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【環島】自転車キャンプ台湾1周旅

まとめ


先に結論です。自転車1周キャンプ旅問題ありません。

公園でのキャンプ

安全で気候が穏やか。また自転車1周のルートもかなり整備されていて、個人的には1周がすごい楽に感じました。キャンプも問題なし。ただ台湾の西側より東側の方がキャンプは完全にしやすいです。台湾の西側基本的に市街地が広がっているので、キャンプする場所を少し探すのが難しくなると思います。

問題になるのは3つで野良犬シャワー天気と風、この3つが強いて言うなら問題になると思います。

最初に問題から

まずは、台湾を自転車でキャンピングをしてるしようと考えてる人1番気になる問題についてです。

公園に普通にいる

野生の犬が台湾には14万から15万頭といると考えられており、実際自転車の旅でもかなり多くの野良犬を見かけました。ただ市街地や近くにいる犬は比較的おとなしく吠えたり噛んできたりもしません。
ただ、私が山道を走っているときに見かけた犬は吠えながらこっちに追っかけてきました。自転車と1メートル位の間隔まで近づいてきて、ダッシュで逃げました。
こればかりはどうしようもないと思います。まぁ狂犬病の注射を受けてから行くというのが対策だと思います。
世界共通ですが、犬はこちら側が焦ったり急な動作をするとびっくりして遅いかかってきます。あんたできるだけ犬の近くを通らなきゃいけない時は静かに目を合わせずに取ることをお勧めします。

シャワー

公園にあった水シャワー

韓国は銭湯が、どんなに小さな街でも大体1つぐらいはあり、シャワーの問題はありませんでしたが、台湾には銭湯がありません。一応サウナはあるのですが、高額もしくはゲイサウナです。
これは台湾人から聞いて私は試してないのですが、市民プールにシャワーがついているそうなので、裏技的に安くシャワー浴びるのであれば市民プールをお勧めします。
台湾は基本的にホテルが安いので、素直にホテルに行ったほうがいいと思います。

野シャ(野シャワー)

台湾の東側にはシャワーがあることもあり、私はセブンイレブンや公園にシャワーが付いているのを2箇所見つけて、まぁ水ですがシャワー浴びていました。
それか普通の公園でシャワー浴びてました。まぁこれは人が入ってくるので向き不向きがあると思います。
1番手取り場合のは、ハーフパンツ1枚になりタオルを鳴らして体拭いてください。これは結構スッキリする上にどこでもできるので覚えておいて損はないと思います。

天気と風

この期間、台湾の北部はずっと曇りか雨でした。

一般的に10月から12月1月は台湾を自転車で周するのに向いてる季節と言われているそうですが、桃園市や台北市ではガンガン雨が降ってました。また気温も少し肌寒く太陽もほとんど出ていなかったです。なので台湾は基本的にあったかいですが、少し調節ができるようなものがあるといいと思います。

後、基本的に毎日風速10メーター位の向かい風が吹いています。これは台湾1周する上でかなり常識的な情報だったらしいのですが、私は知らなかったです。ただ北から西側南に下る分には追い風になるので、本当にこれでいいのかって言う位簡単に自転車が進みます。ただ北上する際には、基本的に向かい風を受けながら走ることになるので、少し日程に余裕を持つか、バランス的には東側に時間を割かなければいけないことを考えておいてください。

概要

1個前に投稿した韓国1周自転車、キャンプ旅(自転車留学)で韓国を6週間ほど旅をした後少し予定が空いたのでそのまま台湾も1周することにしました。台湾1周は全くの無計画旅です。

環島自転車キャンプ旅行
期間 : 約3週間 2024/11/18-12/10
予算 : 決めてない
ルート : 厳密な計画なし。とりあえず反時計回りに一周

ルート

ルートは桃園空港から台湾の西側を南下し、高雄から台湾の東側に移動し、台北まで北上する。いわゆる環島と言われる台湾1周旅です。基本的に序盤は国道1号線に沿って進んでそこを軸に右に左に外れて色んな場所を訪れました。また基本的にはキャンプ旅を続行します。

※  一応下記にGPXのファイルを置いておきます。参考程度に使ってください。僕はなんとなくこのルートの感じで行って、そこから右に右にそれたりして、ちょっと迷ったらこのルートを見て修正するみたいな感じで使ってました。

