かつて音楽で追試になった私が「趣味:ギター」になるまで
note を 初めて2日目、2つ目の記事になります。
今回は私がギターを趣味とするようになったきっかけの話を書いてみたいと思います。
(本記事の前に下記自己紹介も読んでいただけますと嬉しいです。)
本記事の想定対象読者
体験談的な内容ですが、以下のような方にささるかもしれません。
(もちろん読んでいただける方はどなたでも歓迎です!)
ギターを始めようか迷っている方
何か新しいことを始めようか迷っている方
食わず嫌い的に何となく苦手意識があって手が出せていない何かがある方
本記事でお伝えしたいこと
たった一つの小さな成功体験が人生を変えることがあるかも
意外とやってみたら…ということもあるのでまずやってみるのがよいかも
それでは、書いていきます!
中学生までの私
中学生までの私は音楽に全く興味がありませんでした。
音楽の授業はまじめに受けず、音符も覚えられなくて(覚える気が起きなくて)、小学生の頃は同じグループの吹奏楽部の子にドレミをふってもらっていた記憶があります。
授業だけではなく、普通のポップスとかもまるで興味がなく、中学になると流行りの音楽、アーティストについての話題もついていけませんでした。
(当時、歌手とか、バンドのグループをアーティストと呼ぶことさえ知らず、同級生に引かれました…笑)
ギター(クラシックギター)に初めて触ったのは、中学の音楽の授業ですが、その時は適当にやり過ごしていました。
多分コードとか、ドレミの位置とか教科書に書いてあったんだと思いますが、前述の通り興味がなかったのでちゃんと見た記憶がないです。
(ただ、当時エンタの神様が流行っていたこともあり、私だけサボっていたというよりは他のみんなもギター侍の真似して遊んでいた気がします。笑)
そんな感じで過ごしていた中学時代、定期テストの音楽で追試を受けるという事件が起きました。
勉強もしていなかったので、暗記系の問題はボロボロ。追試の決定打となったのは「音楽を聴いてイメージしたことを絵に描きなさい」とかそんな問題だったと思います。
当然、絶対的な正解がない問題ですので、なにかしら描いておけばお情け点がもらえる問題だと思います。
あろうことか私はそれを空欄で提出しました。
シンプルに何も思い浮かばない、イメージできなかったのです。
(こういう感受性というか表現力が死んでいるのは今もちょっと悩んでいたりするのですが…いったん置いておきます…笑)
結果、個別に呼び出しを受け、音楽室で追試を受けることになりました。
確か学年 150人くらいの中で追試を受けたのは2人、その内の1人が私でした。(もう1人はなんで追試になったんだろう…笑)
クラスメイトにドン引きされ、音楽室では吹奏楽部?の生徒にヒソヒソされる…なかなかに厳しい経験だった思います。
ギターへの目覚め
高校生となり、相変わらず音楽には興味がないままだったのですが、ここでも音楽の授業でギター(クラシックギター)に触れる機会がありました。この授業こそが「趣味:ギター」の1歩目になりました。
中学の時もギターに触れる機会があったのになにが違ったのか。
思い返すと授業のスタイルとして、中学の時は自席ではなくワイワイと何人かで集まって音を出す行う形、一方高校の時は自席で音を出す形と違いがありました。
授業は正直退屈でしたが(当時の先生、すみません)、自席で何もしないわけにもいかないので、その時初めて教科書をちゃんと見てギターの音を出してみたのでした。
弾いてみたのは C のコード。これが思いのほかちゃんと音がでて(当時はそう感じました笑)コードってこういうことか、とちょっと感動した記憶があります。これにより、もしかして自分センスある!?と勘違い(笑)し、音楽の授業が楽しみになりました。
その後授業の中でギターを使った発表会が開かれることになり、それに向けてちゃんと練習したいとの思いから親に相談、初めてのギターを手にしました。それから、なんだかんだ飽きずに続け、今に至っています。
おわりに
元々全く興味がなかったものがひょんなことからまさかの一生ものの趣味となった、という話でした。
人生が変わった、というと大げさかもしれないのですが、もしあの時ちゃんとギターをさわらなかったら、大学でどう過ごしていたかとか、別の趣味ができたのか等々想像できません笑
また、もし中学で興味を持つことができていたなら今ごろもっとうまくなっていたんじゃないかとか少し残念に思う部分もあります。
私の場合
食わず嫌い的に何となく苦手意識があって手が出せていない何か
が音楽でありギターだったのですが、向き合った(半強制ですが)ことにより新しい道が開けました。
これと同じようなことは音楽やギターだけでなく、他の趣味だったり、仕事(業種、役割)でも起こりえると思います。
なので、絶対無理とか、明確に嫌な理由があるとかでないのであれば、
趣味や仕事の選択肢を最初から絞らず、挑戦してみると新しい道が開けるかも、というのが今回の経験からの学びかなと思いました。
(当たり前っちゃ当たり前ですかね…笑)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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