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根拠あるWEBデザインのための無料統計分析サイト6選

こんにちは。デザイナーのChoiです。
デザインの仕事をしていると、悩んで作ったデザインが捨てられることをたびたび経験します。 デザインはあくまでも好みの分野だからです。 

そのようなことを避けるためにデザイナーは説得力のあるデザインを作るか、自分のデザインをうまく説明しなければなりません。 

このような時に役に立つ統計分析サイトをご紹介します。
企画から構築、メンテナンスの過程で使うこともでき、説得過程で信頼度を得ることも容易になるでしょう。

1.SimilarWeb(シミラーウェブ)

URLを入力するだけで、調べたいサービスのトラフィック・流入情報、関連アプリ、様々なランキングと使用中のSNSチャンネル、広告執行の有無、競合他社などが確認できるサービスです。クライアントが投げてくれる「ベンチマークモデル」や既存のサービスを初期分析し、多くの手がかりを集めることができます。よって初ミーティングから、内部統計を見ることなく信頼度を高めることができます。

想像してみてください。

「サービスリニューアルのために電話で問い合わせた後、エージェンシーを訪問したが、そこのデザイナーがサービスの情報や取り巻く環境をすでに把握している。」

契約したくなるのではないでしょうか。

2.Googleトレンド

検索語の統計が確認できるサービスです。主に市場分析、ユーザーの関心が強いキーワードを発掘する用途で活用されています。例えば、「クラウド関連サービス」を目的としているクライアントを相手にする際、「クラウド」というキーワードを先に検索して市場の推移を見てプロジェクトの成功の可能性を計算することができます。

その他、SEO(検索エンジンの最適化)のための様々なメニュー、タイトルなどの文言を定める際にも活用しやすいです。ユーザーがどんなキーワードを好むのか調べることができます。

3.StatCounter(スタットカウンター)

スタットカウンターはトラフィック分析サービスで有名なサイトです。 世界のブラウザ、モバイル機器、解像度などのシェアを国別統計で確認することができます。 世界は急速に変化しており、私たちが使用しているモバイル機器のシェアも急速に変化しています。 新しくプロジェクトを始めるなら、最新ユーザーが主に使用するモバイル機器とそれに伴う解像度をもう一度調べる必要があります。 アートボードを開く前に、スタットカウンターを使ってみてください。

4.VisualEyes(ビジュアルアイズ)

AirbnbとMicrosoftなどで使われているアイトラッキングシミュレーターです。AIがユーザーの視線を予測・分析し、ヒットマップ形式で結果を示します。試案やサービスをユーザーが利用した時、まずどの場所に視線が留まるのか、どの場所を好むのかを予め把握することができます。

元々は有料サービスでしたが、先日から一部機能が無料でサービスされています。Chrome、Sketch、figma、XDでエクステンション及びプラグイン形態でも使えます。

5.Google アナリティクス

あまりにも有名で、もはや説明など要らないGoogleの統計分析サービス「アナリティクス」です。「GA」とも言います。最近、「GA4」という名称で大々的な機能の追加及びアップグレードが行われ、その過程で従来ウェブに留まっていた機能がアプリにまで拡張されました。サーチコンソール(ウェブマスターツール)と共に、商品・サービスの維持・改善に大いに役立つサービスです。

6.Hotjar(ホットジャー)

ホットジャーは視覚的統計分析サービスです。数字に弱くてGoogleのアナリティクスが難しい方なら、こちらが代案になるでしょう。様々な統計と共に、ユーザーのカーソルの動線、クリックなどをヒットマップ方式で表示します。前述のビジュアルアイズがシミュレーターなら、これは「ファクト」です。サービスに適用し、実際のユーザーの様々なトラッキングが可能です。これによりUI・UXを改善していくことができます。ユーザーの動線を録画して表示する機能には驚かされます。ハッキングに近い機能だからです。

まとめ

最善を尽くしたデザインが評価切り下げられた時、デザインを裏付ける根拠が必要な時、既存のデザインを改修する時に使ってみてはいかがですか。慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、百の言葉より、一つの統計が役に立つでしょう。


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