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2021 chomo 活動まとめ

あけましておめでとうございます。
2022年も、手織りブランドchomo&ファブリッククリエイターひらりーの事をどうぞ宜しくお願い致します。

さてさて新年も無事に明けたところで、2021年の活動報告をしたいと思います。

興味のある方ぜひお付き合いください。

☑地域情報誌「よみうりタウンニュース」に掲載

2021年1月にして初っ端からビッグトピック!
なんと初めてchomoが紙面に載りました!

chomoとしてこうやって取材をしていただくことも初めてでした。
嬉しさと共に、とっても貴重な経験をさせていただけたことに有り難さで胸がいっぱい。

ちょっと前の自己紹介の記事で書いたように、大学でテキスタイルデザインコースを専攻した私ですが、そもそも糸や布への興味はどこから来たのか?というと

祖母が手編みの教室を開いていたことや、母も手編みの講師の資格を持っていたり普段からよく編み物をしている姿が身近にあったからなんですね。

私のテキスタイルのルーツはここなんですよ~というお話をしたところ、こういった表現で記事にまとめていただきました。
ありがとうございます。

今回は地域情報誌という事で茨城県の一部地域に配布されましたが、次は県全体、いやもっと広い地域…、全国の書店に並ぶくらいの気持ちで生きていきます!

自分の制作に対する気持ちや、作品のコンセプトなど語り始めたら時間がいくらあっても足りないくらいだけど、もうそのレベルの取材受けてみたいなぁ~

夢は膨らみます。


☑手織り×○○の新シリーズ始動

2020年は手織り×カーテン生地×革で巾着型バッグを制作しましたが、2021年はここに新たな風が吹き込みました。

そう、手織り×手編みの作品が誕生したんです!
やった~!元気に産声あげてます!!

私は編み物ができないので、ここは身近にいるプロ。
先程も話に上がっていました、元・手編み講師の母に制作を依頼しました!
手編み部分は母、手織り部分は私という親子の合作です。
素敵な作品を生み出せた嬉しさと、母とこうやってものづくりができた嬉しさがありますね。
母も嬉しそうでした。照れちゃうね。

同じ糸でも、形作る技法が変わればこんなにも表情に変化がある。
それがよく表れた面白い作品になったと思います。
糸の魅力がぎゅっと詰まってる。

身に着ける際も、作品のどこの部分を前に持ってこようかな~?と遊べるデザインになりました。
さらっと首や肩に掛けるだけでも生地の違いがよく見えて、特徴の光る作品ですが、ぐるぐるっと巻くも良し。

2022年では、他の素材で同じように制作するとどんな面白い効果になるのか、試作と実験を繰り返しながら追求していきたいと思います。

手編み部分の立体感とケンカしちゃうかな?と思って手織り部分は割と大人しめに仕上げてみたのですが、もっと暴れてもいいのかも。
色々とチャレンジしてみますね。


そして手織り×手編みシリーズ、まだ止まりません。
お次はこちら。

手織り×手編み×カーテン生地のバッグ達!
新しいデザインのバッグも誕生しました。

上記のマフラーストール達と同じように、バッグ下部の手編み部分を母に制作してもらってます。
それにしても手編みの技術が恐ろしく高いなぁ。頼れるパートナーですね。

写真1枚目のデザインの子は、Instagramにて名前を募集しまして…。
ぽちゃっとした、丸っこいという意味を持つ「Chubby」を使った”チャビーバッグ”に決定致しました。

初めての試みでしたが、思っていたよりも沢山の方が名前を考えてくださって、そして投票にも参加してくださって嬉しかった~!本当にありがとうございました。
chomoを見守ってくださるだけでも嬉しいのに、こうやって関わってくださって…わたし泣いちゃうよ…。
これもまた私にとって素敵な思い出になりました。
次のチャビーバッグを作るのが楽しみ!

ちなみに、2枚目の写真の子は名前無いの?という感じですが…。
いやこれは名付けるまでもなくまごうことなきトートバッグかな、と…。
(トートバッグの定義って、持ち手が2つあることというとんでもなく宇宙のように広いものだったので、それでいったらチャビーバッグもトートバッグと言えちゃうんだけどね。)

巾着型バッグと違って型紙を使っていないため、一点一点サイズが異なるところもポイント。
より一点ものの作品!という色が強くなりますね。
色んなサイズで展開していけるよう頑張ります。


手織り×手編みではないですが、2021年は他にも新シリーズを発表していきました。
パパッとご紹介。

ファブリックサークル
(詳しくはこちらの記事で紹介してます⇨https://note.com/chomo_hirary/n/n853b5ea9b1fd)


ビスチェ
(Instagramに着用動画があります、どうぞ!⇨https://www.instagram.com/p/CPvIZulp6FF/)

そして2021年の新シリーズの中でも大人気だったのがこちらの

☑手織り×ドライフラワー×しめ縄のインテリアアイテム

普段からよくインテリアや、作品の物撮りに取り入れているドライフラワー。
手織り生地ととっても相性がいいんです。

それぞれが持っている柔らかさもそうですが、ナチュラルで豊かな造形がお互い惹き立てていると思います。
装飾の役割を持つ布を織るのって本当に楽しい。その布をさらに加工したり組み合わせるのはもっと楽しい。

