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MINISODE3: TOMORROW【考察】

3/3(日)、ファンライブ終了後に新しいカムバックのロゴが発表されました。



「MINISODE3: TOMORROW」

GDAより

普通に見てたんですが「TOMORROW、ふーん」位にしか思っていませんでした。
めちゃくちゃTOMORROWって書いてありましたね。

アルバムロゴやらファンライブを見て今の段階で考えられる考察を少ししていこうかなと思います。

アルバムロゴについて

今までのアルバムの色が日周運動のようにぐるぐると回り、火花が散り新しいロゴへ。

アルバムロゴの色


今までのアルバム達

ここでひとつ気付きませんか?
日周運動といえば『The Dream Chapter: ETERNITY』を思い出しませんか?

The Dream Chapter: ETERNITY CONCEPT TRAILERより

星の位置も一致しています。
今回のアルバムロゴの最後に流れたモールス信号とアルバムタイトルは「TOMORROW」
そして「The Dream Chapter: ETERNITY」 TRAILERでフォーカスが当たっている人物はスビンです。
スビンの「Questioning Film - What do you see?」で流れる最後のモールス信号は「TOMORROW」です。
今回のアルバムの主軸である人物はスビンなのかもしれません。


・夢の章に戻りそうな演出

そしてさらに今回気になったのが、ファンライブ。

ファンライブの中にちらほらと『The Dream Chapter: ETERNITY』や過去作を思い出させる描写、そしてボムギュのTシャツの文字、ヨンジュンの「Guilty」など伏線のように感じられるものが出てきました。

ファンライブのオープニングでは5人が車を降りるシーンから始まり、そのあとは24時間営業中のゲームセンターの中へ。
5人が中に入ると電気がチカチカと暗転しはじめます。
窓は白く曇り、外の景色が冬に変わり、そして桜がはらはらと舞う春へ。
そしてライブが始まるという流れでした。

ゲームセンターといえば「943」(JP.ver)のゲームセンターを思い出させますね。
暗転のシーンは「ETERNALLY」のMVで起こった、別な世界線を見たときに5人が体験した地震と暗転のシーンを彷彿させますよね。

中間のVCRでは「Drama」を彷彿させる、皆が自転車に乗り走り回るシーンや「WE LOST THE SUMMER」に出てくる空間のようなところでメンバーが座っているシーン。
そして「THE CHAOS CHAPTER:FIGHT OR ESCAPE」のようにスケボーに乗っているシーンなど。
過去を彷彿させるシーンがたくさん出てきました。

ここで注目したのがヨンジュンです。

ヨンジュンは今回のファンライブのソロコーナーでは「Guilty」を披露。
昨年の年末頃から「Guilty」を色々な場で披露しています。
「Guilty」といえば…もうお分かりですね?

『The Dream Chapter: ETERNITY』のコンセプトフォト(PORT)に出てきた
ヨンジュンにつけられた「Guilty」の文字。

The Dream Chapter: ETERNITY CONCEPT PHOTOより


THE CHAOS CHAPTER:FREEZE』の「Magic」では有罪判決を受けていました。
もしかするとまた新たに犯罪を犯すのか、もしくはこの有罪判決を受けた理由が明らかになるかもしれません。

そして「Dream week 2024」が始まり、公開された「Blue Orangeade」ではテヒョンの服装が、過去でヨンジュンが943の頃にやっていた格好と似た感じのもので歌っていました。

943でぬいぐるみをぶら下げて付けるヨンジュン


Blue Orangeadeでぬいぐるみを下げて付けるテヒョン


これは恐らくスポだったのだろうと思うのですが、WeverseのMOAとのやり取りでも「0X1=LOVESONG」の頃のヨンジュンの画像を貼ったコメントに対して「いいね、あの頃に戻ろうか」と意味深なコメントを返していました。

追記
3月5日に出たコンセプトクリップでFREEZEの頃に戻ったような眼帯をしているヒュニンカイの動画が公開されました。
時期的にピッタリなのでスポだったのではないかと…

これらことを踏まえて考えると、次章では夢の章に再び戻るアルバムの流れなのではないかと考えられます。

そして今回明らかになっているのは、アルバムの題材が「星の王子様」だということです。

「星の王子様」

星の王子様のあらすじ

1人乗りの飛行機で旅をしていたパイロットがある時に
エンジントラブルで砂漠に不時着してしまいます。
そして、そこで小さな王子様に出会います。
その王子様は、自分の星で1輪しか無いバラの花を大事にお世話をしていましたが、些細なことでバラと喧嘩をして星を飛び出してきます。
そして6つの星を旅しながら様々な人達に出会い、最後は地球に辿り着きます。
辿り着いた先で、蛇やキツネ、パイロット出会い、一緒にいるうちに
誰かを愛することや大切さに気付かされるお話です。

