最速店長の挑戦日記④

◆インフルエンザでダウン

2019年度に入りいきなりインフルエンザにかかってしまい、新年早々お店も営業停止。前厄の年に初っ端から出鼻を挫かれてしまい、ロードバイクに2週間も乗らないという、15年前から乗り始めて以来初めての体験をしてしまいました。インフルエンザが完治してからすぐに厄払いに行ってきたのは言うまでもありません。
困ったのが【最速店長の挑戦日記】ネタである2019年1月初ブルベに、インフルエンザのせいで参加できなかったこと。冬場はレースやイベントが少ないので他の挑戦に切り替えるのはなかなか難しい。
なので今回は現在進行形の挑戦を引っ張り出してみたいと思います。

◆ロードバイクとの出会い

最速店長日記2017年1月号で書きましたが、最初はロードバイクの機能美に惹かれて自転車を始めました。それまでラグビーやアイスホッケー等、マイナーなスポーツを好んで楽しんでいましたが、ロードレースという、これまた日本ではマイナーな競技にはまってしまいました。
ピナレロ・プリンスSLに一目惚れし購入し、即レースに参戦しました。過去大会の平均速度だけで判断して、このレースなら勝てるかも！と今でいうJPTレベルの選手がひしめくミヤタカップにいきなり挑戦したりしました。勿論すぐに返り討ちに遭いました。

これまでどのスポーツもそつなくこなしてそこそこな成績を出していましたが、自転車競技に出会って初めてこのスポーツを極めてみたいという思いが芽生えました。
強くなりたい思いもありますが、いつしか「生涯現役自転車選手」を通すという長期に渡る挑戦に挑んでみたいと思いました。まだまだ道半ばですが色々と他の挑戦する中で、この「生涯現役」への挑戦をベースに自転車競技を楽しみつつ、それをまた広めるのが私のライフワークとなりました。

◆生涯現役への挑戦

誰しも一生を健康で過ごしたいと考えていると思います。それを達成するには当たり前のことですが肉体面では、適度な運動、美味しい食事、それとしっかりと休むこと。それ以上に精神面で、楽しみ、ストレスを極力軽減し、気力を持つことと考えています。
「人の行動は全て目標によって決まる。」というアドラー心理学の通り、
「生涯現役アスリート」でいようとする目標を優先順位第一に置けば、それらが達成できると思います。
ストレス無く過ごすには、生涯自分自身の世話をする為の資産構築も必須ですね。

自転車競技を長く楽しむには何が一番重要か考えると、なるべく怪我と落車をしないことに尽きると思います。落車は心も身体も自転車もかなりダメージを負います。私も自転車を始めた頃はよく落車したので、今までよく辞めなかったなと我ながら感心してしまいます。
モチベーションが高くても、自転車が大好きでも、度重なる落車で心が折れる場合もあります。ではどうすれば落車率を下げることが出来るようになるのでしょうか？
色々と要因はあると思いますが基本は重心バランスを掴むことだと思います。
自転車を走らせるにはまず左右のバランスをとれるように練習します。ただ進むだけだとこれでいいのですが、スポーツ自転車の場合は更に高い操舵性が求められるので、前後のバランスをとれるように練習しなければいけません。
下手だった私が何故多少走れるようになったかというと、やはり重心バランスを取ろうという「気付き」があったからだと思います。私の場合はマウンテンバイクで悪路を走ることで重心バランスに気づくことが出来ましたが、ロードバイクでも意識することで上手くなれると思います。まずはスタンディングにトライしてみることをお勧めします。

日頃から生涯現役の目標を掲げている私ですが、先日「生涯現役の定義は何？」と聞かれたのでまとめてみました。それは、

「命が終わる寸前まで、明日の挑戦を考えているアスリート」であること。