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法律職に興味のある全国の理系集まれ!もちろん文系も!土地家屋調査士試験はいいぞ!
☆記述問題で有利との噂が!?
土地家屋調査士は士業と呼ばれる仕事の1つです。バリバリの法律職なので法律の知識が中心に問われますが、計算や作図などの記述式の出題もあります。午後の土地家屋調査士試験では、択一問題と記述式の問題があり、記述問題では関数電卓や三角定規などを使って製図する問題が出題されます。法律の知識は文系的な要素ですが、計算や作図は理系的要素だと個人的に思います。
私は現時点で初学者なのでまだ記述対策はしておりませんが、理系有利との噂を聞きます。この試験に合格するには択一問題と記述問題の両方しっかりと点数を取れる必要があります。記述問題で少し有利になるのは結構なメリットだと思います。
☆測量士補試験は理系が有利
また、土地家屋調査士試験は午前試験と午後試験があり、測量士、測量士補、1級・2級建築士の資格を有していたら午前試験が免除されます。ほとんどの人がこの免除を使って午後試験のみを受けます。そして、この中で一番簡単なのが測量士補なのでみんな測量士補をとって午後試験のみを受けます。
なんとその測量士補試験はガッツリ数学です。この試験は理系有利だと思います。理系であれば他の人よりも少ない勉強時間で合格できると思います。
☆記述問題で複素数計算を使う
私が受講しているアガルートでは複素数計算を記述問題で用いるようです。私はまだ記述対策をしていないのでどういったものかわかりませんが、理系に馴染みのある複素数です。しかし、関数電卓で複素数モードというのがあるらしく、複素数を知らなくても電卓が使えれば問題ないらしいのでこの点は文系も理系も関係ないらしいです。
☆土地家屋調査士の類似資格に測量士があり、理系有利
☆理系は法律で苦戦するかも
ここまで理系である利点を述べてきましたが、やはり土地家屋調査士は法律職なので文系的な要素で苦戦するかもしれません。私は想像していたよりも苦戦しています。
☆まとめ
今回は理系のメリットについて書きましたが、理系有利ではなく、土地家屋調査士試験においてはプラスマイナスゼロだと思います。理系も文系的な要素を攻略できなければ合格できないし、文系も理系的な要素を攻略できなければ合格できないと思います。しかし、法律系の試験は完全に文系有利だと思うのですが、法律系の試験で有利不利があまりないのは土地家屋調査士試験くらいだと思います。他に理系が有利な試験に弁理士試験がありますが、弁理士試験は超難関です。最終合格率は6%ぐらいで勉強時間は3000時間以上必要です。このレベルの資格に挑戦するには相当な覚悟が必要だと考えます。土地家屋調査士試験は相対評価の試験で合格率8〜10%くらいで難関ですが、勉強時間は1000〜1500時間となっており、まだ挑戦しやすいと思います。
理系だけど、法律職に興味のある理系のみなさん!土地家屋調査士試験も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
ただし、やはり難関の試験であるのでよく考えて決断してください。また、目指す際はどのような仕事かよく調べてから決めましょう。
読んでくださりありがとうございました。
・合格者の出身学部
同じくらいなので有利不利はない
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