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【母の日】もらった人が、二度うれしいプレゼントとは?

あと2日で5月8日(日)「母の日」ですね。みなさん、プレゼントは準備しましたか? 

私はというと、大阪に住む母親から「まるまるかぶりつきたい」と完熟マンゴーのリクエストがありました。とはいうものの、利き手の右手を手術し、数週間は指を動かしづらいというではありませんか。包丁を握るのもままならいかと思うので、我が家の母の日は少し遅めの5月の2〜3週目あたりになりそうです。

さてさて、この数週間、母の日のギフトにからめて各メディアが多く特集を組んでいますね。その中から「こんなギフトのかたちってとっても素敵!」と胸がわきたったアイデアをひとつご紹介します。

母の日に、鉢植えカーネション

先日観た、Eテレの番組「趣味の園芸」。母の日にちなみ、鉢植えのカーネーションを特集していました。

司会の三上真史(みかみまさし)さんが、鉢専門カーネーション農家さんのレクチャーを受け、カーネーションの産地や特徴、育て方のポイントなどを紹介。

※三上真史さんとは・・・
新潟県出身の俳優・タレント。園芸大の植物好きとして知られ、2021年からEテレ「趣味の園芸」のメインナビゲーターとして活躍。2021年〜は「三上真史 ニッポン花づくし」のコーナーを担当。

カーネーションは初夏から秋まで楽しめる丈夫な植物だそうで、とても育てやすいとのこと。だからプレゼントにもおすすめなのだそうです。

番組で紹介されていた農家さん直伝のいい鉢植えカーネーションを選ぶコツは、「つぼみがパンパンに詰まっているもの」「株の中まで青々とした緑色で蒸れていないもの」とのこと。母の日当日に購入を検討されている方は、参考にしてみてくださいね。

同じプレゼントで、2回目の贈り物

さてさて、次からが本題。三上さんが鉢植えカーネーションを使ったアレンジメントを披露していました。

花器ぴったりにカットしたオアシスに、カーネーションの他かすみ草やアイビーなどで華やかに彩られたアレンジ。ふんわりまんまるな表情が、とっても素敵です。

実は、このアレンジアイデアの発端は、カーネーション株の夏の蒸れ対策なんだとか。カーネーションは、高温多湿が苦手なお花。夏越しするには、株をしっかりと風通しのいい状態にしておかなければいけません。そこで必要になるお手入れが、お花の切り戻し。

「鉢植えカーネーションをプレゼントしてもらったけど、株の手入れもそこそこにそのまま飾って枯らしてしまう」というおかあさんたちはきっと多いと思うんです。

そこで三上さんはこう提案します。

プレゼントした鉢植えカーネーションを長く楽しんでもらうために、株のお手入れついでにもう一度会いに行く。そしてカットしたお花を使ってフラワーアレンジをいっしょに作るんです。アレンジは部屋に飾れるし、株はすっきり元気になるしで、“2回目の贈り物”になるんですよ。

と。いや、ちょっと待って、なんて素敵なんでしょう。もう一度会いにきてくれて鉢を手入れしてくれ、さらには切り戻したお花はアレンジになって飾れてたまらなくうれしいし、カーネーション鉢をより大切にしなきゃと愛着がわきます。

そしてそして、なによりも贈り手のあふれんばかりの気持ちがぎゅっと詰まっています。

私ならこんな粋なプレゼントをされたら、一発ノックアウト。どんなお返しをしようかな〜と、その時点で楽しく思い悩んでしまいそうです。

三上さんのお人柄と植物を愛する思いがストレートに伝わってくる、素敵な贈り物の提案だなと感じました。

フルーツカッティングで、フルーツギフト“2回目の贈り物”を

この三上さんのフラワーアレンジアイデアを踏まえて、フルーツギフトの場合だとどんな方法があるかなと、ちょっと考えてみました。

冒頭で、私の母親に、ちょっと遅めの「母の日」として完熟マンゴーを贈るというお話をしました。母親は「皮をむいてかぶりつくねん」と言っているので、それはそれで豪快に頬張ってもらうのもいいのですが。贈るほうの気持ちとしては、私の母親はもう70代ですので、できるだけ優雅な気持ちで食べてもらいたいななんて思ったりします。

そうすると、フルーツパーラーなどで食べるように、見た目を整えて出してあげたい。

花咲きカット(※画像引用:photoAC
うすくスライスしてバラアレンジ(※画像引用:photoAC

こんなふうにお皿に盛り付ければ、かぶりつくだけより何倍も何十倍も、マンゴーを楽しんでもらえるんじゃないかなって思います。

ちょっとマンゴーは高価だわという方は、バナナ、グレープフルーツなどスーパーで手頃なフルーツでもOK。フルーツカッティングを施せば、たちまち映えるデザートプレートに。

(※手頃なフルーツをたくさん並べれば、カラフルなデザートプレートが完成)

どちらにしろ「贈ったものをより長く、より最高な状態で楽しんでもらいたい」が、根っこにある共通の想い。

ギフトを見繕うだけではなく。お相手が受け取ったその先の喜ぶお顔まで想像して、贈りものを企画することそのものが、お相手を大切にする気持ちの現れ

最後に改めて。今年の母の日には「どんな愛」を贈りますか? 贈り物をする際の参考にしたいので、教えてもらえるとうれしいです。

みなさんにとって、ハッピーな日となりますように!

執筆:野内菜々(のうちなな)
兵庫県在住のフリーライター。6年生と4歳(年中)、7歳差姉妹のママ。
企業発信のオウンドメディアなどで企画立案から記事執筆、SNS運用、取材・インタビュー記事作成など担当し、幅広く活動中。好きなフルーツは、柑橘の王様「ばんぺいゆ」、シャキシャキ食感が絶品「甘平(かんぺい)」。

【想いを伝えるフルーツギフト専門店 蝶結び】
※公式サイト:https://retrospect.co.jp/


※公式Instagram:https://www.instagram.com/fruit_chomusubi/





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