2021年運勢展望〜春分図・日食図を読む〜
2020年運勢展望のおさらい
2020年は主にコロナ禍による社会のありかたが大きく変わるという点で非常に感慨深い年となりました。昨年末に書いた2020年の運勢展望では、このようなことを書いています。
2019年12月26日のホロスコープ、2020年の春分図共に鍵となるのは水星。頭脳を働かせ、いかにして生きるのかを考え抜くのが重要なことになる傾向を読むことができました。
ではそれを実現するためにはどうしたらよいのかということを考えてみると、継続的に勉強を行うこと、それはいわゆる生涯学習的なものではなくて、この時代を生き抜くために究極的に何をやるべきかということについて真剣に頭をつかって考え抜く必要があるように思います。
そして、サマリーとして
・ 自らの頭脳を使って深い思慮を行い、それをもとに行動すること
・ 社会の仕組みや価値観が大きく変わる可能性があるので、それに流されない確個とした信念を育むこと
・ リスクが高いモノについては可能なかぎり近づかないこと
・ 変化に対応できるだけの実力を身につけること
といったことを書きました。コロナウイルスによる感染症が社会的に大きなリスクとして問題となり、東京オリンピックをはじめとした各種イベントがのきなみ延期・中止となり、マスクやトイレットペーパーの買いだめ、新しい生活様式「ニューノーマル」が叫ばれるなど、まちがいなく大きな変化にさらされた一年でした。
ある程度は良く読むことができたと思っていて、大きな変化が生じることに警戒が必要だと見ていましたが、その原因がすべてコロナウイルスにつながってきているということは私自身驚いています。「まさかこんなことになるとは」と私自身驚いています。
次の1年を西洋占星術で観る
毎年運勢展望で書いていることですが、ある年の全体的な運勢を西洋占星術でみるためには「マンディーン」という手法を使います。特に重要なのは太陽が春分点を通過する瞬間のホロスコープ「春分図」です。そして私の場合は春分にさきがけて発生する日食の際のホロスコープ「日食図」も重視しています。それぞれ太陽が1年かけて黄道を運行する際に節目となる瞬間です。
今回も例年同様、日本の運勢展望を考えてみたいと思いますので、東京の日食図、春分図を見ていきたいと思います。春分、日食共に日本時間で太陽が春分点を通過する瞬間、あるいは太陽と月が同じ位置に達する瞬間を採用します。なお、作図に使用したのは全てAstrolog 7.10です。
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