見出し画像

魚群を辞めました

やたら日も空いてしまいましたが記事としても改めて。文章に残しておくのが大事。

魚群を辞めました。

気づけば三年。最初に話を頂いた時にはこんなに反社会的な思想を持った人間がプロゲーマーたりえるのかということを心から疑問に思っていました。それが気づけば公人とは何か、ファンとは何か、そういうことを自然に考えるような人間になりました。ひねくれっぱなしの逆張り人生では得られなかったものを確かにこの場所で得ることができ、人とはこんなに簡単に変わるものである、ということも学ばせてもらいました。

各種イベントや活動を通して様々な経験をさせてもらい、僕自身の人間的成長は本当に大きく、新たな境地にたどり着かせてもらったと考えています。僕は声ばかりでかいので、大変にご迷惑をおかけしたとも思います。こんなにも面倒くさい人間を長い間面倒を見て頂いて、お付き合い頂いて、本当にありがとうございました。

以下の配信でこのことを詳しく喋っています。言いたいことは配信で全部言ったので、以下のアーカイブを見て頂ければこの記事で言いたいことは特にないです。この配信のためにわざわざ慣れないGoogle Slideを使ったので、何卒よろしくお願い致します。

ざっくり言っていることは三つで、
・あらゆる関係者に感謝
・合意の上辞めている
・仕事ください

です。辞めると言うとどうしてもネガティブな話題になってしまいますが、立場が変わったことでできることもあると思います。契約中には言いづらいような……こういうと極めて不謹慎な何かを想像させてしまいますが、そうでなくとも「プロゲーマーがこんなこと言ってました」的切り抜きをされる可能性は常にあったので、周りに迷惑がかかってしまうので言わなかったようなことはたくさんあります。

例えば、練習はしないが口だけはでかいそのへんのゲーマーに対して「甘えるな」と言おうものなら「プロゲーマーが一般ユーザーに対して厳しい発言。自分は金をもらってゲームをし、一方で初心者を切り捨てる。競技的ゲームとプロゲーマーに未来はあるのか!?」とそれなりの話題性がありそうな記事を提供してしまう余地があるとか、そういうことです。

昨今のプロゲーマーの立ち位置とは、「ゲームを遊んで金をもらっている奴ら許せん」という人間のごく自然的な感情から、不祥事と組み合わせてPV稼ぎにもってこいの存在であって、そうしたスキャンダルを狙う人間達から常にマークされていると考えるべきです。

一方で今の僕はただの個人事業主であり、在野のゲーマーに「甘えるな」と言ったところでなんの話題性もなく、変な扱われ方はしないであろうことが想像できます。まったくたわけた口だけのゲーマーに対して「口を開く前にやることがあるのではないでしょうか」とは、今まで言いたくても言わなかったわけですが、今となっては言っても問題が少なくなりました。実際言うかどうかはともかくとして。

まあ、何を言いたいかと言えば、このnoteで日頃書かれる『ちょもマガ』は、僕が個人事業主になったことをもって、今後一層面白くなっていくだろう、ということです。僕の経済力を犠牲にしてこのnoteが面白くなるとしたら、読み始めるのにまたとない機会ではないでしょうか。

登録するなら月初の今がお得です。

今後ともよろしくお願い致します。

ここから先は

0字
月10本以上の更新で運用していましたが、今月の7月をもって不定期更新に変更します。

ちょもマガ

¥500 / 月

人よりも少しだけゲームに触れる時間の長い人間が、ゲームやそれにまつわる話について書いています。昔プロゲーマーだったりしました。たまに無料で…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?