実は、この物語は「星の王子様」というタイトルですが、主人公はパイロットであり、王子様ではありません。
不時着したパイロットがエンジンを修理しながら小さな王子のお話を聞いている物語です。

ある日、わがままなバラをお世話している時に些細な出来事がきっかけで王子様は星を飛び出していき別れてしまいます。

そして6つの星を転々とし、次は何処の星がおすすめかを最後の星の住人に聞くと地球を薦められ地球に来るのです。

地球に辿り着いた王子様は蛇にとキツネに出会い「愛する気持ち」と「大切なものは目に見えない」ことを学びます。
そして出会ったパイロットにこれまでの話をして、喧嘩してしまったバラと仲直りをする為に最終的には星に帰ってしまいます。

この物語をTXTに当てはめながら考察していきます。

・星の王子様とTXTの関連性

MINISODE 3︰TOMORROW 説明文

”僕達ここを離れてしまってもまたここで会おう”
あれは僕と君が一つの夢を見た時、お互いに誓った約束。
廃墟のような世界の中で夢を見失わずに生きていくのは、時には難しく疲れても、君との約束を守るためなら
僕は諦めずに進み続ける。
約束を交わした瞬間からすでに決まっていた古い未来。
僕達が共にする明日。
君に出会うために、今向かうよ。

この言葉から主軸になる人物を考えるとスビンではないでしょうか?
「すでに決まっていた古い未来」という言葉。
スビン以外は未来を分かっていません。(スタシカとは別と考えます)
「最悪の結末」も「星を目覚めさせる」ことも…
というのも「怖い夢を見る」という話をメンバーにはしてはいますが、未来の自分達の話をしているのはスビンのみです。
ただ、テヒョンも星の目で断片的に未来を見ることも可能です。
ですが、MVなどで出てくる未来を知ってる存在はスビンとして明かされているので、この語り手はスビンではないかと考えました。

・6つの星とTXTのアルバム

そしてTXT達が今まで発売したアルバムです。
星の王子様の物語では、バラと喧嘩をしてしまい離れてしまうという流れですが…
TXTのアルバムにも友人と別れてしまうアルバムがありますよね?
『The Dream Chapter: ETERNITY』です。
このアルバムではかつて仲間だった友人達と離れてしまいます。
TXTの世界観におけるバラの存在が昔の仲間なのかもしれません。

次に6つの星です。
星の王子様は6つの星を旅し、地球に辿り着きます。
TXTが友人達と別れてしまうアルバム『The Dream Chapter: ETERNITY』から前作までのアルバムまでが6作。
今作が7作目です。
その他にも「6」にまつわるものが。
MOA+5人で=「6」
TXTの活動期間は「6年目」に入りました。
そして忘れかけていた星にいた頃を思い出します。
星の王子様では、パイロットである主人公が王子様と出会った「6年後」に過ごした日々を思い出し、忘れそうになった大切な思い出を物語として残します。

これは偶然の一致なのでしょうか?

『The Dream Chapter: ETERNITY』(左一番下)から6枚

MINISODE3: TOMORROW Concept Trailer


そして3月6日、MINISODE3: TOMORROW Concept Trailerが公開になりました。
TXTとしては今までとは少し違うドラマテイストなものでしたね。
Nap of starを彷彿させるシーンが何ヶ所かありました。
Trailerを見て、どんなお話かわかりましたでしょうか?

Concept Trailerの流れ

王子様だった自分達が、過去の忘れていた存在を思い出し「もう忘れないよ」と誓うストーリーでした。

星にいた頃の回想から始まり、場面は事情聴取へ。
メンバーの前に座る警官の男が言います。

「君達の故郷が小惑星で、皆が王子様だったって?」
「俺はそんな信じられない話をどう信じればいいって言うんだ?」

そんなバカげた話はどこにあるとでも言いたそうな顔をして。

刑事にボムギュが問います。
「じゃあ、おじさんが刑事だって話をどう信じればいいんですか?」
するとポケットから警察手帳を見せる警官。
証拠を見せるんだよと言わんばかりの顔で。

「そろそろ本当の話をしてくれ」とハナから信じていない様子でした。
このシーンは「大人は目に見えるものだけを信じる」と伝えたかったのでしょうか?

