
見慣れた悪魔がこんなに可愛いはずがない
デーモン閣下が好きだ。
こちらで話した通り私は幼少の頃からその存在を知っていた。が、その魅力に気づいたのは大人になってからだ。
ご存知の方々はご存知の通り、歌手として、エンターテイナーとして、教養深い文化人(文化悪魔?)として、あんなにかっこいいとはそれまで知らなかった。そして何より、見れば見るほど可愛い(そしてエロい)ということに気付いてしまったのである。
あれ?萌えキャラおじさま?グワハハハハ…とか笑っちゃうのに?蠟人形にしてやろうか〜!なのに?アレ?あれれれ…?
私はついに自分の頭がどうにかなってしまったのかと思った。
聖飢魔IIないし閣下ソロ活動を知る以前、私は他にもいつくつかのHR/HMバンドにハマり、楽曲の魅力もさることながらそのうち何人かのメンバーには恋愛感情に似た憧れを抱いたことがある。しかしそういったバンドなりそのメンバーなりは、なかなか身近に知っている人や熱烈なファンがいなかったため、大抵密かな密かな憧れだった。
ところがデーモン閣下となると、日本人なら誰もが知っているレベルの有名人(悪魔)だ。だからこそはじめのうちは私の中で“それまで知っていた閣下”と“今好きな閣下”が結びつかない奇妙な感覚があった。喩えるなら、休みの日に出先で学校の先生とか職場の上層部の人にたまたま会って「知ってる人だけど」一瞬誰だか分からなかった時みたいな感じ(?)。
最近になってようやく私の中でその辺りのギャップは埋まってきた。今はかつての私のように“漠然と”デーモン閣下を知っている層と現在の私もしくは他の信者/信奉者(※閣下ソロファンのこと)の方々との間のギャップを観察することが趣味になりつつある。

こちらのたこ焼き屋さんは閣下推しなようです。