朗読劇「はなしぐれ」を見てきました。
今更になって感想を書こうと思いました。
今までイベントの感想とかあんまり残してなかったので
今年は!!!と思いちょっと残してみます。(いつまで続くなかな??)
朗読劇「はなしぐれ」に推しの「河野ひより」通称ぴよちゃんが出演するのでチケットを取りました。
朗読劇はいつも推しの目当てに行っていますが、いつも同じ役を演じる他の方も気にはなりますが見に行こうはしていない自分です。
ストーリーはネタバレになるので書きません。
今回も再演だったので同じ内容?は分からないのですが別キャストでやるかも?
ぴよちゃんの演技は11日だけの2回を見て14時の公演はちょっと意気消沈なぴよを見るのが新鮮(?)だったこととストーリーを把握するのにいっぱいでした。とにかくぴよちゃん可愛い
2回目の19時の公演は14時の公演よりはぴよちゃんが自然に演技することもあり間の使い方が上手い!!!と思いました。息の使い方はもちろんのことでしたが14時の公演と違う味を見せてくれるのか!!!と思いましたね。それはもちろん相方の方が違うからでもありますが、相方のイメージに合わせての結果かもですね。(14時の公演と19時の公演の相手役の方がイメージ違う・自分的には14時の公演の方はちょっとチャラ男系で19時の公演の方はちょっとは重みもある軽さ?でした。)
今回の朗読劇の良かった点は
時間が長い方(1時が55分?約2時間?)でありながらそれを感じさせないこと
演出面で本当面白かった。プロジェックションマッピングを利用した背景の表現で奥行きや背景の移動視線の動きでの背景の変わりを表現していること
それもステージの奥と前部の間に別のスクリーンを置くことで奥行きの表現や奥にいる人を見せるために照明の使い方朗読劇で今まで経験していなかった体験が出来ました。このような体験は結構前にいなくなったDMMシアターでのイベント参加時以来かな?
それと背景に合わせたSE体験の演出が本当に良かった。
今回の朗読劇の個人的に気になった点は
朗読劇ではアドリブが入ることが結構あるけど同じキャストでの複数会ではごのアドリブの面白さを見ることが楽しみであることもあるけどそこまで面白さを与えることが出来なったことやそれを担当するキャストが決まっていたことかな?
それと、時間の関係かな?カーテンコールがなかったこと。キャストの感想を聞きたがるのがオタクであると思うのだがそれが全くなかった(自分が見ていた会ではなかった)。
自分が考える「はなしぐれ」は?
これは考察であるけど題名に関して考えさせる演出が開演前からあると思う。
自分が思うには「はなし」「しぐれ」に分けた読み方が出来るように仕掛けていると思った。最初は「しぐれ」に関連する「はなし」なのかなと思った。それもそうなのが、始まりが「しぐれ」から始まるのでそう考えさせたが、でも物語りを進むことに舞台の奥側の「はなし」と舞台前(椅子が置いてある部分)「はなし」の時間軸のずれを感じることになる。そこで舞台装置を本のようにしていることの意図に気か付く。そう。舞台の奥から前に全く出てこない人物は全部漫画の中の人物である。たから時間のずれを感じるようにしたのだ。
2つの物語に見せかけて実は1つの物語で漫画の中は心中の表現に使わせたのだ。
1回目はそんなに気にしてなかったのだが2回目では意外と日付が目に入った。それを元に何があったのかを推理することはそこまで難しくはなかった。2011年3月11日ではないかと思う。(これに関しては作中では触れていない)
他の感想を書こうとするとネタバレになるから気を付けてはいるが題名に関してはそれに触れずには話しできないかな…
最後に
「しぐれ」から始まった「はなし」は「はなし」と「はなし」を見せて
「しぐれ」はいつかきっと止むことを今は雨宿りで立ち止まっているだけ…
「花時雨」舞い散る春が来るから