ハバナボートの話

私が生きるにおいて何となく心の隅にあるなあ、って考え方の一つに「ハバナボート」があります。「ハバナボート」というのは中学生(もしかしたら高校生かも)の時の国語の教科書に載っていた評論分の教材タイトルでして、ざっくり以下のような内容の文章です。

〇〇人(何人だったかは忘れてしまった)は楽観的だ。未来の失敗を恐れることはない。彼らにとって目標は、必ず達成されるものとして楽観的にとらえるからだ。楽観的にとらえたうえで、目標を達成するために必要なスモールステップを設定しそのステップをたんたんとこなしていく。小さく簡単な目標を達成していくことで、いずれ大きな目標をも達成することができると彼らは知っている。

中学生くらいの時に読んだ文章なので、もしかすると記憶が改ざんされている可能性はあるのだけれど、子供心にこれは人生において重要な考え方なんじゃないかなあと思ったのを今でも覚えていたりするわけです。実際、むちゃ大事な考え方だなと思うし、でもそれが難しいんだよな~~~!と思っている。どこに向かいたいか、とか指針を決めたりの難しさも出てくるしな。さておき、この文章言ってることはめちゃ普通なんですけど、中学生のころから心の隅に考え方の基本として置いてあるものではあって、なかなかこの通りに出来はしないんだけれども基本的な指針になってくれたりもします。「ハバナボート」以外の人生の基本指針の一つに「ハクナマタタ」もあります。わたし性格はめちゃ根暗なのですが、割と楽観主義なのはこれらの影響があるのかも。

ところでこの「ハバナボート」は教科書教材なので、同じくらいの年代の方であれば(使ってた教科書の出版社が同じなら)知っている方がいてもおかしくないと思うんですけど、今のところ友人知人と知ってるよって話にはなったことがありません(まああまり積極的に誰にでもする話というわけでもないのですが)。昔のことなので、もしかしたらタイトル自体も違っているという可能性もあるのやも…。20代後半の年代の方でしたら、もしかすると知っているかもしれないですね。

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