マイルドドラッグの恐怖。
タイトルを見て、
「ドラッグなんて、ちょきんぎょさん、
読者の中にそんな恐ろしいものをやっている人なんていないよ(笑)」
と思われた方も居るかもしれませんが、
マイルドドラッグは
覚せい剤や麻薬など、
法で取り締まれているものを指しません。
ではなにを指すのか。
法で取り締まられていないけど、
薬物のように依存性を生み出すもの。
それは、
糖と
脂肪です。
チョコレート
ケーキ
ポテトチップス
ドーナツ
カップ焼きそば
おまんじゅうや
ハンバーガー。
みなさんも心当たりがありませんか?
グミを開封。
チャックが付いてるから半分だけ食べよう。
あれ、いつの間にか全部食べちゃった。
スナック類をパッチンして封をするのを買ったぞ!
でも全部食べちゃった。
パッチン、出番なし。
こんな経験がある方、
あなたはマイルドジャンキーに
すでに片足をつっこんでいるかもしれません。
マイルドドラック中毒の状態とは、
上記のような食品を必要以上に摂取してしまったり、
また摂取しないことによってイライラなどの
禁断症状が出たりすることをいいます。
糖と脂肪は悪なのか。
いいえ、問題なのは、
摂取しすぎたことによって脳が変性してしまうことが問題なのです。
糖や脂肪の沢山つまった食事をとると、
脳はドラッグを使用したときのように
快楽物質を放出します。
「食べると気持ちいい」
と脳が覚えてしまい、
食べないと落ち着かなかったり、
一日中糖や脂肪の多い食べ物のことばかり考えるようになってしまいます。
企業は
買い手の依存性が高まれば高まるほど儲かりますので、
糖も脂肪もこれでもかとつめこみ、
おいしそうなイメージを印刷したパッケージにつめて、
店頭に並べます。
いつでも手に届くところに
マイルドドラッグはあるわけです。
こうしたマイルドドラッグ中毒から
抜け出す方法はないのでしょうか?
あります。
苦しい道のりになりますが、
あります。
それは、
食べたいと思った時に
「別の違うなにか」
を買い置きしておき、食べるのです。
もちろん体にいいものを。
それは
するめや
ささみなどのたんぱく質。
適量でしたらフルーツもいいと思います。
たくさん買い込んでおけば、
「こんなに買っちゃったしこっちを食べるか」
という気にもなります。
マイルドドラッグは安価で手に入りやすいです。
ですが、代替品はそれより高価になることが多いです。
低所得者ほど、
マイルドドラッグ中毒であるという研究報告もあります。
安全な食事には、
それなりにお金がかかるということを
覚えておきましょう。