ある日のデカチュン「初手バター」
未開封バターを開封したときに、バターを10gずつに切り分けなくてはならない。この切り分け行動を「初手バター」と呼ぶ。
初手バターは大変困難な作業である。まず、固い。冷蔵庫で保存されているバターは大体固い。柔らかい場合は食べない方が良い。万が一食べてしまうと、お腹が痛くなるかもしれない。次にナイフがよく滑る。指を切ってしまいそうになる。さらにバターを直接触れることができない。直接触れると雑菌が付いてしまう。直接触らずに沢山切らなくてはならない。とても面倒な作業である。
デカチュンのクチバシはバターを切るのに適している。程よく温かいクチバシがいい感じにバターを溶かしながら切る。切り出したバターはチュンが頭に乗せて運ぶ。せっせと運ぶ。頭がバターで若干ベタベタになるけれど、チュンは特に気にしない。こうして初手バターは順調に進む。また次のバターを購入するまでの安息の時間がやってくる。
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