たかが3秒、されど3秒。その3秒先の記憶へ。
こんにちは。パラレルキャリア情報発信メディアchoice!です。今月のchoice!のテーマは「名前出しと顔出し」について。
前半の記事でもお伝えしたように、パラレルキャリアは本業ではない分、様々な事情で本名や顔を積極的に出していけない人も多いのが実情。「信頼感とか親しみやすさというのはパラレルキャリアを個人でやっていくにはとても大事な要素ではありますが、何も実名出し顔出し以外には方法がないというわけではありません。」とあるように実名顔出し以外でもやりかたは多数あります。
もちろんフリーランスや個人の名前で仕事を行っている人や、経営者、本の著者、また会社に所属している人でもあえて本名で発言することに意味がある人は本名・顔出しが好ましいですが、まずは発信力を高めたい!という目的なら名前も顔も出さなくても始めることは可能です。
▶そもそも、フルネームって他の情報と紐付るインパクトがないとなかなか覚えられない
直接会って話をしたり挨拶をした場合は別ですが、たとえば今、ぱっと自分がtwitterをフォローしている人で、直接面識がないけどフルネームを覚えている人って有名人以外にどれぐらい名前があがってくるでしょうか。
特にSNS上では本名よりも視覚情報として情報が入ってきやすいアイコン(このアイコンの人だ!)とか、キャッチーなあだ名のほうが視覚情報として覚えていることが多いかもしれません。
私はnoteやblogで素敵な記事を見つけるなど、内容が先にきてこれは誰が書いているんだろう?という情報の紐付でしっかりと名前を覚えることが多いです。また、よくイベント登壇などで告知文で見かける人の名前は覚えていますが、アイコンはめっちゃ浮かんでくるけど名前がパッと出てこないことも多いです。
逆に言えば、実名や本人の顔写真じゃなくてもアイコンめちゃくちゃ覚えてるし、あだ名ならめっちゃ覚えてる場合は山ほどあるのです。
▶アルファベットの名前は印象に残りにくい?
スマホ世代の人たちは、3秒で情報の判断をすると言われています。パッと見て情報を覚えやすいことがいかに大事かになります。たとえばタイムラインで10回見たときに覚えやすい情報はなにか。
①と②の並んでいる名前で上下にスクロールをした時に目で捕らえやすく、かつ覚えやすいのはどの表記でしょうか。
【①】
Atsuko / 敦子 / あつこ / アツコ / 淳子 / アッコ / atsuko / 篤子
【②】
健太郎 / けんたろう / Kentaro / ケンタロウ/ KENTARO / ケンタロー / 賢太郎
個人的な感覚ですが、わたしはひらがな>カタカナ>漢字>アルファベットの順で識別しているような感覚になりました。漢字も視覚的に覚えられるのですが、読み方が複数あるなどわからない場合はやはりひらがなが一番キャッチーな印象に感じることが多いのです。
▶じゃあ、写真はどうしよう?
私自身、カメラマンとしてProfile写真やポートレートを撮ることもあり、経営者やフリーランスの方の写真をよく研究するのですが、ぶっちゃけ各種SNSのアイコンサイズ(しかもスマホ閲覧)だと顔よりも色とか背景とか雰囲気のほうが印象に残るんですよね。(あと、めっちゃかわいい人やかっこいい人は絶対に顔を出した方がいいです。100パー顔覚えます。)
正面の写真がNGであれば横顔でもいいですし、おしゃれな雰囲気を出したかったらおしゃれな背景に凝った方がいいし、元気なイメージを出したいならビタミンカラーが入るようにしたり、シンプルな雰囲気であれば白や黒でとことんシンプルに、その人が見せたいイメージに合わせた色を指し色で入っているとぐっと記憶に残る確率があがります。
こんな壁の前に立てばシンプルに。額縁の中に自分のキーワードになるものを入れてもいいかも。
とにかくかわいく元気よく。例えば端のほうに立って壁の模様のように離れたところから取れば自分も壁の一部になれます。
また、写真が撮れない!という人は無料でつくれる似顔絵メーカーもあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
というわけで、意外と悩みがちな名前と目印になるアイコン。
一度設定してみて友人に印象を聞いてみるのも、客観的にどう見えるかを知ることができて参考になると思います。
3秒で人の印象に残るものになっているか、自分の表現したいイメージや目的に合わせて工夫をしてみてください!
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