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週末のあれこれ

この週末に起きたことをつらつらと。


◎ 蒸しパン
最近、自分が蒸しパン好きであることに気づいた。
突然目覚めたわけではなく、昔から好きだったことに改めて気づいた、という感じ。キミはずっとボクの中にいたんだね。
一度自覚すると蒸しパンが食べたくてしょうがない。たまご蒸しパンや馬拉糕マーラーカオ、チーズ蒸しパンetc…色々あって全部LOVEだけど、1番好きなのは黒糖蒸しパン。でっかい三角形の、レーズンが入っているやつ。

食べたい食べたい!今すぐ食べたい!!

そう思って近所のスーパーに駆け込んだが、ない。
ここには置いてないのか…と思いもう一軒ハシゴ。

………ない。

ウソだろ。
ない、ない、どこにもない!

というわけで黒糖蒸しパン、食べられなかった。
代わりにセブンのくるみ蒸しパンを食う。
もっちりうまい。
これはこれでなかなか。

しかしどこにあるんだ黒糖蒸しパン。

◎ 歯医者の定期検診
約4ヶ月ぶりの歯医者。
最近、夜ご飯のあとに歯も磨かずにソファで寝落ちしてたから虫歯が心配だったが、とりあえず大丈夫そう。

今日はレントゲンも撮る。

レントゲン室に入り、袖無し防護服(?)に腕を通し、頭の回りをカメラがヒュンヒュンまわるやつをやる。
カメラが回り始めるとき、愉快なメロディが流れた。

『ディズニー アトラクション 宇宙 出発音』で検索したらヒットしそうなメロディ。

カメラが動きを止めるときもそれっぽい音が鳴っていた。歯医者でこんなに楽しいことある?

ヒュンヒュンまわるのとは別に、左右の歯をそれぞれスポットで撮影するやつもやる。
昔はピンクのニッチャリ歯にくっつく、装着感も味も不愉快な謎のガムを噛まされた記憶があるが、令和のこの時代ではそんなものは噛まない。
ようわからんプラスチックを噛んで終わり。
ニッチャリが歯にくっついて、家でうがいしたときにピンクの欠片と時間差で再会することも、もうないのだ。

虫歯はなかったが、食いしばり傾向にあるのがよろしくない、という話された。食いしばってるから舌に「あっこん」があるよとのこと。

あっこん…?悪の根源か…??

と思ったら「圧跡」だった。
舌に圧力がかかった跡が残っている状態なんだとか。
言われてみたら舌の側面がギザギザに凹んでいる。

必要ならマウスピースつくるから相談してね、
3,000円くらいだから、と言われる。意外と安い。

まぁ呼吸はしづらいから眠りにくいけどね、
とも言われる。いやまて、大問題じゃないか?

歯のこと "だけ" を考えたらマウスピースをつけた方がいいですよ〜と言い残して先生は去り、歯科衛生士さんにバトンタッチ。

最近ポケモンスリープを初めて睡眠本気勢になったので、マウスピースの導入は見送る。おれには守るべきカビゴンがいるから。

すまんな歯よ、おれはもう、お前だけの身体じゃないんだよ。睡眠1番、歯は2番。マウスピースはまだ要らない。まだ。

◎ 散歩イベント
都会を散歩するイベントに参加。
自分が何処を歩いているのか、全くもって把握できない人生を歩んできた。できるものなら土地勘というものを働かせてみたい。生まれ変わろう、新たなる自分へ。

というわけで意気揚々と家を出たが、電車に乗ったところでスマホを忘れたことに気づく。

やっちまった。

何が困るって、集合場所がわからない。
駅はわかるが、駅の何処に行けばいいんだ。
前日にチラッと読んだメールの文面を必死に思い出す。
東口でも西口でもない、なんか変な出口だった気がする。

まぁとりあえず駅まで行けばなんとかなるだろ。
スマホは忘れたくせに本は持ってきたから暇はしない。
あっという間に駅に着き、勘で出た改札がまさかのビンゴ。無事合流できた。あきらめないって大事。

散歩はめちゃめちゃ面白かった。
普段、自分がいかに遠回りしているかがよくわかった。そして街がもつ流れや、設計した人間の意図、歴史、構造、それらを意識せずに素通りしていることも。
今度ひとりでまた来よう。朝早く来て、人の少ない都心を徘徊しよう。

せっかくイベントに参加しても誰とも交流しないし、ひとりで再決行しようとするし、おれよ、本当に、そういうとこだぞ。でもそんなお前がかわいそかわいいね。

◎ 節分 de たまごサンド
ホームベーカリーでパンを焼く。
もう失敗しない。おいしいもっちもちのごはんパンが焼けた。成長してしまったな。

毎回、1斤を4回に分けて食べている。

今回は1切れは冷凍し、
残り3食分を朝・昼・晩で食べ尽くすコース。
朝は素パンで食べ、昼と夜用にたまごサンドを作る。作り終わったあとで、今日が節分であると知る。

今年は2/3じゃなくて2/2なんだと。

え〜たまごサンド作っちゃったよ。
恵方巻大好きなのに。
恵方巻というか、サラダ巻きが好き。
普段、サラダ巻きはカットして売られていることが多いので、長い巻物状態でガブりつけるのは節分のときくらいなのだ。

食べたかったな〜恵方巻〜〜
とブーたれながらたまごサンドを食す。
これはこれで美味い。

図らずとも、形が恵方巻のようにガブリつきスタイルのサンドイッチになっている。

写真が上手くなりたいですな


節分仕様の恵方たまごサンド


◎ 散髪とラプンツェル
美容院で小学生女児が「ラプンツェルに憧れて髪を伸ばしてるの!」と言っていた。美容師さんが「うちの娘もそうなんだよね〜」と返答する。

最近ラプンツェルを観たばかりなので、ついつい聞き耳を立ててしまう。そして思う。

ラプンツェルに憧れたら髪切るんじゃねぇか?

ラプンツェルの長い金髪は彼女にとって不自由の象徴みたいなもので、バッサリと髪を切って真実と自由を得るところが憧れポイントなんじゃないのか??

女児のお母さんが「ラプンツェル人気ですよね〜、かわいいですもんね〜」と会話を続けている。

本来の姿ではなく、仮の姿が「本体」として可愛がられる。その構造を「グロテスクだ」と思ってしまうが、他者と接する以上それは自分そのものではなく、他者と接する用の自分であり、なおかつ他者の目を介した姿が相手には見えているわけで、「本来の姿」など見せようがない。違和感を覚える方がおかしいのかもしれない。

多かれ少なかれ、他者に晒す姿は「仮の姿」であり、本来の姿が見えない以上、仮の姿を愛するしかない。

◎ 逃がした魚はデカいので捕まえにいく
友人に「恵方巻を食べ損ねた」と伝えたら、「食えばいいじゃん」と言われる。友人は割引の恵方巻を狙って夜のスーパーに乗り込むらしい。既にベーグルを2個食べているとのこと。

そうか、食べればいいのか。
夜ご飯が1回だけだと誰が決めた。


何度でも食えばいい
何度でもだ…!

食った数だけ、そのすべてが夜ご飯になる。
ごちそうさまでした。


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