フリーランスデザイナーになる!人を応援中の件[03]
フリーランスのWebデザイナー(正確にはコーダー)目指すTさん応援中の第3回目ですが、実は応援初めてもう半年以上たってまして、すでに何度か面談済です。
面談と課題
前回記事で初回面談したその後の経過をざっくり書くと、毎回面談終了時に集客と技術面に分けた課題を出。次回面談時に課題の進捗確認と、今後の行動内容を話しながら、また課題を出して、次回それを確認するを繰り返す…といった感じに。これまでに出した課題内容は大まかに書くと。
技術面
ドメイン取得
名刺修正(取得したドメインのURLを追加)
ポートフォリオをさらに改善
弊社で用意したコーディング課題を提出
集客面
クラウドワークスに登録・最低1件応募する
ランサーズに登録・最低1件応募する
料金表の作成
SNS投稿を始める(1ヵ月に最低2件投稿)
名刺を毎月最低2名以上渡す
現在のパート先に企画提案
課題の詳細
技術面「3.ポートフォリオ改善」では、FV(ファーストビュー)や、実績部分のデザインや内容から、<title></title>タグ内の文章、プロフィールの部分など、文章は一緒に考えつつ改善点を提案。次回までに改善点を修正することが課題内容。
「4.コーディング」はLP1本分。弊社サービスで過去使用したデザインをコーディング(レスポンシブ対応)。完成したらポートフォリオに実績として掲載も可。
集客面「1.クラウドワークス」や「2.ランサーズ」などのマッチングサイトの登録は必須。「3.料金表作成」は、費用面や納期を事前に決めておくことは「5.名刺」を渡していく中で、もしチャンスがあれば即対応できるようにするためにもかなり重要。1Pコーディングは○万円、10Pコーディングで○万円等。10Pコーディングなだ〇週間から月間で…とかざっくり頭の中に入れておけば話もスムーズに。
フリーランスになって最初に悩むポイントの1つに、自分で自分の仕事の「価格」を決める事じゃないかと(ほんとネットでいろいろ調べてもピンからキリまでいろいろあるし)。そもそも料金表は自分だけで決めると最初はどーしても自信のなさから安くしがち。なので、出来れば同じフリーランスの人や同業者の方が近くにいたら見てもらうことをオススメします。私も散々悩んだ挙句やっと出来たーと喜んだ料金表を、たまたま当時よく一緒に仕事をしていたフリーのプログラマーさんに見てもらったところ「安すぎる!」と怒られ、料金表に赤ペンで x2倍 とか x2.5倍 とか項目ごとに添削されましたw(当時はそんなん無理ーとか叫んだけど、今は感謝しております)
「4.SNS」は前回記事にも書きましたが、X(旧ツイッター)から始めることに。いきなりあれもこれもは難しいので、これはこれで。とにかく開設して記事を1つでもいいので書いてみる。
「6.企画提案」は面談の中で、現在会社のホームページがスマホ対応していないとの事なので、レスポンシブ化の提案をしてみるのはどうか?と考え、上司に言えそうなら言ってみる…とのことで一応課題の一つに。ここはまあ出来ればくらいの感覚でしたが、近い所から実績になりそうなものを狙うのは常套手段。
で、4回目の面談で…
「名刺渡す以外、何もしとらんやんけー!」とキレる私と、「ごもっともです」と頭を下げるTさんという構図になってましたwちなみに4回目の面談時点での課題進捗状況はこちら。
技術面
ドメイン取得 → OK
名刺修正(ドメインURL追加) → OK
ポートフォリオをさらに改善 → NG 手つかず
弊社で用意したコーディング課題を提出→ NG まったく手つかず
集客面
1)クラウドワークスに登録 → OK(ただし登録のみで応募は0)
2)ランサーズに登録 → NG
3)料金表の作成 → NG
4)SNS投稿を始める →NG (Xは開設したけど投稿は0)
5)名刺を毎月最低2名以上渡す → OK
6)現在のパート先に企画提案 → NG
ちなみにここまでですでに5か月くらいたってます。まあ、本気でキレてた訳でもなく、ちょっと笑いながらキレてたわけですが。一応「言い訳は聞きましょう」と言って聞いたところ、
本職が忙しかった(新規店舗が立ち上がることになり残業が増えた)
家の事でいろいろあり、時間が取れなかった。
Xは立ち上げたはいいが、何を書いていいかまったく思いつかない…。
これもまあ予想通りの回答。でもこれらは課題をこなせなかった理由として、嘘偽りのない真実だと思ってます。
こうなるとなんとなく予想はしてた
そもそもTさんに限らず、自分を含めた9割くらいの人は、誰でもそうだと思うのですが、現在の日常にちょっと不満はあるものの、まあ死ぬほどじゃないし、なんとかやっていけるしなぁ…といったくらいなら、なかなか自発的に行動を起こすのって難しい。
明日食べるごはんもないとか、家賃が払えないとか、そういったかなり切羽詰まった状況でない限り、すぐに行動するには至らない(まあ、どんなに切羽詰まっても動かない時もあるけど)。いまの生活にそんなに不満じゃないのに、もし動いてしまったことによりかかる負担とか、面倒くささとか、失敗とかを考えるとめちゃ気が滅入ってきてだるくなりません?私はめちゃなるタイプです!(力強く断言します)。そしてTさんも現在「絶対動かなくてはいけない」という状況ではない(生活上は特に問題ない)ことは最初からわかっていたので、ある程度予想はしていました。
しかし、まあこのままで良いかと言うと、もちろん良く無い訳で。
そもそも「何をしていいかわからない」とか「モチベーションが続かない」とか「これで合っているのか不安」など、一人だけだとどうしても不安や迷いでそのまま挫折しがちな面を、横からサポートするのが今回私の使命(のはず)。課題も面談もそのためにある訳ですが、ただTさんのお気持ちもあるので、今後も続けるかどうかを再確認したところ「続けます!」との熱いお答えだったのでこちらも全力でサポートせねばと気を引き締めつつ、そんな副業への熱いモチベーション持つ理由は何かとTさんに尋ねたところ「推し活費用のためジャニーズ」とのこと。…なるほど、そりゃ頑張るしかねぇ!
一つでも継続すれば光明はある
で、改めて課題を見直したところ、全体的にはあまり達成出来てないですが、ひとつだけ毎回クリアしている「名刺を渡す」の部分に着目。
名刺以外にも友人・知人に「フリーランスしてますー」アピールは積極的にしていると言っていたTさんには1つ、2つと仕事のなりそうなにおいがするような…たぶん…もしかして…。とりあえず次回課題は、まず確実に出来ることからと考え下記に決定。
友人・知人にアピールを続ける継続。
名刺を毎月最低2名以上渡すを継続。
ポートフォリオの改善を継続
またその日の面談では、料金表の内容を考えたり、SNSのネタは「今、話している内容をそのままネタにしたら」と。こちらの記事もそうですね。もちろんTさんの許可もらってます。
こんな感じで4回目の面談を終え、5回目の面談日直前。「お友達の旦那様の会社のHPを頼まれそうです」とチャットワークに連絡が(何か質問や相談があればチャットワークで対応できるようにしてます)。今度打ち合わせに行くことになりそうとの事で、5回目の面談内容はお客様との打ち合わせに備え「ヒアリング」についてのお話となりそうです。チャンスが来たぜー。