動画のクオリティは必ずしも高くなくて良いというお話
こんにちは、匿名YouTube運営者ちょもすけです。
よくYouTube運営者界隈のツイートなどを見ていると、
「編集は毎回全力でやって細部にまで魂を込めろ!」
みたいな気合の入った意見を目にします。
たしかにクオリティの高い動画を作ったほうがファンは増えやすいのかもしれませんが、ちょっと一旦待ってください。
あなたの動画編集、本当にそこまでやる必要があるんですか?
動画編集の経験がある方なら分かると思いますが、動画のクオリティを高めようと思ったら、それこそ際限なく手を加えることができます。
時間をかければかけただけ高品質で見応えのある動画が生まれることでしょう。
ただ、ここでいま一度考えて欲しいのが、「あなたの目的は素晴らしい動画を作ること」ですか?
おそらく大半の人は首をヨコに振るのではないでしょうか。
だって、ほとんどのYouTubeチャンネル運営者の目的は、アドセンスや自分のサービスに見込み客を誘導して売上を立てることにあるはずですからね。
そして、YouTubeで継続的に売上をあげるためには、動画を安定的に投稿する必要がありますが、過度な質へのこだわりは動画の投稿頻度を下げる足かせとなってしまいます。
1本の動画を制作するのに2日も3日もかけていたら、1か月間での投稿数が少なくなるのは自明の理ですものね…。
かといって、低クオリティな動画を連発してもファンが付かず、チャンネルが伸びないので悩ましいところではありますがいったいどうすれば良いと思いますか?
僕が経験を通して得た答えは、動画のクオリティをジャンル内での最高値に合わせるというものでした。
たとえば、ドラクエのゲーム解説チャンネルを運営しているのなら、他のドラクエ解説チャンネルよりもちょっとだけクオリティを高くすることを基準に考えるわけですね。
おなじゲーム解説であっても、FFやポケモンの解説チャンネルとクオリティを比較する必要はありません。
なぜなら、ドラクエに興味のある視聴者が比較対象にするのは同じドラクエ関連のチャンネルになるからです。
よく考えてみてください、仮にドラクエ解説系のチャンネルの編集レベルが他のジャンルより低かったとしても、「ドラクエ解説が観たい」と思っている視聴者にとっては問題になりませんよね。
「こっちのポケモン解説のほうが編集が上手で面白いよ!」と言われても、それってカレーを食べたいと思っている人に和食を勧めているようなものですよね。
それなのに、他のジャンルの動画と比較して、そっちにクオリティを合わせようとするのは正直時間がもったいないです。
その時間があるのなら、投稿する動画の本数を増やしたり、新たに別チャンネルを立ち上げる方にリソースを割いた方が手に入る売上は大きくなりますよ。
もちろん、視聴者に満足してもらえるよう頑張るのは素敵なことですが、動画制作にかけるコストと回収できる売上が釣り合っていなければ、それはビジネスとして破綻しています。
専業・副業どちらであるにせよ、動画制作にかけられる時間が限られている以上、制作する動画のクオリティは必要十分を意識し、あまったリソースを別のことに使うようにしてみてください。
そっちのほうが、精神的にも楽になりますし、トータルの売上も増えるしで良いことづくしですよ!
ちなみに、同じジャンル内チャンネルのなかで、どんな動画で伸びていて、どんな動画が伸びないのかをリサーチできれば、あなたの動画に求められるクオリティがどれくらいのものなのかを把握できるでしょう。
そういったリサーチを行う際、こちらのツールが役に立つと思いますので、興味があるかたはぜひ活用してみてくださいね。
この記事が面白かったなと思ったら、noteの『スキ♡』やSNSでのシェアで感想をいただけると凄く嬉しいです!
あなたの1タップの応援が僕の励みになりますので、どうぞよろしくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?