仕事終わりに星を見に行った話

今日は今年の秋頃、私生活が何にもうまくいってない気がしてめちゃめちゃ情緒が不安定だった頃の話です。

その日は昼くらいからもう仕事にも集中できなくなってて、何がとか何でとか全然そんなことにも向き合うとかもしたくなくなってどうしようもなかった日があったんですけど、どこか抜けだして自由な場所に行きたい…、って思ってたんですね。広い場所に寝転がって星が見たい…、ってふと思ったのがその日の夕方の休憩時間で、あー、行ってみようかなあ…って思ったんです。その日は月曜日だったんですけど、定時で上がって行ってきました。新篠津村(札幌から割と近くて車で1時間くらいで行ける。何回か行ったことがあった)のキャンプ場で星を見たことがあるなあ、そこならいける気がするなあ、と。私土地勘とか道とか全然分からずにナビに任せっぱなしで車を運転するんですけど、その日車のガソリンが2メーターしか入っていなくて、途中どこかで入れてから行こうって思ってたのに入れる前に人里を離れてしまったんですよね。行く途中にもう1メーターしかない状態になってしまって、まあ村に着いたらガソリンスタンドくらいあるでしょって気楽な気持ちでいたんですけど、19:30頃に着いたらもう村のガソリンスタンドは全部閉まっていて。なんだかもう笑えてきたんですよね。ど平日の仕事終わりに特段の用事もなく村のキャンプ場に来て、挙句ガソリンがなくなるって! うけるな!って。(来るときはなんか田舎道みたいなとこ通っちゃったんだけど、ググったら別の道を通ればガソリンスタンドあることがわかり無事に帰ってこれた。ギリギリだったけど!)

既に笑える気持ちになったので、ガソリンないことは一旦置いておいてちゃんとキャンプ場で星も見てきた。月曜日だったしもうかなり秋だったけれど意外と人はいて、テントも何棟かたっていました。キャンプ場の真ん中に小高い丘みたいなところがあり、そこに建ってる塔みたいなものの後ろが丁度影になっていて星が綺麗に見えるんですよね。暫く星を見たりキャンプ場の中を散歩して置物の石の上に乗ってみたり。更に笑える気持ちになった。普通にワンピースにパンプスの出で立ちだったので、キャンプに来てた人からみると多分変な人だったのでは。最後にキャンプ場横の温泉に入って普通に愉快な気持ちになって帰ってきたので、その日はすっかり安眠を得た。

今日も特におちはありません、以上です。なんだかやたらにリフレッシュして帰ってこれたし、思ったよりはどこにでも行けるのかもな、と思いました。

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