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仕事で分かってきた日本語表現

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仕事で耳にする日本語表現をまとめています。
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仕事で分かってきた日本語表現(7)

トンマナトンマナとは、広告やWeb制作のデザインにおいてコンセプトや雰囲気に一貫性をもたせることを意味します。この言葉はトーン(tone)&マナー(manner)の略称です。ユーザーは配色や文体、フォントのような要素からアプリの印象を決めることになります。それだけ、トンマナの一貫性を持つことが重要です。  例)このページでは、トンマナを持たせるように文字色を赤文字にしましょう。 私がテストしているアプリでは、4つの規約画面を表示しますが、1つの規約は残りの規約と少し性格が

仕事で分かってきた日本語表現(6)

ぱっと見「ぱっと見」とは、主に外見を軽く、瞬間的に見たときの印象を述べる際に使う表現です。例えば、ある作業内容を共有してメンバーたちに見せることがあると思います。そのとき、一瞬でも見ていただくのように、短い時間内に軽く見るという感じですね。 例) ・今の不具合ですが、ぱっと見で原因がわからなかったので、また起きたら教えてください。 ・内容をぱっと見で、間違っているところは見つけませんでした。 ということで、「ぱっと見」という言葉のポイントは瞬間的に見ることだと言えますね。

仕事で分かってきた日本語表現(5)

1)クリティカル(critical)「クリティカル」とは、批判的なまたは危機的なという意味です。 ビジネスシーンで言うと、リリース日には、今まで開発していたソフトウェアに欠陥のない状態で納品するのがチーム目標の一つですね。でもリリースの直前まで不具合の改修が順調に進んでいなかったら、その緊急度の高低を判断しリリースしてしまっても良い許容範囲を決めると思います。  例)来週月はリリース日なので、明日まで不具合なしにしたいですが、クリティカルなバグとか思いつくのはありますか。

仕事で分かってきた日本語表現(4)

1)ボールを投げる 「ボール」を課題やタスクという意味で、「投げる」を(担当者に)渡すという意味で思っていただければわかりやすいかと思います。  現場でまだ改修されていない不具合があるとします。不具合が解決されるまでは、それに関わっているメンバーたちがいて誰かに何かを依頼したり、また誰かに質問したりします。これらのやり取りをボールを投げると言えます。  例)その件ですが、昨日⚪︎⚪︎さんに質問してボールを投げました。    デザイン変更の件ですが、今誰がボール持っています

仕事で分かってきた日本語表現(3)

1) ぱっと見(ぱっとみ)ぱっと見とは、外見上の様子を示す言葉です。仕事中には、メンバーたちに何かを質問したり説明したりすることがあると思います。その時、少しだけ見た感じだが、気になってきて一応言ってみる感じですかね。 例)パッと見たんですが、この仕様書って更新が必要そうなところがあるかもしれません。 その言葉は、すごくカジュアルな表現なので、フォーマルな雰囲気であれば言い替えして使った方が良いかもしれません。例えば、「表面的には」とか「わかる限り、知っている範囲」といっ

仕事で分かってきた日本語表現(2)

1) 大雑把(おおざっぱ)大雑把とは、詳細なところまで注意が届かず、雑であるさまを意味します。または全体を大きくとらえるさまとも言えますね。その言葉のままに人の性格としても使われる表現だと思います。  例)設計書がまだ大雑把ですが、少し見ていただけませんか。 のようにある作業がまだ仕上げていないが、方向性が正しいのか確認いただきたい時この言葉を使ったことがあります。類語には「大まか」があります。 2) 中途半端(ちゅうとはんぱ)中途半端とは、物事が府完成で未完成なさまを

仕事で分かってきた日本語表現(1)

こんにちは、日本でQAエンジニアとして働いているChoです。日本に来てからもう2年が近づいてますね。ということでこの度は、仕事で分かってきた日本語表現についてご紹介したいと思いまいます! 1) 遅ればせながら この表現は、業務などで対応が遅れてしまい、謝罪の気持ちを伝える時使われます。この言葉をはじめて聞いた時は、自分が普通に使う表現じゃなかったのでもあって、もっと丁寧な表現だと感じてきました。同じ意味のフレーズとして「今更ですが」や「遅くなってしまいましたが」などの言葉も