ブライダルのウェルカムボードをオーダー頂いたときにはよくこの2つの素材で制作していますが、インテリアアイテムの新シリーズとして制作したのは今回が初めてでした。

この子たちが有り難いことにとても好評で、実際にイベントに出した際も本当に沢山の方に見ていただいたりお声を掛けていただけました。
プレゼントにも選んでいただけて嬉しかったです。
これは2022年も作っていきたいアイテムですね~。
楽しすぎて制作が止められず、思わずビッグサイズになってしまったので(1枚目の左の子とか…)もう少しコンパクトサイズも展開していきますね。

2022年をお楽しみに!
もっと沢山の、色んな空間をchomoの作品で豊かに彩れたら嬉しいな。


☑初!飲食店でのワークショップ開催

これまた2021年のビッグイベントでした。
作品を置かせていただいているお馴染みのCasual Dining Ebiさんで、機織り機を使ったワークショップを3日間開催。
好きに好きに織っていただきました。

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございます。
ワークショップにおいては自分のことを紹介するのに講師という言葉を使っていますが、教えるというよりも、皆さんのものづくり…いやもっと原点の「糸を使って自由に遊ぶ」というところをサポートする立場だと思っています。

機織り機を使うので基本の使い方はもちろんお教えするのですが、実際に形作っていく作業の場面では、サポートしながら遊び方をご案内する感覚というか。

「この色で織ったらどうなるのか」「太さを変えてみたらどうなるのか」「じゃあ今度はこうやってみよう」…そんなワクワクで手が止まらなくなるような、糸や色で遊んで作ったとっておきの世界に一つだけの作品を生み出す体験をしていただくことがワークショップの醍醐味だと思います。

なので、このワークショップには設計図もないですし、次はああしましょうこうしましょう等は一切ありません。
その時の自分にしか織れない布を織る楽しさを、ぜひ楽しんで過ごしてほしいです。


機織り機を使う、という時点できっとなかなかない思い出になれるとは思うのですが、なんと今回のワークショップではEbiさんが特別に素敵なプレートやデザートを用意してくださいました。

おかげで「機織りの思い出」+「自分の織った布でテーブルを飾って食事を楽しむ」というスペシャルすぎる濃い時間が生まれました。
ワークショップを彩ってくださって、Ebiさんありがとうございます!

皆さん自分の織った布を撫でながら、のんびりお食事を楽しんでくださいました。
そんな姿が見られて嬉しかったです。
飲食店でのワークショップは今回が初めてでしたが、私も素敵な思い出と経験を蓄えることができました。

ワークショップ後はいつも、自分へのフィードバックのためにアンケートを実施しています。(皆さん回答くださって本当にありがとうございます)
より良いワークショップにしていきたいですし、ワークショップ以外のことでも色々な気付きや勉強も多いですし、なによりこの仕事は一方通行ではありえないから独り善がりで終わってしまわないように気を付けないといけません。

何かを提供するお仕事をしてそれだけで終わってしまうのと、提供した後にどうでしたか?としっかり伺って次に活かしていこうという動きがあるのだと、そりゃもう一目瞭然。

前者のような姿勢だと、まぁ成長しないとは言いませんが成長速度は本当に遅いし、もしかしたら大切なことに気付けないまま年数だけ経っちゃったりするかも。
というか、そういう感じのものづくりしてる方を見かけたりする。
出来るだけそうはなりたくないので、精一杯努力したい。

ちょっと話が逸れてきちゃいました。
chomoとしては制作がメインということもあって回数は少ないと思いますが、2022年も同じようにEbiさんでワークショップができたらと考えています。
今回ご参加くださった方も、今回は見送ってみた方も、ぜひご検討くださいね。
アンケートにあった嬉しい言葉もお褒めの言葉も、楽しすぎてもっと織っていたかった~!という言葉も次回に繋げて頑張っていきます!


☑2021年も最後に機織り機と一緒にイベント出展

することができました!
機織りをしながら皆さまをお出迎えするのもまた楽しいですね。

でもやっぱり、機織り機はひとりで搬入搬出するのには正直重くて大変なので、来年は難しいかもしれません!!!笑
家から出して車に積むだけでもへとへとに…、そして織機に傷が付いちゃうのも耐えられない…!

イベント出展用の機織り機を1台お迎えすることができたら、検討しますね。
2022年は1台新たに買うこともひとつ目標として持っておくことにします。

ちなみにこのイベントは「しろさとマルシェ」
初めて出展したイベントでしたが、chomoを知ってくださっている方が多く足を運んでくださいました。
初めての場所でなんと心強いことか。ありがとうございました!

作品をどんどん試着して沢山悩んでくださる姿も愛おしかったです。
私が面白いと思って形作ったものを同じように面白いと感じてくれたり、新たな魅力を発見してくれたり、作品と向き合ってくださってる様子は本当に必須栄養素。
皆さんそれぞれとってもお似合いでした。嬉しい。

充実した時間をくれた2021年最後のイベントも無事に終えることができまして、ついに2022年がやってきました。
あれもこれも、chomoを見守ってくださる方のおかげです。
本当に本当に、ありがとうございます。いつも助かってます。

私事ですが、2月22日が誕生日ということで2は私の数字だと思い込んでるところがあります(ゾロ目に生まれた人間あるある思考)
ということで2022年は1年まるっと私の年です。強気発言。
きっとchomoも、いつも以上に充実した年になります。
2022年の活動まとめは長くて濃くて読み終わるのに1日はかかるような内容になることと思います。
お楽しみに!!

ということで、2022年もchomoを一生懸命、楽しんで育てていきます。
こころが豊かになるような豊かな布を織っていきます。
変わらず見守ってくださると嬉しいです。

宜しくお願い致します。

chomo/ひらりー


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