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おもいやり

いま90前後の主人の両親と同居して、約30年。
息子ふたりは外でアパート暮らし。

あちらこちらで、主人の母となぜか娘に見られてしまう嫁の私。

先日、お風呂から上がった義母が「お風呂入りな」と声をかけてくれた。

私は仕事から帰って遅い夕飯中。「はいよ~」と返事したものの、
夕飯後に2階の部屋で着替えた後、こたつに入ったとたん、爆睡。
気づいたのは真夜中。あーあお風呂入りそびれた~。

翌朝、すっかり寝てしまったことを、義母に伝えると、
「なんだ~、入るかと思って、もう一回お風呂入るのをやめて寝ちゃったよ~。」と。 義母が気を使ってくれて、待っていてくれたよう。

寒いこの時期は、寝る前にもう1回お風呂につかり、あったまってから寝るのに。

夕飯は私が最後。そのあと、お風呂に入らず寝てしまうことが多くて、すっかり朝のシャワー派。 夜に入りたいときもあるけれど、義母がいつ入るか気になって、邪魔しちゃ悪いし、なんて。みんなが寝てから入ろうかなんて考えているうちに寝てしまうことが多い。

お互いが気を使って生活しているんだけど、それはそれでいいバランスのようにも思う。年寄りだからとか、嫁だからとか、とかくいろいろなこと決めがちだけれど、我が家はやれる人がやればいい、て思っているから、台所もどちらがたっても文句もないし、一緒に立つことも多い。

食器をきれいに洗っていないとか、気になることはあるけど。 でも、自分が義母の年齢にこれだけ動けるか、自信ないもの。そもそもそこまで生きられるかどうか(笑)。年を取れば仕方のないことだろうし。汚れていれば、こっそり私が洗い直せばいいし。

そんなことより、美味しい漬物や、おはぎやおやき。鯉こく。野沢菜の煮物。フキ味噌。。。。今も平日の夕食を作ってもらえることの方がどれだけありがたいことか。ただただ感謝。

そんな思いを書き残したくて。いつもありがとう。

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