キングヘイローとカワカミプリンセスの解説
こんにちは、chomeと申します。
GP名古屋TOP8に続き、GP大阪でもTOP8になることができました。
この記事は、2大会ともオリジナルデッキで挑んだ私が、なぜこの構築に行き着いたかの解説です。
早速始めます。
自由枠を検討する上での考え方
ウマ娘の主要デッキにあたるダスカウォッカは、メインデッキが以下32枚まで確定枠で異論がある人は少ないですよね。
発売から2-3日でダスカウォッカが強いことが広まり、ダスカの販売価格が一時期2,000円代と高騰。
その後、アグネスタキオン/ナリタブライアン/エイシンフラッシュ/雨の独奏、私の独創など盤面処理性能が高いカードが評価され、リソース+処理できるライスシャワーも投入までがテンプレート化しました。
ここから自由枠を検討する際に、私は「盤面トレード性能」的な考え方でカードを評価を行いました。
最終的に自由枠として、大会当時はほぼ被らなかったと思われる2種類のカードをそれぞれ投入に至ります。
上記のカード選択に至った背景ですが、元々私はカードゲームの実績がなく、ただshadowverseが好きなだけの人間です。
ですが自分より強い方々に勝ちたいと思ったときに、「守りきるよりも、攻め切ってしまいたい」と考えました。
攻め切るためには、以下が重要ファクターと考えています。
こちらの盤面にフォロワーが残る
相手の盤面にフォロワーを残させない
ダスカウォッカやスペ進化など、強い盤面を作って残したい
そのために、相手に除去やタキオンを使わせて弱い盤面でターンが回ってきて欲しい
あわよくばダスカウォッカしなくても盤面勝ちしたい
上記を実現するために、いかに盤面に残せるか、相手に盤面を残させないか、を最重要にいまもデッキ構築していて、そのために使うのが「盤面トレード性能」でのカード評価です。
考え方は簡単に言えば、「そのカードはコスト分の働きなのか?」というものです。
盤面トレード観点でのカードパワー評価
まず例を出してみます。
単体捲り最強カードのエイシンフラッシュです。
ミラーだと、イクノディクタスや出走したナリタトップロードをよく手札に戻しますね。
その場合こうなります。
まぁそうだよねという当たり前の話ですが、上記を自分盤面の構築もしくは相手盤面に干渉できる主要カードや組合せに当てはめた結果が以下です。
■ダスカ+ウォッカ+ウォッカ+見習い
コスト:6pp
トレード性能:盤面体力16と処理体力2で、18点
評価:1ppあたり3点
■ダスカ+ウォッカ+スペep進化+見習い
コスト:7pp
トレード性能:盤面体力15と処理体力2で、17点
評価:1ppあたり2.83点
■ナリブ+アクト5点+返しで相手8点分攻撃
対象:体力5までのフォロワー
コスト:8pp
トレード性能:盤面体力8と処理体力13で、21点
評価:1ppあたり2.62点
■エイシンep出走
対象:イクノ
コスト:3pp
トレード性能:盤面体力4と処理体力4で、8点
評価:1ppあたり2.6点
■エイシンep出走+フェスれ
対象:ダスカをバウンス、ウォッカに4点
コスト:5pp
トレード性能:盤面体力4と処理体力9で、13点
評価:1ppあたり2.6点
■ダスカ+ウォッカ+見習い
コスト:5pp
トレード性能:盤面体力9と処理体力2で、11点
評価:1ppあたり2.2点
■タキオンep進化+フェスれ+見習い
コスト:5pp
トレード性能:盤面体力3と処理体力8で、11点
評価:1ppあたり2.2点
■ダスカ+ウォッカ+フェスれ
コスト:6pp
トレード性能:盤面体力9と処理体力4で、13点
評価:1ppあたり2.16点
■タキオンep進化+フェスれ+フェスれ
コスト:6pp
トレード性能:盤面体力3と処理体力10で、13点
評価:1ppあたり2.16点
■エイシンpp出走
対象:イクノや出走トプロ
コスト:4pp
トレード性能:盤面体力4と処理体力4で、8点
評価:1ppあたり2点
■ライスシャワー
コスト:5pp
トレード性能:盤面体力5と処理体力3で、8点
評価:1ppあたり1.6点
■ダスカ+フェスれ
コスト:5pp
トレード性能:盤面体力4と処理体力4で、8点
