自信を探しに行く

自信がある程度無いと、何も出来ない

例えば、私は理系の院生なので、研究で何か苦しんでいたとして。自信がなくて大事な決断が出来ないとして。

その自信をつけるためには、根拠をまず調べる。
でも、その見つけたデータが、最適かどうかの自信はない。

自分のチョイスに自信をつけるためには、勉強するしかない。
でも、学べば理解出来る、基礎的な知識はある、という自信が必要。

その自信をつけるためには…

ずっとこれを繰り返しているので、なんにも達成出来ず努力もろくに出来ない人間が出来上がるわけです。

最終的に、いやすぐに、外見に、顔に、身体に自信が無いし、と違うところに意識が飛んでしまうこともよくある。
自分が自分であることにひどく、自信が無い、皆無なので、何も行動が出来ない。
自分が生きていることに意味はなくて、誰かに求められている気もしない…みたいな、なんか、構ってちゃんみたいな理論にすぐ飛んでいく。けどこれは本当に、泣くほど本気でそう思っている。

それがまた時間を食うのでどうにもならない。
自信ってどこにあっていつ貰えるのだろうか？
貰ったことがあるのかもしれないが、どこかで落としてしまったのか？

落ち着いて考えて、成功体験があれば身につくのかな？と思いはするが、
成功体験をするための努力を行動に移すための、自信が無い、
自分が何かを選んで頑張ることに意味があると思えない、
生きていることに自信がないから、とてもそんな高尚なところに辿り着けないのである。

ここまで考えて、いつも悲しくて、せめて悲しみだけでも、どこかに飛んでいくのを待つ。

何もしなくていいところに行きたい。
明日何を食べるのか何を着るのかさえも、自分で選ぶことにひどく自信が無い。
選ばないといけないので選ぶが、大体後悔してしまう。選んだ時の自分を一切肯定できない、励ましもできないから。

眠っている間は意識が無くてなにも、なにも行動しなくて済むので楽。
夢はさすがにカウントしない。

逆に、自信が見つかるときはいつか？
それは誰かに褒められた時、その一瞬が多いかもしれない。
悲しみは引くのが遅いくせに喜びはいつもすぐ消えて、次は、期待に沿う自信がなくて、ただ怖さに支配されるけれども。

自信を持つための自信が欲しい
どこかにありませんでしょうか、探すのに疲れたというのに、まだまだ歩かないといけない