1. IoT (モノのインターネット)とは
1) 定義
2) 意義
3) 今の問題点
2. IoTデバイスがハッキングされると?
1) 発生しうる被害
例えば、IPカメラがハッキングされると、家の中を撮影した画像や動画がネット上、ひいてはダークウェブなどに不法流布される可能性があります。
さらに、ネットに繋がっているので、ターゲットのIoTデバイスのある脆弱性を特定できる状態なら、それを悪用し、悪性コードを入れてそのデバイスをDDoS攻撃に使用する「ゾンビ―デバイス」に変えることもできます。
2) 実際の事例
「Wireless IP Camera(P2P)WIFICAM」という製品に認証バイパスの脆弱性(CVE-2017-8225)があることが後で判明され、販売された数多い製品がボットネットに感染する事例もありました。
関連して公開情報のOSINT検索エンジンで「IP Camera」タグをつけて検索をしてみると、世界中の533,809個のIPカメラに関する資産の情報を閲覧できます。もし、その中で自分のデバイスの状態を知りたければ、使用中のIPアドレスを入力すると簡単に確認できます。
詳細リンクをクリックしてみると、デバイスが利用するIPが安全であるか危険であるかを緑色・黄色・赤色のスコアリングで教えてくれます。
それだけでなく、脆弱のまま開いているポートや存在する脆弱性の情報をリアルタイムで検知しているので、現時点に的確な診断や対処をすることができます。
3. 被害の防ぎ方
1) 検証済の製品を使う
2) ログイン設定を変更
3) アップデートはその場ですぐ!
4) OSINTを使って周期的にチェック