訪れた都市

1. 桃園市(Taoyuan City)
2. 新竹市(Hsinchu)
3. 竹北(Zhubei)
4. 苗栗県(Miaoli County)
5. 通霄鎮(Tongxiao)
6. 台中市(Taichung City)
7. 員林(Yuanlin)
8. 嘉義市(Chiayi)
9. 台南市(Tainan)
10. 高雄市(Kaohsiung)
11. 東港(Donggang)
12. 達仁郷(Daren)
13. 大武(Dawu)
14. 太麻里郷(Taimali)
15. 台東市(Taitung City)
16. 東河郷(Donghe)
17. 成功鎮(Chenggong)
18. 長浜(Changbin)
19. 南澳(Nan’ao)
20. 宜蘭県(Yilan County)
21. 頭城鎮(Toucheng)
22. 台北市(Taipei)

持ち物

基本的には前回と同じです。ただ気候が違うので、大きめの寝袋とジャケットは釜山から日本に送りました。

必須アプリ

Google マップが使えるので、特に台湾用にアプリをダウンロードしたりしませんでした。

地図

ごめんなさい。完全に手抜きです。

すいません雑ですがこんな感じです。

テントを張れる場所

公園でキャンプしていたら、ゲートボール場のど真ん中でカコーンという音で起きましたごめんなさい。今片付けますって言ったらゆっくりしていいよと笑いながら言われました。

基本的には韓国と同じで公園だったり、橋の下だったりにテントを張って宿泊していました。ただ都市によっては公園には禁止と言う張り紙があり、公園ごとに設定されていると言うよりは、もうその都市全体で設定されてるようです。
 ※1回だけ公園でキャンプしてたらおじいちゃんに叩き起こされたことがあります。

宿泊した場所

合計 : 20泊
ホテル泊 : 3泊
テント泊 : 17泊
今回は少し対南に三日間長い時間滞在したかったので、1泊だけホステルに泊まりました。もう1日は最後、日本に帰る際に台北の宿1泊しました。

