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【志】怒涛の国境越え🚍
#2
誰を信じれば良いのか、もし足を一歩踏み外してしまったら、、、絶景とスリルを求め、喜怒哀楽剥き出しに過ごした1カ月は、最上級の「楽しい」時間となった。どんな環境になろうと遊び心を忘れてはいけないし、ひとりひとりが"自分"というものを出しまくり、周りがそれをrespectし合う世の中になれば最幸だ。
はじめに📚
前回の沖縄同様、1日ごとに日記を投稿しようとしたが、何もない日も多いため、ジャンルごとに分けてのnoteにする。今回は「国境越え」について。
細く分けると僕らは、
タイ→カンボジア→タイ→ラオス→ベトナム(ダナン→ホーチミン)の様に移動した。
この周り方は一般的ではない。
一般的でないからこそ、色々な出来事に遭遇した。
あ、YouTubeの方もよろしくお願いします。
🇹🇭タイ⇄カンボジア(バス)🇰🇭
はじめにタイ⇄カンボジアのバスについて。往路復路ともに、9時間かかる。この9時間に国境を越える手続きの時間も含まれるため、バスだけだと7時間ほどだろうか。
タイ→カンボジア(難易度…低)🚼
タイのカオサンからカンボジアのシェムリアップ行きのバスに乗車。集合場所へ行き手続きを始める。
乗務員と同じバスに乗るお客さんととにかくコミュニケーションをたくさんとった。
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これは、置いてきぼりにされないようにするためだ。 #日本人#金髪 という印象を相手に覚えさせる。そうすれば、仮に乗れなかった時、誰かしら反応してくれるだろう。
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二階建てバスに乗ると、軽食(お菓子)が配布され、説明が始まる。(ちょっと何言ってるかわかんない)しばらく走ると、お昼休憩がありチャーハンを頬張った。料金内に含まれていてかなり美味しかった。再びバスに乗り込みカンボジアへと向かう。
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カンボジアはVISAが必要な国である。パスポートだけでは入国することができない。日本でも取得することはできるが僕たちは取得していなかった。僕たちは、着いた時に、取得できるアライバルVISAを選択した。タイの出国手続きを終え、カンボジアへ入国。
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バスから一旦降り、ここからは個人戦となる。ちゃんとVISAが取得できるか、入国できるか、そしてバスが先に走り出さないか。不安と楽しみが混じった。良くわかんない書類を書き、無事入国。バスも待っててくれて目的地までなんとか辿り着けた。
カンボジア→タイ(難易度…低、変人注意🔞)
神秘的な国を存分に楽しみ次の目的地はラオス。直接ラオスに行くのではなく一旦タイに戻ってから向かうことを決めた。往路と同じバス会社で乗客に日本人もいて安心した。僕達の席は、1番後ろの5席を2人で使用可能だったため、お互い横になっていた。
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復路も途中お昼休憩スポットがあり、そこでフィリピン人の男性とpassionで英会話をしとても仲良くなってしまった。バスに乗り込みタイのカオサンへと向かう。周囲は疲労が溜まっているのか寝ている人が多かった。僕達も後ろの席でくつろいでいると、1番前の席で座っていた先ほどのフィリピン人が僕らの席までやってきた。ゆっくりくつろぎたかったが、笑顔で迎え入れてしまった。
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後ろの席で3人で喋っていると、「彼女いるの?」などと言う話になった。彼はモゾモゾしてしまったのか、気づくと彼の手は僕達の股間の上に置いてあった。普通だったら「やめろよ!」と反射的になるだろう。しかし、多くの修羅場を熟した僕達は、手を払ってもいいが、払わなかったらどうなるんだろうと思い抵抗はしなかった(笑)
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普通に犯罪行為だ。戦える準備はできていた。
