コーヒーの話
去年の夏くらいだったと思うんですけど、中村文則さんの小説を人に勧めてもらって読んだところ大変に心を持っていかれまして、ああ、コーヒーが飲みたいな…と思ったことがある。その時は確か遮光と銃を読んだのだけれど、主人公の男の人がやたらと煙草とコーヒーをのむもので。その時はあまりコーヒーを飲んでなかったのだけれど、そこから1年以上コーヒーをよく飲むようになった。
割と小説に心を影響されやすいので、主人公がやさぐれた話し方をする小説を読んだりすると私もちょっとやさぐれたりする。回りくどい喋り方は元から。人生ハッピーサイコーな物語を読んだからといって私の性格が明るくなったりもしないけれど。去年の夏は中村文則さんと山田詠美さんを、今年の夏は石田衣良さんを、今は西尾維新さんをよく読んでいる。石田衣良さんを1ヶ月で5冊くらい読んだ話を人にしたら私生活を心配されたけれど、何のことはなく作家で本を選びがちだから。
近頃はだんだんとコーヒーを飲まなくなってしまって、買い置きのドリップパックコーヒーがおうちに沢山余ってしまっている。賞味期限が近いので、どなたか貰ってはくれないだろうか。