ごみ問題。東部環境美化センター視察
本日は、銘苅哲次南城市議(南部広域行政組合議会議長)にお誘い頂き、与那原町にあるごみ焼却処理施設(範囲は与那原町、西原町、南城市、八重瀬町)を視察しました。
築38年の老朽化によりガス冷却室1号、2号とも耐火壁の崩落し、現場を見せて頂きました。
その他排ガスのダイオキシン等を吸着させるバグフィルターも補修が必要な状況だそうです。
新聞報道でみなさんもご存知かと思いますが、糸豊環境美化センターと東部環境美化センターを統合する新ごみ処理施設・最終処分場予定地(八重瀬町具志頭)の建設計画が白紙撤回されました。
私たち組合議員にはまだ説明はなく、報道ベースでの確認ですが、
急ピッチで候補地募り、2年後を目処に予定地を決めるとしています。
それでも供用開始目標は当初の予定から10年遅れることになり、その頃には現在の施設が築50年を超えることになります。
市民生活と直結するごみ問題は待ったがきかない状況の中、どのような対策が打てるのか、24日の南部広域行政組合議会で議論となる予定です。
施設職員からも都市の発展とごみ問題はセットで考えなければならないという言葉がありました。
消費しすぎる社会のあり方を見直すこと、ごみ減量の取り組みを改めて市民と共に力を合わせて行う重要性を改めて実感します。
そして、どのような新施設にすべきだろうかと哲次さん、職員と意見交換もしました。
新施設は2施設を統合することから、ごみの処理量もかなり増え、熱利用の幅も大きくなります。
つまり例えば温水プールや銭湯が可能なエネルギー量になるということです。
そのような機能も供えれば、市民も活用でき、よりごみ処理ということ問題に近くなる環境もつくれるのではないかと思います。
私は東京時代に世田谷区のごみ収集アルバイトをしていましたが、収集センターには熱を利用した職員の銭湯が設置されていました。
そのような先進地もこれから視察に行ければと思います。
また、世田谷区は収集作業員は準公務員の扱いでした。
市民のライフラインであるごみ収集は本来そのような扱いであるべきじゃないかとも感じます。
計画の白紙撤回は大きな問題でありますが、この際にもっと機能性の高い新施設や作業員のあり方などを考えアイデアを出して行くべきではないかと思います。
お誘い頂いた哲次さん、ご説明頂いた職員の皆さんありがとうございました!✨
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