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お友達にいじわるを言うのはよくないことに気づいた日

燃えている。

直近で大炎上してしまったたぬかなさんの話を僕なりに考えたときは、「公人的『正しさ』とストリーマー的『強い言葉』の相性の悪さ」が根の部分だと考えた。昨今のエンターテイメントには強い言葉が求められるが、表舞台に立つ人間には正しさが求められる。「強い言葉」と「正しさ」の矛盾がことを起こしたのではないか、ということを書いた。

今回もその要素を含んでいるが、根っこの部分は少し違ったところにあると思う。今回はそのことについて書いてみたい。

このことを書くにあたって、僕の身近な出来事から話したいと思う。この記事を書いているのは5月4日だが、僕の入っているDiscordサーバーで5月4日の午前5時にたまたま共有された画像が以下の画像である。

この画像が共有された目的は「試しに『VALORANT』やってみたらチャットでやべえキレられてワロタ」といったところ。僕がこの画像から何が言いたいのかといえば、対戦ゲームを普段やらない方々には想像がつかないかもしれないが、対戦ゲームの世界ではびっくりするほど「理解できないプレイをする他の人間」に対して「障害者」や「ガイジ」といった単語を使う人間が存在している。

僕はそうした文脈でそれらの言葉を使うことをよくないことだと思うし、肯定しない。やってはいけないことをやっていると思うし、罰されるのが健全だと思う。ただ同時に、そうした攻撃的な感情を抱くことそれ自体は否定しない。なぜなら、そうした感情を抱くことが、対戦ゲーム上の勝利と深く結びついていると考えているからだ。

対戦ゲームが上手くなるとは

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