ハイライト

約3週間ぎゅっと凝縮してお届けします。

まずは韓国の釜山から桃園空港へ到着。この時点で午前1時過ぎてました。とりあえずコーラで乾杯。
自転車の組み立てを開始します。警備員が寄ってきて、ここは自転車では出れないもう一回箱にしまって、空港の外に買い出てから組み立てろと言われました。半泣きです。
警備の方に助けてもらいました。実は組み立てる前にこの方に空港の中で組み立ててバスの中に自転車を乗せて外に出ればいいよと言われていました。あなたもう一回聞き直してちゃんと行けるかどうか確かめました。あと何かここにいた台湾人の人に最終日に自転車をあげました。
この時点で午前2時半です。自転車問題なく乗せられました
とりあえず少し外走ってキャンプをしました。昨日はめちゃめちゃ疲れてたので、確か午前11時ぐらいまで寝てたと思います。ちょっと雨が降って大変でした。
台湾最初の朝ご飯ハンバーガーです。
桃園市は意外と都会的な雰囲気があります。どうやらここはベッドタウン的な扱いらしいです。
ルイザコーヒーと言う台湾で有名なチェーン店で充電しました
ちいかわいました
少し走ってから、夜のマーケットへ適当に麺とか食べました
デザートは豆花です。日本円でこれで300円位です。基本的に毎日食べてました。
桃園市の公園は、基本的にはキャンピング禁止です。
コンビニで夜食を食べてます。キャンピングができる公園を携帯で探しています。結局桃園市から出た公園でキャンピングをしました。
朝ご飯です。やっぱり基本ハンバーガーが一般的みたいです。
しまむらありましたました
基本的にはこういう公園でキャンプしています。
ドローカル朝ご飯です
朝ご飯は1番大事なのでたくさん食べます
こういう観光スポット的なところにもちょくちょく寄ってます
なんやかんやあって東側に来ました。あと残り5日位です。今回思った事は西側さくっと観光して東側に時間を割いたほうがいいと思います。西側は電車やバスとかで結構簡単に来れるのでこの自転車旅で来なくても大丈夫だと思います。私はディープなスポットは結構好きなので、東側は結構好きでした。ちっちゃい村や自然原住民の方々とかわくわくがたくさんあります。
犬です。公園の横にホースがあったので、ここでシャワー浴びようと思ったんですが、犬がいたんで犬に屈服して逃げるように立ち去りました。
こんな感じで30分ぐらい待機してました。自転車のすぐ横で犬が電出たので、怖くて近づけなかったです。
豆花です。結構お店によってクオリティーが変わります。
橋の下でのキャンプです。結構快適です。自転車についている韓国と日本の国旗なんですが、台湾旅行全く計画してなかったのでそのままつけたままです。
公園にはこういう屋根がある休憩所みたいなのがあるので、そこでもキャンプで行きます。ただ朝になると高確率で近所のおじいちゃんたちのたまり場になります。
結構暑いので、タイで買ったパンツに着替えています。パンク直してます。どうやら墓地の真ん中でパンク修理してるっぽいんですけど、誰も来なかったんでとても作業しやすかったです。
もう一回パンクしました。どうやら1回目で直したとこが実は壊れていなくて、1回目のパンクは別の場所バンクで1回目の修理で修理できてませんでした。
豆花です。
起きたらゲートボール場のど真ん中でした。
お寺についてるテーマパークです。ただ子供の教育向けのテーマパークで悪い事したら、地獄に落ちると言う教訓を子供に教えるための施設っぽいです。200円位入場料かかります。
普通に怖いです。血とかそういう表現が結構そのままで子供の時に来たらトラウマ確定です。ちなみにこういう地獄が10八箇所あって回るにはそれなりの時間がかかります。ちなみ僕以外に誰もいなかったです。
またです
前後しますがで台南です。全部で3泊4日ぐらいしたんですが、1泊ををホステル2泊はキャンプをしました。どうやら最初キャンプをしようと思っていた公園は心霊スポットだったらしかったので、急遽別のとこに変えました。
5年前に泊まった鉄道ホテルです。14階に霊が出ると言う心霊ホテルとして有名です。
一応写真も撮ってみましたが、何も写ってないと思います。5年前に泊まった部屋は何号室か忘れましたが、窓がなくてとても暗かったです。
風邪気味だったので、鍋を食べています
ここでおじいちゃんに叩き起こされました。みんな朝からお酒を飲んでいて、わけのわからない理由で起こされました。最初テントをゆさゆさされて僕が無視すると言う攻防線が30分ほど続きましたが、8時を過ぎて屋根を上げてテントの外に入れました。話してみた感じ。多分普通に認知症とかそういう感じでした。なんで悪い人とかって言う感じじゃないです。
いきなりバイクが並走してきて、携帯の画面を見せられて、台湾へようこそ朝ご飯ですと言って差し入れを貰いました。ありがとう。一緒に飯でも行こうかと言おうと思ったら、もうすでにどっかに行っちゃってました。すごく美味しくいただきましたが、国や場所や状況によっては結構危ないシチュエーションになることもあるので各自判断ください。
1番楽なのは海沿いやビーチでのキャンプです。基本的に絶対トイレがあって、何ならシャワーみたいなのもあります。なんといってもあまり人が来ないのでストレスフリーでキャンプできます。
台湾の東基本的にずっとこういう感じの景色です。想像以上に斜面が切り立っていて、右側には海という感じで、自然のど真ん中にいる感じを味わえます。
原住民の村を通りました。台湾では先住民じゃなくて原住民と呼びます。別にこれは失礼とかって言う意味が全くないです。
フリーマーケットでバンダナを買いました。おまけで2個追加でバンダナくれました。
夕焼けがとても綺麗。ただ夕焼けを見た後すぐ暗くなり何もする事はないです。大きな街がいくつかあるのですが、西側に比べると圧倒的に少ないです。
公園に無料のシャワーがありました。もちろん水しかないですけど寒くないんで充分です。個室なんでがっつりシャワーできます。
ついでに洗濯もしました
