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東京工業大学大学院入試 生命理工学院に合格するために

東京工業大学大学院生命理工学院にB日程で合格した時の勉強法など。

1. 学部について

大学は受験用語でいう準難関国立大学の医学系学部です。学部では医療科目の勉強が主でしたので、生命理工学院に必要な院試に必要な科目はほとんど自分で学ぶ必要がありました。余談ですが数学が大の苦手だったので学部では東工大には到底入学できませんでした。

2. 英語について

東工大の院試英語はTOEICで代用されました。900点以上を満点とみなすとかだったと思います。3ヶ月ほど勉強し790点を提出しました。2024年10月より東京工業大学と東京医科歯科大学が統合し、東京科学大となります。医科歯科の人曰く、医科歯科の院試では英語の試験があったそうなので今後変わるかもしれません。

3. 科目と使用した教材

受験科目は分子生物学と生化学を受験しました。生物系の人はこの科目を受験することになると思います。
問題集は東京化学同人の生化学・分子生物学演習と院試の過去問を使用しました。生化学・分子生物学演習は繰り返し解き、全ての問題に対し自分で答えをかけるようにしました。

東京化学同人 生化学・分子生物演習

生化学の参考書は羊土社の基礎からしっかり学ぶ生化学とヴォ―トを使いました。基礎からしっかり学ぶ生化学は図も多くかなりわかりやすいのでお勧めです。基礎からしっかり学ぶ生化学で全体的な知識を身に着け、それでもわからないところはヴォ―トで補完しました。私は大学の先輩からもらったかなり古い版のヴォ―トでしたが特に問題はありませんでした。

羊土社 基礎からしっかり学ぶ生化学
アミノ酸書けるようにこれ見ながら書き殴っていました
東京化学同人 ヴォ―ト基礎生化学
私が持っていたの2版とかでした…

分子生物学の参考は有名なEssential細胞生物学を使いました。過去問を解くと共通して出題されたテーマの問題があることに気が付きます。そのようなテーマのEssntialの文章は丸ごと覚え、自分の言葉で書きだせるようアウトプットの練習を繰り返しました。

南江堂 Essential細胞生物学

4. まとめ

東工大生命理工学院院試における勉強法を記載しました。参考書の内容をインプットし、自分の言葉でアウトプットできるように訓練する必要があると思います。東工大はマニアックでなく重要なテーマの出題が多いと思いますので、全ての範囲を網羅する必要はありません。次回は1次試験と2次試験(面接)について記載したいと思います。


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