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Act.114 学びのスイッチは自分の中にある



チェックイン 大阪府社会福祉協議会のファシリテーション研修は17年目です

こんにちは。ちょんせいこのファシリテーターラジオです。この番組は、ひとやまちが元気になる「ファシリテーターのスキルとマインド」を全国に広げるちょんせいこが、日々の会議や学びの場づくりに役立つ情報をお届けしています。

2024年7月10日水曜日です。今年も酷暑となっています。静岡市は一昨日7月7日に気温が40度に達したというニュースもありました。とにかく暑さ対策をしながら、熱中症には気をつけて、これから本格化する夏を乗り越えていきましょう。めまいとか、頭痛、足がつるなどは熱中症の初期症状と言われていますから、体からのサインをしっかりキャッチして元気に過ごしていきたいですね。

さて、ここのところの私は、社会福祉分野のファシリテーション研修が続きました。私の仕事は圧倒的に学校が多いのですが、その次に多いのが社会福祉分野です。もちろん、会社や行政、子育てやNPO、まちづくりなど。様々な現場にもお伺いしますが、この2日間は大阪府社会福祉協議会と兵庫県の川西市社会福祉協議会におじゃまして、障がいのある方や高齢者の方、こども、そして地域福祉に携わる方々を支援するお仕事に携わるみなさんと一緒に、ホワイトボード・ミーティング®︎を活用したファシリテーション研修を担当させていただきました。社会福祉協議会は全国にあります。みなさんのお住  

15年ぶりです!というお声がけをいただきました

というわけで、本日は「学びのスイッチは自分の中にある」についてお届けします。私たちは幸せに生きようとする限り、何らかの壁にぶちあたりますよね。その度に、壁を乗り越えたり、避けて通ったりすることが必要になります。その壁の乗り越え方のひとつに「学ぶ」という行為があります。最近では、もっぱらこの学ぶ方法のひとつとして「検索からスタート」がありますよね。悩んだ時は、まずは検索してみる。自分が悩んでいることは、きっとこの日本のどこかで誰かがすでに経験していて、きっとネット上で、その人の知見や経験に学ぶことができるはず!と期待を込めて、私たちは検索窓に言葉や文章を入力して学ぶということが、日常的になっています。第1選択と言ってもいいですよね。ファシリテーションもまだまだ情報は少ないですが、ある程度のことはネットや動画で学べる時代になりました。この「ちょんせいこのファシリテーターラジオ」もそのひとつになっていると嬉しいなと思います。ファシリテーションを身近に学んでいただくインフラのひとつになっていると嬉しいです。

ネット検索も大切ですが、学び方のひとつとして「体験してみる」とか「練習してみる」という方法があります。ファシリテーションは技術だから、学びの場で実際にやってみないと身につかない。なおかつ、実際の現場でOJT的に取り組んで、成功も失敗も振り返りながらアップデートしていく!ということが、とても大切な学び方になります。とにかくファシリテーションは技術だから、練習をすれば上手になる。そのための学びの場と現場での実践の往還、いったりきたりが、けっこう大切になります。

それで、先ほどお話した大阪府社会福祉協議会の研修でも、ホワイトボードをグループで囲んで、ファシリテーターやサイドワーカーとして様々に練習を繰り返すのですが、参加者のおひとりがご挨拶に来てくださって。以前にも講座に参加したことがあるんです!と。「わあ。それは嬉しいです。いつごろですか?」と聞くと「15年くらい前です!」とのこと。「ひゃあああああああ。15年前?」まだまだ私も子育てまっさい中の頃でした。「ひとやまちが元気になるファシリテーター入門講座」という一番、最初に出版した本を持ってきてくださって。なんだかもう。すごいですよね。「15年間、福祉の仕事を頑張って続けてこられたんですねえ」とすごく嬉しくなりました。

学びのタイミングは自分の中にあるから、逃したくない

長くファシリテーションの講師を続けてきましたので、同じようなエピソードが最近、特に多いなあと感じることが多くて。先日もホワイトボード・ミーティング®︎の認定講師になられる方とオンラインで面談をしたのですが「いつ頃、ホワイトボード・ミーティング®︎に出会ってくださったのですか」と聞いてみると、やっぱりその方も「15年くらい前です」とお答えくださって。本当に15年間もの間、忘れずにいてくださって「ありがとうございました」という気持ちでいっぱいでした。その方もなかなか日程が合わず、やっと受講できますとお話くださっていて、とても嬉しかったです。そうなんですよね。私たちには、それぞれに人生の転機がさまざまにあり、学びのタイミングは自分自身の中にあるんですよね。タイミングがバッチリあったこの瞬間をしっかりとキャッチしていただいて、本当にありがたいなあと思います。

チェックアウト アップデートを続けていきたい

気がつけば長く学んでいること。あるいはいつか学びたいと思いながら、まだ踏み出せてない。そのタイミングがきてないことって、自分自身のことを考えても、結構あります。まあ、私は人生をかけてファシリテーションを広げていくことが自分のミッションだと考えているので、楽しみながら第一義的にそれをやっていきたいと思います。できれば学校教育の中で子どもたちが小学校段階でホワイトボード・ミーティング®︎やファシリテーションに出合うようになればいい。そして、100年も200年も続いていくことができるように。早いタイミングで出会えるといいと思います。そのためには、今、今日、何をすればいいかなと考える日々です。そのためにはアップデートしていきたいですよね。15年ぶりに再会した人にも「大切なことは変わってないですね。そしてアップデートしていますよね」と感じていただけるように、みなさんと一緒に歩んでいきたいです。そしてできれば次は15年後ではなく、すぐにでもお会いしたいです。ファシリテーションもホワイトボード・ミーティング®︎もは早くに練習すればするほど、ひとやまちが元気になります!おすすめです!

というわけで、コメント返しです。

というわけで、いかがだったでしょうか。今日のちょんせいこのファシリテーターラジオ。
今日も素敵な1日をお過ごしください!ありがとうございました。


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