ポートフォリオの相談と言ってもいろいろあるよね。
2号です。
最近たまたまですが、3名の方から同時にポートフォリオについて相談がありました。
Aさん
先日職業訓練修了、現在絶賛就活中。
ポートフォリオがある程度完成したので見て欲しい。
Bさん
職業訓練修了後、ネットショップ会社に就職して1年半ほど。
現在転職活動中で、応募先に出すポートフォリオをまとめているところ。
Cさん
職業訓練修了後、バイトでインハウスの会社へ。
週3日程度勤務で副業OKなので、個人でも仕事を請け負いたい。
仕事を獲得するためのポートフォリオサイト作成を検討中。
と、一口にポートフォリオの相談と言ってもいろいろあるなぁと。
ポートフォリオを見るべきポイントはいくつかありますが、個人的に一番大事なのは、目的(ゴール)はなんであれ、「なぜ就活・転職・副業するためにポートフォリオが必要なのか」を、まずは考えてもらうことだと思っています。
自分にできること、やりたい仕事について、まずは自分の中で棚卸し。
それを整理して、自分の向かうべき方向性を定める。
応募先がある場合は、応募先について調査して、そこから逸脱しない内容・デザインも加味する。そうやって、作るべきポートフォリオの内容をしっかりと作ることが何より大事。そこを適当にして「とにかく作るぜ!」「手を動かしてりゃなんかできるやろ!」ってのは、悪手ですよ。最悪です。
ふわっとした内容で制作はじめると、途中で何を作ってるのか見失って進まなくなったり、微妙な感じに仕上がったりとなるので、時間を浪費するばかりです。
時々います。「ポートフォリオができてないから応募できない」といって、ポートフォリオを改造し続ける生徒さん。時間をかければいいというものではありません。
そもそもポートフォリオ制作って、端的に言えば終わりのない作業です。
できることが増えたり、作品が増えたりすればするほど改訂が必要になるものですから。だからこそ、きっちりと内容を固めて、その時点で作るべき形を定めることが必要。
仕事でサイト作るのも基本は同じ。クライアントにヒアリングして、内容を整理して、サイトマップ作ってワイヤーフレーム作って、そこからデザインです。
ポートフォリオではクライアントは自分。自分にしっかりヒアリングして、なんのためにこのポートフォリオが必要なのか、そのためにどういう内容が必要なのか、そこにしっかりと時間をかけて考えてみてくださいね。