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2021.5.2 ハードヒット My name is HARD HIT

松本崇寿選手対和田拓也選手のカードが発表されてから「行きたいなー。チケットどうしようかなー。」と思っていました。
和田選手のコロナ陽性などでカード変更もあったものの行きたい気持ちはずっとありました。そしたら緊急事態宣言が出されて、プレイガイドは販売停止。どうなる??と思っていたら佐藤光留選手の「開催宣言」が。速攻佐藤選手のメールアドレスに連絡をし、チケットを確保しました。
当日着座すると、公開練習をする佐藤光留選手。まとう空気がとてもとても恐ろしくて、すぐに引き込まれてしまいました。

第一試合 関根シュレック秀樹選手対田馬場貴裕
とにかくでかい二人。田馬場選手も身長はないが、110Kgぐらいあるのでは。
関根シュレック秀樹選手は、身長も田馬場選手より10センチぐらい高く、体重も20Kg 以上上回るのではないか。そんな重量級の二人。
掌底一発にしてもめちゃくちゃ重い。最後のジャーマンの迫力はさすが関根選手としか言いようがありません。

第二試合 唐澤志陽選手対前田賢哉
前田選手の「自称・高岩の弟子」が気になりました。体形は数年前の橋本和樹選手のようなふてぶてしい風貌。
しかし、唐澤選手の意表を突くようなハイキックにダウン。
あれはたまらん!

第三試合 佐久田俊行選手・植木嵩行選手対SUSHI選手・河野真幸選手
佐久田選手のデスマッチではない試合、相当久しぶり。そしてこの試合で一番動きがよかった。
ロストポイント制なので、ロープエスケープしてしまうと1点マイナス。
佐久田選手はエスケープが多かったのでどうなることやらとみていましたが、
胴締めスリーパーで勝利。戦い方がうまくはまったという印象でした。

第四試合 松本崇寿選手対前口太尊選手
和田拓也選手の欠場により実現したこのカード。
寝技の松本選手と、キックボクシングの前口選手。毛色が正反対の二人の試合は化学反応により最高のものとなりました。
正直、それまでの試合がダウンでロストポイントというのが多かったので、寝技の松本選手には不利かと思っていたのですが、
前口選手の打撃でダウンがとられれば、松本選手の寝技でロープエスケープによりロストポイントという拮抗した展開でした。
最後は2-1でリードした松本選手が、最後前口選手のラッシュに耐えて勝利しました。うれしい。
YOSHITATSU選手はこれを見て異種格闘技戦とは何かを考えていただきたい。4.18も観戦してましたけど、こっちのほうがよほど異種格闘技。

第5試合 渡慶次幸平選手対阿部諦道選手
もはや阿部選手への罰ゲームなんじゃ?と思っていたこの試合。
最高にバチバチしていました。渡慶次選手がヘッドバットでイエローカードで警告を受けると、阿部選手も熱くなり、ヘッドバッド。
最終的には収拾がつかなくなりノーコンテスト。いやしかし、本当に緊張した試合でした。
迷子になった拳、見に行きたいです。

セミファイナル 飯塚優選手対井土徹也選手
かつて同門で切磋琢磨していた二人が袂を分かち、そして再開。
飯塚選手はGLEATが非常によく似合う。正直GLEATで人気が出るのは飯塚選手なのではないかと思っている。
一方井土選手は、飯塚選手の離脱、兼平選手の休業などもあり、ここ一年で急に団体を背負う存在となった。
しかし、この日の井土選手を見る限り、迷いはなく、自分の道を突き進む覚悟が見て取れた。
馴れ合いなんて言葉はなく、二人とも仕掛けに仕掛けまくる。
DEAD OR ALIVE
それを体現したような試合でした。
結果は飯塚選手のクロスヒールホールドで井土選手が負け。
しかい6.9への弾みともなった試合でした。

メインイベント 佐藤光留選手対川村亮選手
ハードヒットとは何かを知らしめるならば、このカード。ハードヒットの象徴とは言わないが、間違いなく始まり。
そんな煽りVから始まった、本大会。
佐藤光留選手の並々ならぬ覚悟と、川村選手のそれにこたえようという気持ち。
それが、かみ合って最高にかっこいい一戦となりました。
川村選手の張り手、的確だし、佐藤選手の脚を狙いに行く姿勢は執拗でよかった。
壮絶な15分、結果はドロー。

最後にGLEATの伊藤選手がなぜかマイクを持っていたけど、あの瞬間は最高にしらけた。
わたしは完全にハードヒット民なので、6.9はハードヒット全力応援です。


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