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撤退か?続けるか?
家族の反対にあい、受験を断念せざるを得ない。
家庭の事情で、受験を断念せざるを得ない。
また
受験勉強が嫌になった。
いつ合格するか分からない。
という事情で断念しようという人。もいるかもしれない。
色々理由はあると思う。
家庭の事情、仕方ない。
泣く泣く断念される方は、今までの期間は何だったのか?と
思うだろう。
でも、無駄な経験は何一つないとわたしは思っている。
法律学を勉強して、日々の生活の中で役に立つかもしれない。
また、大人になって真剣に勉強をしたことで生き甲斐を感じ、
何かを掴み取ったかもしれない。
挑戦することは、自分自身を成長させてくれる。
保守的になりがちな大人が多い中、チャレンジ精神旺盛で果敢に挑む
その姿は、周囲の方に勇気と希望を与えてくれただろう。
その背中はとてもキラキラしている。
眩しい。
家族や友人、職場の人にも良い影響を与えていた。
決して無駄ではない。
もしかしたらまた試験勉強を受けられる日が来るかもしれない。
ポジティブ思考でありたい。
一方、受験が嫌になった、いつ合格するか分からない。
撤退しようか?
私も何回となく不合格だったから気持ちがよくわかる。
自分でしっかり向き合い、終えることを決めたのであれば、
それは正しい選択だし、誰も否定や非難する権利はない。
少なくとも私はそういう方のことを否定も非難もしない。
一年を頑張るのはものすごくハードだから。
あらゆることを犠牲にしなければ乗り越えられないから。
努力された姿は本当にすごいし、お疲れ様でしたと伝えたい。
だから胸を張って撤退宣言してほしい。
100人中90人が落ちる難関試験を挑戦してきたのだ。
同じように果敢に挑んできたのである。
自分を大いに褒めてほしい。
私の場合であるが
実は私ももうやめようか?と何度か思ったことがある。
平成30年の試験後の合否発表の時のこと。
県庁で子供と合格を期待し発表を見に行った時のこと。
あれほど勉強したのに。
子育てしながら、家事しながら、パート行きながらの直前期は
ものすごくつらかった。
受験勉強している娘たちと図書館で勉強もした。
あらゆることを尽くしたのに、これ以上何をすればよいのか?
止めようか?と思ったとき、心が泣いているのが分かった。
いや、やめることを選択しようとすると、涙があふれる。
勉強した図書館に行っても涙があふれた。
自分を偽ることはできなかった。
辛い道を選択し、合格まで続けようと決心した。
周囲からは、なぜ茨の道を行くのかと言われた。
でも私は法律を使ったお仕事がしたかった。
どうやら確固たるものがあったようである。
そこから合格まで3年もかかった。
つらい経験してきたから、撤退する方には止めていいよ!って。
合格後もさらに高いハードルがあるのだから。
決めるのはご自身です。
どうか後悔のないようにだけされてください。