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choice!インタビュー vol.9 結婚しても出産しても、自分らしく働きたい。HARUNAさん【前編】

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choice!では、働き方やライフスタイルを自分の意思で選択している、ちょっと先ゆくchoice!する人(通称choicer!)に焦点をあて、その人がどのようにはじめのを踏み出したのか、そこにはどんな想いがあったのかをインタビュー形式でお届けしていきます。
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今回ご紹介するのは、平日は会社員として働きながら、休日を使って“コンセプトストーリープランナー”として活動するHARUNAさん。また、彼女は一児の女の子のお母さんでもあり、何足ものわらじを履いています。

結婚や出産という女性の働き方や生き方を変えるライフイベントを経ても、“自分らしく働きたい”という思いからパラレルキャリア活動を展開しているHARUNAさんのインタビューからは、一つの軸に囚われたり、やりたいことを諦めたりする必要はないのだと気付かされます。

*まず、HARUNAさんの現在のサービスについて簡単に教えてください。

人、モノ、コト、空間、場所などが持つ世の中に伝えたい「想い」を、ターゲットに届けるための言葉づくりをしています。

*そのサービスをスタートしようと思ったきっかけは?

本業では商品(モノ)のデザインや企画をしているので、そこで得たマーケティングやブランディングの知識を、もっと色んな分野に活かしたいとずっと考えていました。そんなときに友達から、始めたいと思っているサービスについて相談されて、市場分析やターゲット設定を一緒に考えて、友達が伝えたい想いをターゲットに響くような言葉に落とし込んで提案してみたんです。そしたら目を輝かせて「これがまさに私の言いたかったこと!」と喜んでくれたのが嬉しくて、自分のスキルが会社以外の場所で誰かの役に立った瞬間でした。

*自分のスキルが会社以外の場所で誰かの役に立つって嬉しいですね!そのきっかけから、どうやってサービスをすることにつながっていったのですか?

友達への提案をしてみて、やりたいことや想いを持っているのにそれを言葉にまとめられなくて一歩踏み出せてない人って他にもいるんじゃないかと考えました。そんな人たちのためにマーケティングとブランディングの知識を使って、「想いを、ちゃんと“届く”言葉にする」というサービスはニーズがあると思いました。

*肩書きはなぜ“コンセプトストーリープランナー”にしたのですか?

本業で企画の仕事をする中で一番好きなのが「コンセプト」を作ることでした。一番伝えたいことは何か?この企画の一番のウリは何か?そこを言葉に落とし込むことが得意でした。会社の外でもイベント企画などを始める中で、コンセプトを一言で表現するだけでなく、その世界観が伝わるような「ストーリー」をつけた方がターゲットに届くのではないか?と考えたのが「コンセプトストーリー」の始まりです。コンセプトストーリーという概念は世の中にもありますが、それを専門にしている人はいなかったので、自分だけの肩書きになると思い名乗り始めました。

*最近ではどんなコンセプトストーリーを作りましたか?

最近は独立や起業を目指すスタートアップの方のサポートをしています。一番最近の仕事は、会社員を辞めてカメラマンとして独立する女性からの依頼で、屋号とミッションステイトメントをご提案しました(詳しくはこちら)。

*コンセプトストーリープランナーをしていて、やりがいや成功したと感じる瞬間はありますか?

きっかけの話にも紐づくのですが、コンセプトストーリーを提出したときに「これが言いたかったこと!」と依頼者が喜んでくれる瞬間が一番のやりがいです。依頼者からヒアリングした情報を元に、依頼者の気持ちになりきって言葉を作るので、その言葉たちが依頼者本人に受け入れられた瞬間が私の仕事の成功だと感じています。

依頼者の気持ちになりきるのってなかなか難しいことじゃないのかなと思いますが、HARUNAさんはご自身の強み・価値は何だと思いますか?

相手の立場になって、相手以上に徹底的に考え抜くこと。私が提案する言葉は、相手にとって「これが私が言いたかったこと!なんで思いつかなかったんだろう?」という感想を持たれることが多いです。考え抜いた過程から拾う言葉なので、ある意味相手も考えうる言葉となり「自分の言葉」として受け入れてもらいやすいです。そこが私のサービスの価値だと思っています。

*依頼者の方からそんなふうに言ってもらえるなんてさすがです!そうやって成功したといえる仕事ができるまでに、どんな苦労がありましたか?

依頼者の悩みや葛藤、抱えているモヤモヤを全て受け止めて、整理して、言語化するという作業はとても時間と労力がかかります。依頼者の気持ちになりきるので、私自身も悩んで、何度も何度も書き直して、自分の(依頼者の)中で「ストン」と腹落ちする言葉が見つかるまで探し続けます。スキマ時間で常に考え続けながら、本業や育児の合間の短い時間でアウトプットするために人一倍集中力を使うのが一番の苦労かもしれません。

いかがでしたか?

本業だけでなく、家事や育児を抱えながらの活動はスキマ時間の活用も大きなテーマですね!でも、そんな苦労も周りには感じさせないくらいにとっても活動的なHARUNAさん。

続く後編(2/25公開予定)では、彼女の働き方への考えや思いなど、内面にぐっと迫った内容をお伝えします。どうぞお楽しみに♬

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コンセプトストーリープランナー HARUNA

note☞☞☞@HARUNA
Instagram☞☞☞@halounah

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