AFNM
はじめましての方ははじめまして、そうでない方はこんにちは。ちょむと申します。AFNMって書くと危ないお薬みたいですね。
今回は環境の影に隠れてるAFネメシスについて書こうと思います。
あまりAFネメシスを触ったことがない、という方にもわかりやすく書くつもりです。AF自信ニキの方たちはこういう考え方をしている人がいるんだなぁ…程度に受け止めて頂けると幸いです。
1.使用構築
早速ですが私が今使っている構築を公開します。
見る人が見ればかなり気持ち悪い構築かもしれません。ですが、とても使いやすいと思います。
それでは一部のカードについて採用、不採用の理由を説明していきます。
2.採用カードについて
秩序の光・シン
シャドバの基本である2コストカードが少ないので事故防止のため、が1番の理由です。疾走が多い環境なので雑な守護としても使えます。
また、進化時に手に入る混沌の目覚めがバフカードとしてかなり優秀です。
盤面を取り切り、顔を詰める時に使うとかなり強いです。6T目にシン進化で盤面を取りながら他のフォロワーをバフして顔を詰め切る動きがすごく強いです。
序盤に進化を切っていると、相手がハンドに混沌の目覚めがあることを忘れていることも多々あり、唐突な4点での逆リーサルを取れたりもしました。
もちろん後4に盤面のシンを進化してシンに使う動きもとても強いです。場合によっては相手が除去できないこともあります。
機構二輪の天使
とにかく埋めるカードが足りない。この枠はブライトシューターと悩みました。
ですがこのカードは埋めるまでのラグがある、盤面を埋める、終盤腐る等の理由で不採用です。環境が前寄りなので序盤からテンポ取れる機構二輪の天使の方が強い、と感じました。
オリジン・コア
1番何だこれは、となるカードなのではないでしょうか。このカードについては、後半に記述するデッキの回し方について、で深く解説するのでここでは省略します。
被るのが弱い、機械の加速兵やメカニカルガンナーをサーチしたいのに来るのが嫌だ、という場合はピンにするのもありだと思います。私は勝つためのパーツの1枚、引けないのが嫌だという理由で2枚採用しています。
アブソリュート・モデスト
ネメシスのアディショナルカードの1枚。控えめに言って壊れカードだと思います。このカードの使い方も後半で詳しく解説します。
基本的にはアクセラレートorエンハンスで使います。4コストとして使うことはほぼほぼないです。
アクセラレートは1コスト4～8点除去くらいにはなるので進化温存がしやすいです。AFネメシスは1PPが余りやすいのですごく噛み合います。
3.不採用カードについて
試作機械兵
オリジン・コアの採用により機械サーチがぶれているのに更にサーチを弱くするのは良くないと思い不採用です(基本的に機械サーチはAFをドローするカードを引きたいため)。コアを入れないのであれば1～2枚は採用候補になると思います。
魔鉄の獅子等引けてない時にマグナジャイアントで引っ張れる可能性を作れるのは強いです。
浄化の輝き・ミュニエ
ネメシスのもう1枚のアディショナルカード。正直このカードの使用感がよくわからないので現時点では不採用です。
採用するのであればコア、もしくはイカロスの枠にピンで入れると思います。
暗雲の巫女・エネス
今の環境はどの対面からでもエネスが取られやすいです。また対面によっては置く暇がないこともあり、不採用としました。
マーキュリーイージス・シオンと相性がいいと考えているので、シオンを採用するのであれば1～2枚での採用も候補となり得るカードだと思います。
魔笛の奏者・ハーメルン
ほとんどの人が採用していませんが、ハンドのAFカードを増やせるのは普通に強いと思います。
ですが、他に進化を使いたいカードが多く(主に機械の加速兵、粛清の英雄・メイシア、たまに天翔のイカロス)、枠の関係上不採用としました。
マーキュリーイージス・シオン
何で採用しないんだ、と考える方も多いと思います。
このカードはとても強いと思いますが序盤の事故の要因になることもあったり、何より私のデッキが重きを置いた勝ち方とは相性が良くないと感じ思い切って不採用にしました。
ですが、もちろんこのデッキに採用しても強いことには強いです。中盤に強い盤面を押し付けたり、別の勝ち筋も狙えます。好みの問題だと思います。
4.デッキの回し方について
AFネメシスには2通りの勝ち方があります。1つ目は盤面押し切り、2つ目がメイシアによるOTKです。
今回は私が紹介したデッキのメインの勝ち筋であるメイシアOTKについて解説します。
そんなことくらい知っとるわ！となると思いますが、メイシアを疾走させるのに10T目までは待ちません。今の環境なら8T目に走らせることが前提なのではないかと思います。
メイシアを8T目に走らせるためには以下の方法があります。
①加速装置＋機構の解放＋AFカード4枚(盤面に加速装置が既に置かれているなら3枚)
②加速装置or機構の解放＋7T目にエンハンスのアブソリュート・モデストを出し、ハンドの1コストのAFカード3枚を0コストにしている(盤面に加速装置が既に置かれているなら2枚)
③7T目までにオリジン・コアを盤面に出す
この3通りです。ROG環境のAFネメシスは①の方法がメジャーでした。ROG環境は人形カードの採用によりAFカードを温存しても破壊数が稼ぎやすかったです。また、今のような前寄りの環境でないためAFカードで盤面を常に強く保つ必要もありませんでした。
ですが、今の環境はAFカードを積極的に切っていかないと戦えないです。人形カードでは処理し切れません。人形カードの不採用により、AFカードで破壊数を稼がなければ打点が足りません。なので①の方法は成功率がROG環境よりも低くなっています。
②も①ほどではないですが、成功率が高くはないです。①と違い2枚だけでも良い点や、加速装置＋機構の解放をセットで使うことで成功率が上がります。比較的現実的な勝ち筋の1つです。
そして今回私が紹介したいのが③の勝ち筋です。他の2つと違いとにかく単純です。また成功率がとにかく高いです。中盤に安心してAFカードを切って盤面を取りながら破壊数を稼ぐことができます。
相手が上手いとこちらの意図を理解して守護を貼ってきます。その際手札にAFカードがなくてもこのようなことが可能です。
盤面に加速装置がある前提ですが
エンハンスのメカニカルガンナーで2枚サーチ
機構の解放
AF2枚で守護を剥がす
メイシア進化によりPP回復
ということが可能です。剥がしきれない守護を貼られたらAFをハンドに補充しながら次のターンまで耐える動きをしましょう。
5.まとめ
このようにオリジン・コアの採用によって中盤にとても動きやすく、終盤にリーサルを取りやすくすることが可能です。
もちろんデメリットもあります。機械サーチでコアが来る、序盤からハンドに来ても邪魔、、、などが主なデメリットです。合わない人には合わないと思われます。
ですが、このデメリットを打ち消すほどの使いやすさと強さが僕には感じられます。ぜひ使ってみてください。
長ったらしくクソ真面目な内容になりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。