成約事例 天井高のある倉庫
今回の成約事例は、元材木店の倉庫物件です。
もともと材木の保管倉庫として使われていた物件のため、天井高が5m以上あり、非常に特徴的な物件でした。
天井高5m!?
今回の物件の特徴は何といっても、天井の高さです。
天井高が5m以上あり、非常に希少な物件です。それもそのはず、元々は材木店の倉庫として使われてきており、この特徴を活かすことが大事です。
さらに、ポイントとなるのが、入口部分です。両サイドにシャッターが取り付けられており、片方は電動シャッターとなっています。
そして、室内にも車で乗り入れることが出来るため、倉庫としての機能は非常に優れていました。
建物自体は、昭和41年築と古いですが、天井高さが必要になる配管パイプ資材や土木資材、板材の保管などに適した物件でした。
貸倉庫物件は少ない?
事業用の不動産をお探しの方は、思い当たる節があると思いますが、現在貸倉庫物件は非常に少ない状態が続いております。
原因の1つに貸倉庫物件数の少なさと、新たに供給される貸倉庫物件がないことです。
アパートやマンションは比較的新築物件として、供給されていますが、貸倉庫物件は新築で供給されることは少なく、むしろ老朽化などで解体されて、マンションなどに再建築させることが多いです。
つまり、貸倉庫は、古い物件でも借りたい方は多くいる状態が続いています。
募集をスタートして即申込
今回のケースは倉庫である上に、さらに天井高5m以上という希少な物件だった為、募集をスタートして直ぐに、内見・申込となりました。
入居者様は、設備リフォーム工事会社で、手狭になった倉庫物件からの移転案件となりました。
設備としても電動シャッターだったことが、非常に好感を持たれていました。
最近の電動シャッターは、手動で開閉装置のスイッチを操作しなくても、電動リモコンで稼働するタイプのシャッターがあります。今回は電動リモコン付きのシャッターだった為、1人でトラックから資材の搬出入の際に大活躍する設備でした。
老朽化が心配な建物について
貸主様の不動産を募集する際に、老朽化しており将来的には建替えたり、売却をお考えの方も多くいらっしゃいます。その為、建物の老朽化が心配、相続になった時には、売却をしたいから、賃貸することに懸念をお持ちの方もいらっしゃいます。
今回の事例では、普通賃貸借契約ではなく、定期建物賃貸借契約という形式で契約を行いました。
定期建物賃貸借は、契約で定めた期間が満了することにより、更新されることなく、確定的に賃貸借が終了する制度です。
通常の普通建物賃貸借契約においては、正当な事由がない限り賃貸借契約の更新を拒むことはできないものとされています(借地借家法28条参照)。
一方で、定期建物賃貸借契約は更新ができない賃貸借契約です。
したがって、更新されたくない、一定期間に限り賃貸に出したい、というニーズにこたえることができるようになっています。
当社では定期建物賃貸借契約の場合、公正証書を併せて作成しております。
また、更新契約は原則出来ないので、契約終了の1年前くらいから、貸主様の状況や建物の老朽化について確認を行い、再契約することもあります。
不動産の相談は・・
事業用物件で、貸せるかわからない。
貸したいけど不安があるという方は、一度ご相談くださいませ。
調布エリアを中心に多くの事例がありますので、不動産所有者様の「困った」を「良かった」にする提案が出来るようにお手伝い致します。
貸主さまと借主さまの架け橋に。
貸主さまの不動産の最有効活用をすることが、私たちの一つの使命です。貸主さまの想いを汲み取り、新たな借主さまをお探しして、所有不動産を有効に活用するお手伝いをいたします。そして長い間、貸主さまと借主さまとのご縁を、私たちは大切に紡いでいきます。