評価:1ppあたり1.6点
■ウォッカ+フェスれ
コスト:5pp
トレード性能:盤面体力4と処理体力4で、8点
評価:1ppあたり1.6点
※盤面に+2体いて2バフできて、2点評価
その他リソースカードの評価が下がるのは仕方なく、スペ1点、イクノ1.3点、トプロ出走1点。
後半になるにつれてビッグアクションの確率とインパクトが大きくなるので、特にミラーでは序盤にリソースカードを使ってしまいたい。
リソースカードを使うということはその分相手に楽をさせるので、有利盤面での使用かその後に捲ることが必須になります。
自由枠採用カードの盤面トレード性能と評価
先程と同様の比較方法で、私が自由枠で採用したカードたちの評価です。
■ゴールドシチー+エイシンep出走
対象:イクノや出走トプロ/エイシン
コスト:4pp
トレード性能:盤面体力7と処理体力4で、11点
評価:1ppあたり2.75点
■ゴールドシチー+ダスカ+ウォッカ+見習い
コスト:6pp
トレード性能:盤面体力13と処理体力2で、15点
評価:1ppあたり2.5点
■ゴールドシチー+マルゼンスキーep進化
コスト:4pp
トレード性能:盤面体力7と処理体力2で、9点
評価:1ppあたり2.25点
■マルゼンスキーep進化
コスト:3pp
トレード性能:盤面体力4と処理体力2で、6点
評価:1ppあたり2点
■キングヘイロー+カワカミプリンセス出し
コスト:6pp
トレード性能:盤面体力8と処理体力4で、12点
評価:1ppあたり2点
■カワカミプリンセス
コスト:4pp
トレード性能:盤面体力4と処理体力4で、8点
評価:1ppあたり2点
上記からわかる通りいまでもゴールドシチーは強いと考えていますが、マルゼンスキー投入が環境と構築の兼ね合いで難しくなり、シチーはマルゼンorエイシンとの2枚出し前提のカードだったため、採用を見送りました。
ではなぜキングヘイローとカワカミプリンセスを採用したのか、やっと本題に入れます。
キングヘイローとカワカミプリンセスが強い30の理由
カード単体評価と、ウマ娘ミラーでの評価です。
カード単体で強い15の理由
状況に応じて効果を使い分けられる
6ppカード1枚で4/4が2体、純粋にパワー
カード1枚でダスカウォッカフェスれみたいなことしてる
6ppはダスカウォッカの他に攻めの動きがない
デッキシャッフルで、ボトムをリセット
デッキ圧縮でトップ強化
カワカミプリンセスを採用する価値が上がる
手札1枚をpp0のフェスれにできる
除去に出走が必要ない(にんじん温存できる)
捲り最強カードのエイシンを温存できる
被っても捨てればよい
墓地加速も悪くない、むしろ良い
擬似3枚ドロー、強くない?ハンデス耐性あり
打点、除去、 7センチなど探しにいける
テンポ奪取とリソース回復で自己補完してる
ウマ娘ミラーで強い15の理由
後3エイシンの理想ムーブへの最適解答
デッキがバレてても回避できない
自分のエイシンを温存し、相手だけ処理できる
先4ダスカやウォッカを取りこぼさない
ダスカウォッカ欠損しても6PPで盤面勝ちにいける
相手にタキオンなど除去を要求できる
するともう1回出せてしまう
盤面勝ちし続けて先ナリブの権利が得られる
相手のナリブ前に出すとプレッシャー強めで出てこれない、出てきても楽
エイシンが刺さらない、むしろ嬉しい
オグリキャップも刺さらない4/4 2面が素晴らしい
ライスはダスカウォッカの後か次に見えていて、相手タキオン時しか出せないので1枚減らした
ライスにできない単体で攻める貴重な1枚
相手次 7センチなら、ヘイローの擬似ドローが輝く
ヘイローの擬似ドローで、大阪GPミラー戦で2回リーサル札引けた
以上です。
JCSでだれかキングヘイローとカワカミプリンセス使ってくれると嬉しいです。
私の代わりに彼女たちに光を当ててくれ、、!!
ウマ娘ミラーの記事はこちら
こっちはそれ以外の全クラス対面の記事です
4弾もまたお気に入り見つけたい
でもウォッカ殿堂入りしたとしてもウマ娘が1番丸いかもしらん。。トリオとか特に。。
それでは
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