自転車のロープを洗濯ロープに使うと言う技を韓国で身に付けてから結構無敵になりました。トイレと水さえあれば大体生活が完結します。
朝になったらこんな感じの景色です。
大麻里と言うヤバそうな街の名前があります
大鳥村と言う原住民の村に来ました
この村は何もないですが、唯一観光的なアトラクションとしてハンドメイドのバックを買うことができます。ここまで台湾で1番買った高い買い物はSIMカード1500円位だったんですが、ここで3000円のハンドメイドの財布を買いました。
オーナーと一緒に写真を撮りました。どうやらこのコミュニティーを活性化するために、このハンドメイドのバックの販売事業を始めたらしいです。
ヒーロー飲んでいるパイワン族を発見しました。どうしても気になったので、僕も1本だけビールを買って声をかけました。とても優しい方々で、たくさんご飯をくれました。(たくさんビールもくれました)私はこうやってローカルの人によく絡んだりします。台湾はいちど来たことがあったのですが、こういう原住民の方とは会ったことがなかったので、とても気になり声をかけてしまいました。この原住民の言語での挨拶や簡単なフレーズを教えてもらいました。
私はいろんな場所に行ったことがあるのですが、1番簡単にローカルの人たちとつながる方法は多分お酒だと思います。お酒が飲めない場合ご飯でもいいと思います。同じローカルフードを食べてると多分あっちも嬉しくなるんだと思います。基本的に中華系の人たちと話す時は、お酒が1番効くと思います
天然の温泉にやってきました。入っていると、先住民の女性の方が来て少しお話ししました。ただお湯に入っているのは僕だけでした。
そんな感じで、住民の村には、何か目印になるものや表札みたいなものやも門があります
ちゃんと買ったバンダナつけてます
日本式の神社がありました。これは2000年代に建てられたものらしく、戦前のものとかではないです。
ラーメンを期待してしまいます。ラーメンはありません。
なんとセブンイレブンの後ろにトイレがあり、そこにシャワーがあったのでがっつりシャワーを浴びました
雨が降ってきて、暗くてこれ以上進めないと思ったので、道端でキャンプしました
バス停の横にある小さい休憩所のようなところなのでしたが、全然問題はなかったです
猫が上に乗ってて、コンビニから出た持ち主が困惑していました
台湾は何といってもコンビニ飯がいいです。安いです。
これは花蓮で泊まったときのドミトリーです。基本的ドミトリーは1400円を超えると高いなと感じてしまいますが、ここは1200円でした。
あまりお酒を飲むチャンスがないので、よくわかんないけど、1番安いビール飲んでます
もちろん有名なあの台湾のビールも飲んでます
どうしようもなかったので、コンテナの裏みたいなところでキャンプをしました
そろそろ台北まで近づいてきて、近くに温泉が有名な観光地があったので、温泉に入ってきました。500円で結構ちゃんとした温泉でした。全く調べてないですが、もしかしたらここは日本統治時代に温泉として開発された場所なのかもしれないと思ってしまいました。
ロッカーもちゃんとあって、思った以上にちゃんと温泉でした。
温泉の後はこれです
足ができるところもたくさんあり、ほぼほぼ草津のような場所でした
台湾のコンビニでは充電ができるところがちょくちょくあり。しっかりと充電チャンスを逃さずに充電していました。ちょっと長くいても出て行けとかって言われる事はなく、僕より長くいる者がいたり、何も買わずに寝ている人がいたりって言うこともありました。まぁわかんないですけど、基本的にちゃんと挨拶ができれば台湾では冷遇される事はないと思います。
橋の下でのキャンプです
朝になったらこんな感じです。基本的にキャンプするときはキャンプ禁止かどうか書いていないかチェックしてからキャンプするようにしています。
このトンネルからショートカットできるようです
今観光地になってるようです。元が何なのかわかりませんが、山の中を突っ切ってショートカットができるのでとても助かりました。
モンテールのシュークリームが売ってる。
コンビニで1番安いアイスとニセプッチンプリンです。プッチンはできません。
ぷっちんのアレがないです
ここで風邪をひいてしまいました
あと40キロ位で台北だったのですが、風邪をひいていて雨も降ってたので電車で行くことにしました。詳しくは書きませんが、台湾では自転車を持ち込んで電車に乗れる場合があります。チケットは400円位でした。
こんな感じで、週末自転車旅行を楽しむ人がたくさん利用していますが、私がこの旅に出会ったサイクリストは5人ぐらいでキャンピングしてる人は1人もいませんでした
台北に戻ってきて帰る準備をしています。自転車の装備も外して空港であった台湾人の人に連絡を取り、自転車を要らないかと聞いてあげることにしました。
お友達がいます
帰りの飛行機です。バッテリーが大きすぎてチェックインカウンターでチェックが必要らしくて、手荷物チェックまで行ったのにまた列に並び直しました
日本に帰ってきました。Goroで動画も撮っているので、後でまとめて情報共有をしようかなぁとかって考えていますがまだわかりません。実はこの前に世界一周をしてきているのですが、もし興味がある方がいたらちょっと書こうかなぁとかって悩んでいます。ただ今回韓国と台湾の自転車1周の記事を書いたのは特に韓国自転車1周キャンプ旅についてはネットで探してもほぼほぼ記事がなかったので、情報提供で貢献できたらなと言う意味で投稿しました。この台湾の記事はもうほとんどおまけみたいなもんです。台湾に関してはたくさん記事が出回っていて、情報集めるのも比較的簡単だと思いますがキャンピングをしながら自転車旅行すると言う記事はあまり見つけなかったので、お役に立てれば嬉しいです。

 ちなみに、この記事は、かなり省エネで書いているので、誤字脱字があるかもしれません。



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