶ月とか、半年とか、1年とか、3年、10年で幽体離脱してみれば、いろんなことがあるにせよ、前に進んでいることも見えてきます。私たちは、バトンを渡したり知らないところでつながりあって、一緒に前に進んでいるんですよね。

誰かからの指示、命令だけで動くのではいない。ちゃんとメンバーの意見を持ち寄って、広げて、深めて、可視化して。自分たちのゴールを決めて取り組んでいく。そんなファシリテーションが身近な小さな打ち合わせの場面から、広がっていけば良いなあと思います。

チェックアウト ここからもよろしくお願いします

というわけで、ちょんせいこのファシリテーターラジオ、いかがだったでしょうか。改めて、座標軸になる問いを用いて、あなたにとっての、私にとってのファシリテーションの現在地を測ってみました。この夏もたくさんの方々とファシリテーションを共有しました。ファシリテーションは技術だから、練習をすれば誰もができるようになります。苦手だなと思う人も、その人らしいファシリテーターになれる。なので、自分らしいファシリテーションスタイルで一緒に進んでいけたらいいなあと思います。そして、ファシリテーションの奥は深いです。一緒に沼って楽しんでいけたら嬉しいです。

というわけで、今日のちょんせいこのファシリテーターラジオはこれにて終了です。今日も素敵な1日をお過ごしください!ありがとうございました。


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