choice!インタビュー vol.4 ayakoさん 【前編】学校では教えてくれなかったけど、大事なこと。
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choice!では、働き方やライフスタイルを自分の意思で選択している、ちょっと先ゆくchoice!する人(通称choicer!)に焦点をあて、その人がどのようにはじめの一歩踏み出したのか、そこにはどんな想いがあったのかをインタビュー形式でお届けしていきます。
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働き方とお金のことを社会人になって初めて本格的に考えた、という人も少なくないのではないでしょうか。
合格率が3%を切るという難関の社会保険労務士の資格を目指して勉強しながら、働き方とお金について発信しているayakoさん。
本業はベンチャーの金融機関で人事・労務部門を一手に任されており、まさにやりたいことを仕事にしているayakoさんに、働き方とお金に興味を持つようになったきっかけから、今後社労士としてやっていきたいことへの想いを伺いました。
また、すでに本業としてやりたいことを実現されているのに、なぜ敢えてパラレルキャリアという選択肢を選んだ理由についても聞きました。
▶働き方とお金って、今の時代は誰もが興味のあることですね。ayakoさんにとって、働き方とお金とはどんなものなのでしょうか。
働き方とお金について知識があることは、人生が豊かになることだと思うんです。
特に女性は結婚・妊娠・出産というライフイベントが控えている人が多いのですが、その具体的なイメージが就職活動の時点で全然わかない。
その結果、ライフプランについてあまり考えることのないまま、何かを諦めてしまう。それって残念だな、と。
私自身は、社会人になってはじめて知ったことが働き方とお金についてとてもたくさんあって。それを就活段階で知っていたら良かったのに…という思いが、今のキャリアのきっかけです。
▶女性は、結婚と仕事を「両立」しなきゃいけないって良く聞きますね。
今は、正社員以外にもいろいろな働き方があります。
私は前職を退職してから、短期派遣で短時間で働きながらライターとしてフリーで食べている期間がありました。
また、現在は週に1回の在宅勤務が認められています。
自分自身は結婚はまだしていませんが、パートナーとの生活があるので、働き方に融通がきく今の職場は働きやすいです。
まだ在宅勤務は試験導入的な位置づけなので、私が成果を出すことでより多くの社員が多様な働き方ができる会社になればいいなと思っています。
▶パラレルキャリアのパターンとしては、本業の内容を形を自分ならではの形にアレンジしているという形ですね。
そうです。社労士の資格も本業で絶対に必要だというわけではありません。
でも、私は働き方とお金についての専門家になりたいので、社労士の資格はとりたい。会社は私のその思いを理解してくくれて、試験前に夏季休暇を認めてもらうなど、応援してくれます。本業と直接関係するパラレルキャリアの活動は、本業との相乗効果になるので、会社からも理解を得やすいかもしれませんね。
▶ayakoさんの得意としていることや、ご自身の強みを教えて下さい。
私の強みは、経験と知識の二本立てであることです。自分の経験だけに偏ることなく、理屈だけでもないところが私の強みです。
さきほどもお話ししましたが、私は前職を退職してからはフリーで働く期間がありました。
そこで実際のクラウドワークの様子を感じることも出来たし、正社員から離れて初めて、正社員のありがたさに気づくこともありました。
私は現在ベンチャーの正社員ですが、転職先にベンチャーを選んだのも、正社員という働き方を選んだのも、会社から離れてじっくり自分の適性や価値観について深掘りした結果なので、非常に満足しています。
働き方の知識については、社会保障等の単純な知識はもちろん、今の最新の働き方については常にキャッチアップしています。
実際にいろいろな働き方をしている人たちとともに「ワークラボ」というグループを立ち上げました。
現在は毎月メンバーとミーティングをして、情報収集しています。
大企業からベンチャー個人事業主まで、いろいろな立場と働き方の人が、女性の働き方やリモートワーク、AIによる業務の代替可能性など、さまざまなテーマで話し合います。
各業界によってもまったく状況が変わってくるので、とても勉強になります。
*編集部注:ayakoさん主宰のワークラボについて興味のある方はこちらまで。
work.labo.since2014@gmail.com
▶お金に関しては、どうですか?
お金の部分の経験は給与業務です。
前職は飲食業界だったので、バイトも含めて非常に多くの人たちの給与業務を少ない人数で対応していました。
その経験があったおかげで今も給与業務を担当させてもらっています。
知識に関しては、多くの方がきっと必要としている、公的な補助金について専門的に学んでいます。
実は調べてみるとさまざまな公的補助金があるのですが、申請してはじめてもらえるものなので、多くの人が知らないまま受け取り損ねてしまっていると思うんです。
セミナーを開催すると、参加者から「そんなの知らなかった!」の嵐です(笑)
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後編では、ayakoさんが具体的にパラレルキャリアの第一歩をどうやって踏み出したのか、さらに聞いていきます!お楽しみに。
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