かねてより病気の後遺症とみられる感音性難聴を患う瑶子さま(三笠宮家)が6月22日、宮内記者会宛の書簡(6月20日付)を公表した。
3月25日に埼玉県入間市で行われた聴覚機能の衰えに関する講演会における挨拶で自身の感音性難聴を説明したことで後日ある会社から取材の申し入れがあり、それに対する返書という趣旨でしたためたもの。
書簡の件は同日中にニュースで報じられたが、内容に関しては1、2行の言及だけなので公表画像から読み取れた範囲でここに全体像を御紹介する。
表記は原文に従い、一部筆者で説明を加えた。
文字が判読できなかったり、隠れている部分についてはその旨を明記した。
読者の皆様はどのように受けとめられるだろうか。
筆者個人は父君譲りの屈託のない語り口の陰に波打つ葛藤、孤独とそれでもなお皇族として歩み続けるために大切にしている「真摯さ」を感じた。
瑶子さまに幸多かれ。