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解せぬ、、、私の中の彼と彼女
解せぬ。
腑に落ちないと感じた「彼」は立派なちょんまげを揺らしながらそう言った。
「わたし」は、与えられた仕事を精一杯時間内に終わらせた。確認にやってきた「あの人」が、ここは誰が担当したの?と尋ねた。
担当をしたわたしはあの人のもとに向かい、自分がやったことを伝えた。
今日は自信があった。時間内にやり切り、プラスαでもっと頑張ったからだ。
でも、あの人はそれ以上を求めていた。
プラスαでやったことを注意され、今までの注意を踏まえて行ったことだったので、納得がいかなかった彼のちょんまげは少し揺れた。
わたしに落ち度があったのなら、反省すべきだ。
だが、今回は、わたしの頑張りを否定されたように感じてしまい、
なぜそこまで言われないといけないのかわからず、
短気な「彼女」が現れそうになった。
その時、
「「解せぬ、、、!!!」」
わたしの中で彼が言った。
あまりにも明るい声で言うのだ。
いつもなら短気な彼女が表情にも現れ、不服そうにしてしまうが、彼がちょんまげを揺らしてそういうもんだから心が晴れてしまった。
あの人は、より良くしたいそう思っていったことで、あの人の気持ちがすんなり入ってきた。
今回のわたしは精いっぱいやったけど次はこれに加えて元より良くすることができるのだと、マインドを切り替えることができた。
彼があまりにも明るかったもんで、
負の気持ちが消えてった。
今日のわたしがいつものようにイラっと来ないで注意を受け入れれたのは、まぎれもなく彼のおかげだ。
理不尽なことや納得いかないことは世の中たくさんある。
そんな時、イラっとするのでも不満を言うのでもなく、少しちょんまげの彼を思い浮かべてみよう。
きっと明るい声で言ってくれるから。
解せぬ・・・理解できない、腑に落ちない
(ネット上で使われるとき、納得できない扱いや仕打ちを受けた時に使うこともある。)