因みに翔ちゃんは、彼の手がパンツの中に入ってるにも関わらず冷静だった。もちろん翔ちゃんは、"変わらず"小ちゃんであった…。やはり海外は面白い。
タイ🇹🇭→ラオス 🇱🇦
流れは以下のようになる。
➀モーチット→ノーンカーイ(夜行バス9時間)
②ノーンカーイ→出入国審査(徒歩ですぐ)
➂出入国審査→ビエンチャン(路線バス)
モーチットからノーンカーイ(難易度…低)🚼
このバスは事前にネットで購入をした。座席選択も可能で一番前の席を確保した。
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バスの形は二階建てのバスで一階にはトイレもついているし、あらかじめお菓子や飲み物も席に置いてあった。午前中カンボジアからタイに戻り、夜このバスに乗るというプランを設定したため、運転が荒い中すぐに夢の中へ入ることできた、、、と思ったその時、バスは事故を起こした。
急ブレーキをかけたせいか、バイクが突っ込んできた。100%バスが悪いと思う。一時間以上道端に停止した。警察が来たり、乗客に説明があるのかと思いきや何事もなかったように走り去ったようだ。幸い誰にもケガはしてない(だろう)。翌朝、ラオスとの国境付近に到着し出入国審査を済ませラオスへ入国できた。
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ラオスからベトナム(難易度…高)🚨
《全てが過酷だった。》
ラオスのビエンチャンからベトナムのラオスまでバスで24時間かかる。
全てのバスに共通して言えることだが、事前に休憩スポットや出発時間がわからない。運転手の気分次第である。また人数確認もせずに出発する。今回は24時間のため、バスは最初からリクライニングになっているスリーピングバスであった。快適じゃん!と思うが、足のつま先の方は狭く立てられない。
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しかもこのバスにはトイレが付いてない。翔ちゃんはお腹をしばらく壊していたため不安がより多かった。エアコンはついているけど蓋がないため止めることが出来ない。だから僕たちは、エアコンの穴にビニール袋を詰めて無理矢理、風がでないようにしていた。
翌朝、国境に到着。まずは出国審査をする。周りには出国手続きを代わりにやってくれる人が客引きをしていた。顔を見て明らかに悪い顔とわかったため僕たちは頼らず自分たちで出国することを選択した。頼んでいたら1,000円くらいぼったくられていた。
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出国手数料としてお金を払わないといけなかったが、ラオスのお金はほぼ使い切ってしまっていた。幸いタイのお金バーツが少々残っていたので交渉し、バーツで払いラオスの出国は完了した。
次にベトナムへ入国。軍隊らしき人たちが音楽の発表を行っていて、威圧感があった。
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列に並ぶがなかなか進まない。どうやら機材トラブルで入国ができないらしい。ここで取り残さてしまうのかとドキドキしていた。同じバスの乗客の人とお話をしながら回復を待った。一時間ほど待ってやっと再開した。
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入国手続きをしようとするがここでもハプニングが、ベトナムでは入国するのにお金がかかるらしい。しかし、僕達はベトナムのお金は両替してきてもいないし、周辺国のお金も先ほどタイバーツを使いきってしまった。クレジットも利用ができない。さぁ、どうするか。翔ちゃんが先程おしゃべりをしていたドイツ人の元に行きお金を貸してくれと交渉しに行った。その結果、快くお金を貸して頂き無事入国できた。本当にお金を持ってなかった僕たちは、日本円で1,000円札を彼に渡した。彼は以前、日本にも来たことがあるため笑ってくれた。ありがとう。
ベトナム・ダナンに到着後、翔ちゃんの様子がおかしい。以前から続いていた体調不良でお腹を壊し、便座に長時間座り、さらにこの24時間バスで追い討ちされ、彼は痔となってしまった。(笑) まともに歩くこともできなくなってしまった…。
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ダナンに着き、翔ちゃんは痔の薬を求めてに薬局へと向かった。なんとも切ない後ろ姿だった。
痔・END
Don't forget playful.