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【読書/Kindle Unlimited】80歳のスパイス屋さんが伝えたい人生で大切なこと/吉山武子

みなさんおはようございます。
スパイス繋がりで、今回はこちらを読んでみました。
なんだか、スパイスよりも実家の親を思い出してしまいました。

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あらすじ


福岡県久留米市に住む吉山武子さんは、40年前から「スパイス一筋」。スパイス料理の教室を開いたり、スパイスやハーブの販売などの仕事を続けてきましたが、なんと! 74歳でスパイス専門店を開きました。

小さいお店ですが、ランチで提供しているスパイスカレーは、持ち帰りも含めて売り切れになるほどの人気。

本書では、吉山さんのふだんの暮らしぶりや食生活、これまでの経歴などのエッセイと共に、スパイスを活用するアイデアやレシピも紹介しています。

高齢になっても輝き続けるシニアの生き方エッセイと、すぐ実践できて毎日手軽に作れる、体によいスパイス料理の情報が両方楽しめます。

【本人コメント】
日々の小さなできごとに楽しみを見つけながら、80歳の今を、精一杯生きています

Amazonあらすじより

所感&なんだか色々考えちゃうなぁ

スパイス〜スパイス〜と思って読み始めた本でしたが、
吉山さんのお店を開くまでの今までの人生だとか、夫の現在の介護の話など、
なんだか実家の親を思い出してしまいました。

私の親はまだ65歳で、吉山さんよりだいぶ年下ではあるのですが、
実際に親のどちらかが介護要となったらどうするかなー、とか(実家が九州なのでより親近感が沸くのかも)、そうなった時に何ができるかなあ、とか。
また、吉山さんの息子さんが一人関西に住んでおられるそうで、そこもまた親近感。

そして、本の中で吉山さんがおっしゃられているのです。

 子どもたちも、自分たちの生活で精一杯です。これからも、子どもたちをあてにしすぎず、頑張って生きていかないといけないなと思っています。

P54

私の親もこんなこと考えてたりするのかなぁ。
困った時はもう少し頼って欲しいところではあるけれど、とちょっと考えが脱線してしまったりして。

吉山さんは旦那さんを今介護しつつ、ショートステイやデイサービスを利用しながらお店をされているそうで、介護は愛がないとできないんだそうです。

夫の介護をしていてつくづく感じるのは、「介護は愛がないとできない」ということです。義務感だけでできるようなことではありません。料理も同じだと思います。家族への愛がなければ、頑張れません。今のお母さんたちはとても忙しいですね。一日働いたあとで手の込んだ料理を作るなんて無理だと思います。

P12

夫がもし介護が必要になった時、ちゃんと色々愛を持って介護できるかなぁ、なんて、先のことまで考えてしまったり。

スパイスの本を読みたかっただけなのに、色々脱線して考えてしまいました。

実際のスパイスのお話も、次から次へと情報が記載されていて面白かったですが、
それよりも吉山さんの生き方の方が気になってしまいました。
今から40年も前からスパイスを使用した料理教室をされていたり、レストランのカレーをプロデュースされたり、そしれスパイスのお店をはじめられたのが73歳とのこと!

そのバイタリティと、周りに求められるほどその道を進んでこられたことが、
私には何ができるだろうか、、ということを突きつけられている感じがして(勝手にw)

ほんと、どうしようかなぁ私の人生。

でも、何歳でも新しいことを始めることができるんだ、という勇気をこの本にもらえた気がします。ありきたりではありますが。

あれだな、育休中の課題に自己分析をあげよかな。

バイタリティ溢れるおばあちゃんですが、
決してそれだけではない、自分の家族のこと、仕事のこと、これからの人生のこと。
色々考えさせられる本でした。

気になった方、今ならKindle Unlimitedで読めるので、
ぜひ手に取ってみてください〜!

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