そして場面は変わり「TOMORROW」と名付けられているキツネの展示場に移ります。
ヨンジュンだけ他の皆よりもフェネックギツネを気にかけています。
「君が夕方の4時に来るなら僕は3時から嬉しくなってくる」と書いてある手紙を見ながらキツネを見つめるヨンジュン。
自分に何か関係があるんだけれど「君の名前が思い出せない。ごめんね」と。
何者かがヨンジュンの頭を触るとアレンジされたDreamerが流れると共に「名前を思い出す儀式」のようなダンスを始めます。

そうして彼らはキツネが一体何だったのかを思い出し、ヨンジュンは展示場からキツネを連れて行ってしまいます。
窃盗の罪に問われたヨンジュンはバイクを使い逃げますが、転倒してしまいます。
ボムギュ達が何らかの力を使い、ヨンジュンを追っている警察の車を阻止しヨンジュンの元へ。

転倒した際にキツネがいなくなってしまい、落胆するヨンジュンの元にメンバーが集まります。
すると居なかったはずのキツネが現れて言います。
「やっと来てくれたんだね?ずっと君のことを待っていたのに」と。
そして彼らは「もう忘れないよ、永遠に」と誓って、キツネに駆け寄るシーンで終わりました。

今日から脱却し、明日へ向かう


窓を割り、展示場にいた「TOMORROW」(キツネ)を盗む行為が「今日」という殻を破り、「明日」へ向かうことを暗示しているのだと思います。
「僕達が共にいれる明日」を求めて彼らは走り出したんだと考えました。

この物語の違和感

さて、最後はめでたしで終わるように書かれていましたが…
最初の事情聴取のシーンでは、何故ヨンジュンだけ映らなかったのでしょうか?
もしかすると、あれは結末が最初に来ているパターンの作り方なのではないのでしょうか?

普段、バイトしたり遊んだり普通に過ごしていたTXT達でしたが、どうにもキツネが気になるヨンジュンが名前を思い出したことで、一緒に共にしていた事を思い出して、自分にとって大切な存在であるキツネを連れ出してしまう。

そしてヨンジュンは窃盗を犯したことから逃亡もしくは逮捕か…
警察はボムギュ達が車で阻止しようとした証拠が無かった為、罪には問われていない。
警官の男が見た時には既に車の中が無人だったから。

なのでヨンジュンと親しい人物として喫茶店のような場所で参考人として話を聞き出していたと考えると、
最初に映ったシーンで何故ヨンジュンがいなかったのか辻褄が合ってきます。
「そろそろ本当のことを言ってくれ」という言葉から、この警官の男とボムギュもしくは4人は度々会って話しているのかもしれません。
何度聞いても誰に聞いても同じ事しか言わないのであの言葉を言ったと考えられます。

途中、テヒョンが言った
「僕はその時知らなかった」
「カイ、お前はどうするの?」
という言葉。

僕はその時(結末を)知らなかったのでしょうか?
終始ふてぶてしい態度をとっていたテヒョンですが、こうなることを予測していたんだと思います。

彼には星の目があるのである程度の未来が見える。
あの計画をしていた時から、こうなることは予測していて警官に話しても信じてもらえない未来が見えていたのだと思います。

なので「カイ、お前は(こうなることを分かってるけど)どうするの?」と聞いていたんだと思います。

それと同様、パンドラの箱であるボムギュも何度やっても上手いかないことが分かっていて今回の出来事も無事には終われないと感じていたんでしょう。

そしてスビンは何を言っても信じてもらえないと知ってるからこそのだんまりだったんではないかと考えています。

結局、星には帰れたのか?
というのが気になるところですよね。
恐らくですが帰れていると思います。
物語が終わったあとのエンドロールで白昼に浮かぶ月とメンバーが星を走るシーンがあったことから、彼らは帰れたと考えます。
わざわざあのシーンを差し込むのはそういうことなのかなと。

これが正解かどうかは分かりませんが…

このチャプターで名前を思い出したので、あとは昔に戻るだけですね。
途中なんらかのトラブルやまたしても誘惑が来ると話は別ですが…
次章は夢の章で誓った約束の物語になりそうですね。

またこれからもコンセプトフォトの方も続々と出てくると思うのでnoteやXなどで考察していきたいと思います。

以上が現段階でできる考察でした。
また見ていただけると嬉しいです。