行動するという決断ができないなら、決断できるまで行動する
こんにちは。パラレルキャリア情報発信メディアchoice!です。
6月のchoice!のテーマである「行動力」。編集部Oは行動できる人とは「決断できる人」なのではないかと最近考えています。
全ての行動は「やる」か「やらない」を決断するところから始まります。考えれば考えるほど腰は重くなるし、悩めば悩むほど決断は遅くなる。今回は超優柔不断なわたしが実践した、決断のプロセスについて考えていきます。
1.日々の小さな決断と人生の大きな決断について
日々の生活の中で決断が早い人とはどんな人か思い浮かびますか。決断力がある人の様子を観察していると、なんとなくみんなに共通しているのが
・ちょっとしたことでも自分の判断基準を持っている・本筋ではない無駄なことで長々と悩まない・相手の様子を窺うような無駄なコミュニケーションが少ない
といったようなポイントでした。
この共通点に気付いてからは、私も何かを決める時は自分の判断基準を持つことで、日々の生活の中での決断力は徐々に高まり、やる、やらないを決めて行動するというサイクルは短くなった気がしています。
「決断」は未来に対する自分の意思決定だと思っているのですが、このような生活場面での小さな決断は、どちらを選んだところでその決断を誤る確率が極めて低く、未来への影響も少ないのでリスクを感じることもなくどんどん決めることができるのです。
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2.決断できないなら決断できるまで行動する
ー大きな決断をするために私がやったこと。
一見矛盾していますが、行動するかどうかを決めるためには、行動するしかないと考えています。決断は未来に対する自分の意思決定とは言えども、その意思決定をするにあたって必要な「判断」をするために行動を繰り返すという方が適切でしょうか。
目の前のメニューを決める、どっちの洋服を買うなどの日々の決断はできても、パラレルキャリアでやってきたことで事業を起こす、プロを目指す、フリーランスになる、転職をする、仕事を辞めるなどの「行動」を「する」か「しないか」、自分の未来や人生に大きく影響することは、正解がわからない分、なかなかジャッジするのが難しいのが現実です。
もちろん決断して行動するのは自分ですが、自分ひとりの考えで決断できるかといわれるとやっぱリ自信がなく、その決断がの影響範囲が大きい事ほど、未来がわからないものほど決断しきれません。
最近、わたしは自分のキャリアで「どの行動をとるか」を決断をしなければいけない場面がありました。自分にとっては今までにしたことがない、人生に関わるレベルの決断だったため、その決断をするために私が何をしたかをお伝えしたいと思います。
①まずは自分の判断軸を考える
まずは素直に「やる」「やらない」どっちの選択肢に自分の気持ちが寄っているか考えます。悩んでいるのは、何か悩むポイントがあるから悩んでいるわけで、決断するためには妥協できるポイントなのか譲れないポイントなのか、どのポイントを判断すればいいかを考えましょう。
また、どんな場面でも共通して重要なのがその行動をする「目的」です。”今回の行動によって自分の目的が実現できるか(できそうか)どうか”は最終的にジャッジの中心にくると思うので、まず目的を念頭に考えました。
もしここまで考えて「やる」と決めていた場合も、逆に誰に何と言われようが決断がゆるがない「決意」ができるかどうかはチェックしておきたいポイントです。
②人に相談して客観的な意見をもらう
自分の中の情報を整理してから次にやったことは、その情報についてとにかく「信頼できる人に客観的な意見をもらう」です。
誰でもいいからとにかく話を聞いてほしい!のではなく、あくまでビジネス的な観点で冷静で客観的な意見をくれる人をピックアップし、①で整理した内容についての判断材料を集めるため、2週間で以下のタイプ別の6人にどうにかお願いしてアポを取り、話しを聞くという行動を起こしました。
・昔から自分のことを知っている人
・そのキャリアについて詳しい人
・実際にそのキャリアを仕事にしている人
・信頼できる人生の先輩
・利害関係のあるプロ
・利害関係のないプロ
自分が決断するための判断材料を集められそうな人を人選したのはもちろん、この中の一人に会った時にこんなタイプの人の話も聞いた方がいいというアドバイスをもらった人もいました。全ての人の意見は無駄なものはひとつもなかったし、決断する上でとてもいい判断材料を与えてもらうことができ、なんとか自分が納得できる判断基準を集めた上で決断をすることができました。
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パラレルキャリアを始めようとした時に、よく考えすぎて行動できない、何からやっていいかわからない、という声を聞きます。
では、考えているのに行動できない状況を解消するための行動を一日一つでも決めて実行できているでしょうか。どんな悩みにも必ず自分の中に解決のヒントが隠れていて、行動の目的や自分の想い、それらに向き合って初めて前向きな行動を起こすことができるのです。
自分の行動を後から後悔するのは、自分が想像していた未来と起こる現実とのギャップが大きいからだと思うのですが、行動すると決断した後にそのギャップを埋めるのは自分の努力だし、決断の時点でのギャップを少しでも抑えるのはそれまでの自分の経験や情報収集による判断です。
「決断できないなら決断できるまで行動する」そうしているうちに、きっと自然と行動力がついてくる、そう考えています。
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